黒坂黒太郎コカリナブログ

黒坂黒太郎のコカリナコンサート活動、東日本大震災被災地支援活動など

山田みどりさん逝去について

2020-01-29 11:39:49 | 情報
 日本コカリナ協会の理事でもあり、被爆二世の会の活動を熱心に続けてこられた山田みどりさんが1月27日逝去されました。お父さんとお兄さん二人が広島の被爆者である山田さんは昨年11月11日カーネギーホールで行われたコカリナコンサートで、自らの体験を、ニューヨークのゴスペルグループの曲に乗せ朗読、ニューヨークの観衆からスタンディングオベーションを受けました。また、この1月11日には被爆者のお兄さんのことを語った「じろうちゃんの道」を私のコカリナと矢口周美の歌をバックに朗読するコンサートを2ステージもこなしていました。30代で乳がんを発病、転移とも戦いながら、日本各地へ、ニューヨークへ出向き、ノーモアヒロシマを訴え続け来た壮絶な人生でした。
葬儀は家族のみで行う密葬だそうです。2月下旬から3月上旬にかけて「しのぶ会」を行う予定です。ご冥福をお祈りします。

2月15日 すみだトリフォニー大ホールで 45周年コンサート

2020-01-27 09:30:30 | 情報
25歳の時、キングレコードからデビュー。それから45年。いろいろありながらもなんとか音楽の道を歩んでくることができました。大きな事務所にも属さない一介の「野を行くミュージシャン」がここまで来られたのも、全国津々浦々で、その地に根付き生きている皆さんが支えてくれたおかげです。コンサートの数は5000回を越えました。応援してくださった皆さんへの感謝をこめて、45周年を行います。コンサートの前半は「WE CAN STAND」「夕張の子」などの歌を。後半はコカリナの世界を展開します。歌の部分も、コカリナアンサンブルの皆さんが優しい音色でバックを務めてくれます。これは初めての試みです。プロミュージシャンもピアノの宇戸俊秀さん、パーカッション・ハーモニカの松田幸一さん、ギターの小堀浩さんがしっかり支えてくれます。カーネギーでも大好評だった「さくら国際高校のダンス部」の皆さんが学徒出陣で散った若者たちのために創った「青春の森」を振り付け、踊ってくださいます。長野山ノ内町からはバスで駆けつけてくださるとか・・。 寒い時ですが、お出かけください。