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こっちゃんポイント
鑑賞環境
★★★★
映画館
上映時間 107分 製作国 日本 公開情報 劇場公開 (東芝エンタテインメント) 初公開年月 2005/09/03 ジャンル コメディ/SF/青春
マジに暑すぎる夏、とある大学の「SF研究会」部室。SF研究などせずぐったりと夏休みを過ごす5人の男子学生と、2人の女性写真部員。前日にクーラーのリモコンが壊れて猛暑に悩まされるなか、ふと見ると部屋の隅に突然タイムマシンが!!!! 「ためしに昨日に帰って壊れる前のリモコン取ってこよう」と軽い気持ちで乗ってみたら、さぁ大変。想像もつかないような事態が次々と巻き起こって…!? (作品資料より)
タイムマシンというのは、科学者はもとより、SFに興味をもつ人種にとっては、ある意味憧れのマシンなわけでして。そんなマシンがもしもある日突然、目の前に現れたらどーする?なんていうお話なんですが、せっかくのタイムマシーンの使い方がダサ過ぎて最高!だって、昨日へ戻って壊れる前のエアコンのリモコンを取ってこようってコトになっちゃうんだから(笑)この映画のタイムトラベルは、たった1日分なんです。
とにかくウダルような夏の最中。決して熱心な思いから活動しているとは思えないとある大学の『SF研究会 』。このメンバーのテンションはとにかく高く、そして楽しい。全てがボケだから、抑えがきかない。「人生、何がそんなに楽しいか?」と、聞きたくなるほど楽しそうな大学Lifeを送っている。そんなある日、エアコンのリモコンがコーラに濡れて壊れちゃう。耐えられないホドの暑さ。夏はまだまだ終わらない。意味なくオセロに集中してみたりするけど、暑さを忘れるどころか、増すばかりなのでありマス。
本筋を支えるこのメンバーのキャラクターは、とっても貴重ですね。さりげないやり取りや、ポッ!と飛び出す一言がとにかく楽しいんです。ハッキリ言って始まってからしばらくの間、何が言いたいのか、何がやりたいのか全く分からない。どうして、こんなシーンを入れたのかな?なんて思いながらも、観ていました。ところが、タイムマシンの登場から、事態は一転!物語の繋がりが実に明確に表現されて行くのです。この感覚は、タイムトラベルならではの楽しさとでもいいましょうか。あ、そうそう! たしか「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でもこんなカンジあったなぁ。「あ、ここがこうだったから、こういう事になったのか~」ってなカンジのネ。この映画の中で登場する映画館で、次回上映作もこの「バック・トゥ・ザ・フューチャー」って言うのが笑わせます。もうレンタルでも随分旧作扱いのこの映画を、今更上映するなんて・・・・・。そりゃぁこの映画館潰れるわ(笑)
SF研の顧問であるホセ(外人ではない。名前が保積だから)が言うには、
「過去を変えれば未来が変わるなんてそんなモンじゃない!未来がなくなるんだ!」
そんな話が出た途端、一同大慌て!昨日へ行ってリモコンを取って来ちゃったら、未来が無くなっちゃう。つまり自分もいなくなっちゃうってコトで、昨日を元通りにするために行ったり来たりのプチ・トラベルをする破目になっちゃうのでした。
この【つじつま合わせ】っていうか、【因果関係】を辿る感覚が、とっても楽しめる作品でした。ある意味、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」よりも複雑に感じる部分もありますが、コレはなかなか練られたシナリオですね~。意外なほど楽しめました。
ホセ役の佐々木蔵之介はなかなか良かった。SF研の顧問というのがピッタリ!彼が、タイムマシンを見てメモを取り「将来作ってみよう」なんて言うのは、完全に「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のドクの姿そのもの。ここでもオマージュを捧げた形になるのでしょうね。主役の瑛太は演技に関してはまだまだなのかなって思う部分もあるんですけど、この役柄には良くハマってました。最近人気の上野樹里ちゃんは、この映画ではボケていません。結構ちゃんとしたヒロインでしたよ。
物語のラストもなかなか良いです!
