「アマチュア創作詰碁」という本をブックオフで入手。
「月刊碁学」の別冊で、著者は岩田昇二氏。
アマチュアの詰碁集というと、私はこの他一冊しか知らない。
詰将棋には「詰将棋パラダイス」という同人誌があり、「将棋世界」にも毎月読者から投稿がある。
アマチュアの単行本もそれなりにある。
以前も書いたが、詰碁と似てゐながらも対照的だ。
その理由は両者のパズル性の違いもさりながら、創作詰碁を作れるような棋力の持ち主は、すべからく皆プロになってしまうからではなかろうか?
ふと、そんなことを考えた。
「月刊碁学」の別冊で、著者は岩田昇二氏。
アマチュアの詰碁集というと、私はこの他一冊しか知らない。
詰将棋には「詰将棋パラダイス」という同人誌があり、「将棋世界」にも毎月読者から投稿がある。
アマチュアの単行本もそれなりにある。
以前も書いたが、詰碁と似てゐながらも対照的だ。
その理由は両者のパズル性の違いもさりながら、創作詰碁を作れるような棋力の持ち主は、すべからく皆プロになってしまうからではなかろうか?
ふと、そんなことを考えた。
著者の塚本惠一氏は詰碁作家として有名な方のようなので、プロといってもいいのかももしれません。
詰将棋でも「とんでもない作品を発表していたことがある」らしいので、GO!さんもご存知かもしれませんね。
(http://stone.dialog.jp/archives/tsumego/)
詰碁の基本的な解説+基本手筋50題、初級者からニ、三段クラス向けの問題40題、高段者向けの創作問題「算月」30題の三部構成です。
問題数は少なめですが、基本死活や詰碁の読み方の説明が大変丁寧に書かれているので、詰碁苦手な私のような人間にはありがたい気がします。
それと、参考文献の一覧が掲載されているなど、好感が持てます。
実はこの本、購入するのに少々苦労しました。
アマゾンで新品を注文できるようだったのですが、数ヶ月経ってから結局入手できないという返事がきてダメ(今は違うかもしれませんが)。出版社のHPをみると書店に注文しろとあったので八重洲ブックセンターに注文したけれど1週間後に入手不可の返事。あきらめきれず出版社と販売会社にそれぞれ電話し、再度八重洲ブックセンターに注文してようやく手にすることができました。
入手に苦労したわりにはさっと斜め読みしただけで書棚に飾っていたのを、最近あらためて読み始めたところです。
性分のせいか、色々手を出して何も身につかないパターンを繰り返しており、詰碁の本もだいぶたまってしまいましたが、しばらく「算月」に取り組んでみようと思います。
> 私はこの他一冊しか知らない。
の一冊のことが、件の「算月」でした。
詰将棋作品の方は作家も多いですし、私も全く詳しくないので、生憎存じ上げていませんが。
「算月」は実はブックオフの105円コーナーで見かけたことがあり、価値がわからなかった当時
「30問しかオリジナルがないのではなぁ」
と見送った記憶があります。
それが本当に「算月」だったのか怪しいほど、当事は関心がありませんでした。
価値を知った後にも古書店で見かけたのですが、どうしても「30問」という量に引っかかるケチくささが仇となって、入手せずじまいです。
入門レベルから勉強したい人向けにどれか1冊を、といった場合に、「算月」も候補にはなるだろうと思います。それでもややお高めかもしれませんが。
私は棋力が伸びないのは読みの土台がなっていないからだろうと思い、強くなることを夢見つつ、取り組んでいるところです。
ちなみに、これもご存知かもしれませんが、「詰碁を楽しむ会」のHPに行くと、塚本惠一氏など複数の方の詰碁が、古作も含め500問近く掲載されています。
HPを見る分には会費はかからないみたいですから、随分お徳ですね。
(バックナンバーは無いとのことでした。)
このHPは知りませんでした。
じっくりみてみたいと思います。
http://www.h-eba.com/tsumego/
詰将棋の「詰将棋パラダイス(通称:詰パラ)」に相当する、季刊誌も発行されているのですね。
となると、当記事の見解も、やや見当はずれでしょうか。
「創作詰碁100題」「実戦死活100題」からなるボリューム満点の一冊とのことです。
「実戦死活100題」は、詰碁を楽しむ会の会報に、「実戦死活百型」として10回にわたって連載されていたものがもとになっているのではないかと推測されます。会報のバックナンバーがないと聞いて残念に思っていたのですが、こういう形で本になったんだなあと思いました。
出たら私は購入すると思います。是非GO!さんの辛口コメントも聞かせてください。
私も気になっています。
個人的には「算月」と被っている問題があるのかどうか(持っていない私としてはどちらでも構いませんが)、asunarouさんに考察をお願いしたいと思っていました。
いかがでしょうか(笑)?
来週は2回目の記念碁ですね。
頑張ってください。