こっちゃんポイント ★★★
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東京の出版社で働く岸本香織は、とあるスキャンダル記事の責任を問われて、福岡のタウン誌の編集部に異動させられた。そこで香織は、一枚のハガキに目を留める。それは『昭和30年代から40年代の中頃にかけて、下関の映画館にいた幕間芸人を探してほしい』という投書だった。やがて件の映画館"みなと座"を訪れた香織は、幕間芸人・安川と、彼の家族の悲しい過去を知るのだが…。
(NTT-X store商品解説より抜粋)
映画の幕間(まくあい)に、歌や芸で楽しませる芸人がその昔、下関の映画館におったそうな。
これは”そんな昔”を追いかける女性記者の目線で過去を振り返るお話。
女性記者の役は、「親指さがし」「のど自慢」の伊藤歩。
昭和の中頃に全盛を迎えていた映画館の様子や、
当時の裏舞台の様子などを交えながら、哀愁たっぷりに語られて行きます。
映画館の上映ミスを繋ぐための即興舞台で、客を沸かせる安川修平。
そしてその舞台は、この映画館の名物に。
映画館がシネコン化され、看板描きの看板も必要となくなった今とは違い、
こんな人が受け入れられていた時代がちょっとだけ羨ましくなってしまいます。
ビデオもDVDもない時代。ホームシアターもハイビジョンもない時代。
人はみな映画館で映画を観ました。
映画はその時代を映し出し白黒からカラーヘ。やがて斜陽の時代を迎えて行きます。
そして安川も舞台を降りるのでした・・・。
後半映画は、在日朝鮮人への偏見などを織り込みながら、
家族の愛や父娘の絆を中心に進みますが、話としては最後までエエ話で結んでゆきます。
ただ個人的には、この後半のもたつき具合と、藤井隆の修平役が・・・なあ。
藤井隆キャスティングの理由は”同じピン芸人”だからってこと?
それだけでは説得力に欠けてしまいます。
修平の舞台を「良いなあ」と思えない分、感情がつい足踏みしてしまいました。
でも、”映画に対する愛”のある映画です。
待合ロビーのシートやホールのドア。
ツギハギされたガムテープには、人たちの笑いや涙がいっぱい染み込んでいるようでした。
【作品】カーテンコール 【橋本香織】伊藤歩 【監督】佐々部清 【安川修平】藤井隆 【美里】鶴田真由
でも藤井隆はイメージが強すぎるよなぁ~。
ちょっと演技がしつこい感じではないのかな、彼は?
自分も「ブログ・ピン芸人」を目指してます。
・・・どういう芸人やネン!?( ̄∀ ̄*)
これは、その年代にスポットをあてたのでしょうね。
あ! やみブロのピン芸人発見。
ってことは藤井隆が☆2個ぐらい減点させているのか?(´▽`*)アハハ
かすかに昔の映画館だった頃の記憶がありますよ~。
やっぱり便利だしキレイなのはいいけど、
たまにすっごいボロい映画館を見ると
心の中で「がんばれ~」って応援したくなりますよね。
藤井隆さんの演技って見た事ないかも?
(○ ̄ ~  ̄○;)ウーン・・・ビミョーっすか?
いかにもお題が洋画ぽいね。
藤井くんの修平役は、ダメでしたか?
そりゃー残念だー。
ときには、いい演技してるのにね。
ストーリーの展開は現在が中心ですが、
回想シーンがそこにいっぱい刺さってくるカンジです。
藤井隆はね、演技というにはびみょ~だな。
修平の芸を見ているつもりになろうとしても、
どうしても藤井隆にしか見えないの。
そこが、ね。
かぶさんは立派なエロぴん芸人ですよ。
▼くまたんへ
そうだね。
古き良き時代を遠い眼差しで見つめる。
そんな映画でもありましたね。
昔の映画館て本当に盛り上がってたんだね。
今では立ち見って現象すらありませんからね。
毎回総入れ替え制だし。
好きな映画を一日中何度も観るって出来なくなったよね。
かぶさんがヤミブロのピン芸人?
▼mくんへ
うーん(○ ̄ ~  ̄○;)
やっぱ、そういうコトかなあ。(笑)
あとね、後半展開がモタつくんだよ。
そこがね。
▼miyuさんへ
今はシネコン以外は実際キツイでしょうねえ。
良い映画を選りすぐって上映してくれるミニシアターなんかは
いつまでも残って欲しいよね。
この映画の中の映画館もチャン・イーモゥの
「あの子をさがして」を上映してたりして。
「良い映画なんやけど」という館長のボヤキがなんとも切ない感じでね。
藤井隆の芸は結構軽いです。
スクリーンに映えるほどのオーラは感じませんでした。
残念ー!
▼にげらさんへ
ふふ。そうかもね。
でもこれは日本映画ですよ。ばりばり。
キャスティングはこっちゃんには合いませんでした。
周りの脇役はみんな好きだったのにな。
最後、娘が父を訪ねるに至る心の変化を、もう少し丁寧に描いて欲しかったですね。
でもね、我が映画祭ではそれを許して余りあるサプライズがあったんですよ。
老いてからの安川修平役を演じた井上堯之さんが、舞台挨拶に来てくれたんです!
この映画祭は、普段は映画以外に使われる多目的ホールで行うため、雰囲気がこの物語に出てくる映画館に重なるんです。
その舞台へ、本当に安川修平が現れてしまったんですから、お客さんは大喜び。我々映画祭実行委員も「してやったり」という感じでした。
一応、そのことを含む記事をTBさせていただきます。
でも、他の事も一緒に書いているので、もし不適切でしたら遠慮なく削除しちゃってくださいね。
ではまた!
最後の最後で鶴田真由の心境の変化が
やっつけみたいになってました。
シキシマ博士映画祭には井上堯之さんが?
それは凄い!
スパイダースのネタなんかも映画にはありましたが、
井上さんの存在がこの映画を最後で締めてくれましたもの。
藤井隆には残念ながら感情移入出来ませんでした。
TBありがとうございます。
不適切だなんてとんでもない。どもね。
聞いただけで、きゅ~んとなりますな~
今は、みんなシネコンだもんね
私が学生の時(函館)
みた映画館は、全滅だよ~
さみしいね~
キュンとなりますかー。
たしかにねー。
シネコンは便利でキレイだけど、
それだけが映画館じゃないものね。
さみしいよ~