対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

第4回宝酒造杯東京大会1に参加してきた【3】

2011-05-26 05:50:15 | 棋譜
つづき

【実戦図3(63~99手まで)】


黒1から黒3と切り離されて攻め合い。

何故か打っているときに目分量で
「この攻め合いは何とかなるだろう」
と考えていたのだけれど、
黒9とアテられた辺りで初めて、黒はワタリが残っているので
全然、攻め合いにならないことに気づいて青くなった。

そこで周回遅れの証文ながら(?)
ここで白16のキリを持ち出したが、明らかに手順前後。
左辺がこんな焦土となっては効果は薄い。

それでも白28から4子取りを含みに、白34と担ぎ出すという
ムチャクチャな手順を文字通り捻り出してみたが、
そこで打った白36が痛恨の一手パス+1目損
黒37と打たれてさすがにポーカーフェースとはいかず、
思わず天を仰いでしまった。

尤も予定通り白Aに打っても、ここは形が白悪すぎるので、
かえって被害が大きくなる可能性もあったけれど、
相手の方の打ち方次第では、ややこしい余地が残されていた。
まぁ、それを期待して打っちゃいけないんですけどね。

【終局図】


上が終局直後の様子。

その後も未練がましく打ち続け、右下の壁も壁攻めをくらうという惨状。
ただそのドサクサで
「『先手がまわれば』黒の大石を捕獲」という戦果(?)を挙げて
淡い期待を抱いたが、結局その先手はまわってこず。
右上をシノいでいるうちに、その大石を逃げ出されてジ・エンド。

最後は時間もほとんどなくなり、正にヤツキカタナオーレといった惨状で投了となりました。

さらば「免状」!
さらば「天下初段」!
こんにちは、裏街道

(つづく)


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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こっ、 (hexagoban)
2011-05-26 09:12:35
これが・・・・初段戦っすか?
レベル晋作、おっと高杉。

「宝酒造初段」と言った方がいいと思います。
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宝酒造初段 (しゃば)
2011-05-26 11:41:06
1回戦から実質優勝戦みたいでしたね。
あんな席にすわっちゃダメですって。

といいながら、私も軽~く2敗。
hexaさん、秋はみんなで「宝酒造初段」戦にチャレンジしませう。(笑)

あいかわらず棋譜とりできないので、終局を写真撮っちゃうっていい手かも。
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おそらく (ゆえ)
2011-05-26 18:05:47
白52からの自滅に見えますね。
はっきり言って黒の打ち方はヒドすぎで初段には見えないです。
迷いが無ければ負ける相手では無かったでしょう。
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感想 (GO!)
2011-05-26 21:02:00
負けた立場なので相手の方については何もないですが、
本局に関してはゆえさんの仰る通り、
ハッキリ自滅ですね。

最初に書いた通り、自分に負けるという典型パターン。

まぁ、要はまだ心技体に実力が備わっていない
ということなのだと思います。
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写真撮り (GO!)
2011-05-26 21:06:47
>しゃばさん

この方法はアマ朝日名人戦の東京予選を何故か見学した時に
参加されていた方がやっているのをみて
「なるほど上手い手だ」
と感心して拝借した手段です。

チャリティーの際の光永先生との指導碁では、
途中の経過も撮影しました。
後で再現しやすいですよ。

ただ当然、相手の方に断る必要があるでしょうが。

本当は今大会も対局中の要所で撮影したかったのだけれど、
さすがにそこまお願いする度胸がありませんでした。
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