対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
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棋士は囲碁が好き?

2007-01-24 23:55:55 | 雑談
我ながら愚問を、タイトルに据えたものだと思う。

愛染さんのブログにこういう記述があった。
21路で打った人の(多分プロ)感想は両極端です。
 『広すぎてとらえどころが無くてつまらなかった』と『それなりに面白かった』


後者の「それなりに…」も気になるが、分からないのが前者。
「つまらなかった」とまでいう19路に拘る、その理由とは何なのだろうか?
「広すぎる」から「手筋が手筋でなくなった」り、「死活が変わってくる」わけでもあるまい。
多少、対局時間の増える煩わしさはあろうが。
精々、今までの「マニュアル」に修正が求められるぐらいで、結局は「読み」と「構想力」にいきつくだろうに…。
そんなことを言っていたら、「置碁」ですら「つまらない」ということになる。
批判など強い意味合いではなく、単純に「何故なのか見当がつかない」。

そこでタイトルの疑問が浮かんだというわけ。

もっとも愛染さんも「(多分プロ)」としているわけだし、受け売りの受け売りだから、あまり細かく詮索しても仕方ない。
それに愛染さん自身も「9路盤だと別のゲームのように感じる」と述べておられるし、私が鈍いところもあるのだろう。
確かに9路ぐらいまで小さくなると、「別のゲームのように感じる」という感覚は理解できる。

もう一つ思い起こしたのは、「大逆転将棋2007」の中での羽生プロの姿。
番組中で提供される様々な趣向将棋を、羽生プロが実に楽しそうに眺め、
「いや、実際どう指すのかいろいろと考えていました」
とコメントしていたのが、実に印象的だった。
この人は本当に将棋好きなのだなと。
そこにどうしても、「つまらない」と仰った棋士(?)と落差を感じてしまうのだ。
やはり「好き」というのは、トップに立つための「十分」条件でないにしても、「必要」条件なのか?

冒頭に戻って、ほとんどの棋士が囲碁を好きだとは思うのだが、中には
「職業として仕方なくやっている」
という棋士もおられるかもしれない。
些かファンとしては夢を感じない話だが、我々だって
「好きでないけれど、活きていくために仕方なく仕事している」
人だった多いわけだから、とやかく言えることでもない。
スポーツ選手と似ていながら、スポーツ選手のようには「引退」出来ない面も考慮されるべきだろう。

もっともほとんどのスポーツ選手は、引退後が大変だから一概に比較出来ない話でもある。

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