「あらかじめ決められた未来の枠に滑り込む」
・・・なるほどネ。
エンドクレジットで、たしか「#01」なんて文字見えましたけど、あれ?これって続編考えてるんですか?もしかして3部作?(笑)監督は「踊る大走査線」シリーズの、本広克行カントク。こっちゃん大好きなカントクさんです。続編が出来てもきっと面白いだろうなぁ。
そーいえば、こんな話をどこかで耳にしたことがあります。「子供の頃の夢で、まだ叶わないのは宇宙旅行とタイムマシンだね・・・・・。」 宇宙旅行はじきに叶うでしょうネ。でも、このタイムトラベルというのは、『あり得ない科学』とも言われているそうで・・・・・でも、どうかなぁ?そもそも「電話が持ち歩ける。どこでも電話がかけることが出来る。」という事は、子供の頃には信じられなかった。それが、今や当たり前にケータイを持ち歩き、それで音楽を取り込んだり、TVを見たり、強いてはTVを録画したり出来る時代になってしまったのですから。
科学は加速度的に進歩するモノだと誰もが感心できる時代になったんです。そう考えると、このタイムマシンが不可能な事とは思いたくはないのですよ。
でも、仮にもこんなのが出来ちゃったら、またまた暗い未来に繋がっちゃうのかな?軍事的に利用されたり、犯罪も複雑化したり・・・。
意味なくまた、「マイノリティ・リポート」が観たくなっちゃったりして。
《2006.07.22記事一部改訂》
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タイムマシーンを使ってみる理由があほすぎて、おいら好みです。(笑)
ガンダムに乗るのが夢のおいらですが、タイムマシーンも夢のひとつですね。(笑)
歴史をいじりたい。とは思わないですが、関ケ原の戦いや桶狭間の戦いをライブで見てみたい。
SF研究会の部室にもガンダムのポスターが貼ってあるし(笑)
桶狭間の戦いの観戦ですか?
流れ矢に当たらないようにね。
こっちゃん
こうゆう力の抜けたSF映画って、
なかなかいいよねぇ♪
人間の想像力で想像できるものは、
実現可能だけど、タイムマシンだけは、
理論上絶対無理だって言われてるよね。
だからこそタイムマシンモノって
面白い映画が多いのかもね。
あたしも今週チャリチョコ行けなかったよ
今週末こそ!って思ってます
あとでゆっくり返事しますね!
今日はこれから「私の頭の中の消しゴム」試写会に行ってきますねぇ~
この大学生の悪ノリっぷりも楽しくて
どこへ転がるのか分からないような展開に
けっこうワクワクしました。
やっぱりタイムマシンって無理なんかなぁ?
いつの日か・・・・。
できればこっちゃんも乗ってみたいモンねやっぱり。
昨日には戻らないだろうケド。
こっちゃん
この感覚は楽しいですね。
「あ!そーかー」なんて納得したり
ビックリしたりもあったなぁ。
とにかく面白かったヨ!
やっぱり邦画好き・・・さんの言った通りでした。
観てよかった~。
「私の頭の中の消しゴム」の試写会良いですね~?
あれ、もしかして、こっちゃんのお友達のmクンと同じ会場かな~?
二人会ってたりして。
となりの椅子だったりしてネ(笑)
いいな~。
楽しんできてね~。
こっちゃん
でも理論上、未来には行けるけど、過去には行けないそうな。
う~ん、相対性り~ろん。
あちゃちゃ~。
楽しみ半減だなぁ~。
時間って不思議だね~こう考えると。
どっちかって言うと過去に行きたいんだよね~。
過去に行って「未来人」と呼ばれたいの!
かずろぐさんは未来派?
こっちゃん
本広克行監督だしね、期待してるんだ~~。
楽しそうだよね~~
やっぱし、2・3はありそうですね。
くまたん、ハリウッドNO.1が「バック・ツゥ・ザ~~」なんで、楽しみですね。でも、瑛太はちょっとまだまだ主役には物足りなかったような。。
もっと、がんばって欲しいですね。
ビフはいないのかな?
アインシュタインがケチャって?