対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
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第4回宝酒造杯東京大会1に参加してきた【2】

2011-05-24 22:15:15 | 棋譜
碁的さいたまでも入手できるようになったようですよ。
全国配布の目処や、vol.4のPDF化配布も着々と進んでいるそうです。
試しにiPad碁的のPDF版を開いてみたら、とても似合ってました。

つづき

【再掲 実戦図1(1~52手まで)】


ジャブにめげずに方針通り簡明定石を心がけ、
白16までは、まぁ、こんなところ。

黒17に対して三々入りを期待してハサんでみたが、
ハサみ、未だ苦手意識があるのよね。

黒19の両ガカリからハネなしの三々と変化してこられて、
やっぱりやるんじゃなかったかと少し後悔。

27とノビる前に黒23とハネて来たので、
27の方をオサえることも考えたが、もう一つ乗り気になれず、
最初の予定通り白24とオサえる。

白28もちょっと迷ったところで黒29とブツかるのも考えた。
が、こういう「トガめてやろう」という意識は大抵危ないので自重。

相手の方も調子ののったのか、
黒が29のブツカリ一本で間に合わせ、
黒31と妙なところに打ってきて、また惑わしてくる。

小考の末、白32とこちらの三々に入れば黒31の石がボケると考えた。
未だその考え方自体は悪くなかったと思う。

黒も先手を譲りたくなかったようで、黒Aと打たず手を抜いて、
黒43の打ち込みから黒45と動き出して、模様の中での生きを狙う。

黒51をみて「この一団への攻めはなくなったな」
と判断して左辺に向かってしまったが、
何はともあれ封鎖して、小さい生きを強いるべきだったか?

尤も白52は打ちたくてウズウズしていた手。
黒Aに石がないので左下の黒はそれほど強くもなく、
この打ち込みも十分成立するだろうと考えた。

【実戦図2(53~62手まで)】


実戦図2白4が中途半端で後悔している。
打っているときに
「白Aは『攻める石にツケるな』で良くないなぁ」
と考えたことをハッキリ覚えているが、
今見れば白A黒B白C黒5というような展開で、
どこかで黒もデギリを防いで手を戻さないといけないだろうから、
そこで白10とハサんで行くような展開だったか?

あるいは白4で2子を軽く見て、
今度は左下に働きかける展開だったかもしれない。

また白8・10も格好のツケすぎで、
一歩でも早く左辺星の石を捕獲しようという焦りがみえる。

白10ではまだしも、白Dと打ってダメを詰めておくのだった。

(つづく)


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2 コメント

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どっちつかず (みんみん)
2011-05-25 01:58:26
対局中の迷いが着手に現れていますね。
黒3までの局面で白は単に荒らせばよいと思えば白4でC9と打てばいいのです。
しかしC6と黒に守られてしまうと小利に甘んじることになります。
大儲けをたくらむならば4ではAに付けて戦線を拡大し、C5のキリに回らないといけません。
決戦するか、長期戦にするか方針が定まっていなかったようですね。
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その通りです (GO!)
2011-05-25 05:17:11
C9も当然視野に入れての着手だったのですが、
大きく包囲されて、いろいろ迷ったのが
着手にも出てしまいました。

この局面ではC9と打ってC6の地点を守らせれば、
自分の注文通りだったかなと反省しています。
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