対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

囲碁界日程の不思議

2006-11-09 22:55:23 | 雑談
プロ棋戦のネット観戦は「幽玄の間」(またはタイゼム)で。

というのは大分ネットユーザーには浸透してきたように思う。
窓使いにしか観ることは出来ないし、一部有料会員限定のものもあるが、これをとやかくいうつもりはない。

ただサービスの質という面で、有料会員には一定のペースで観戦出来る棋戦を提供する必要はあるかと思う。
あまり閑散期があるのは望ましくない。
真夏のダダ熱いときや年末年始は別にしても、毎月一定額の料金をとっている以上、それに見合う対価も一定である必要があると思う。
私の感覚だとNHK杯などのテレビ棋戦以外に、せめて1週間に1局ぐらいのペースで、有料会員はプロの碁を観戦したいのでは?

そういう意味で先週の木曜日、11月2日における重要対局のブッキングは少しどうかと思った。
本因坊戦第1日と、天元戦。
この「タイトル戦の重複」だけでもちょっと疑問なのだが、加えて棋聖戦挑戦者決定戦、そして関西棋院第一位戦の第1局まであったというではないか。
当然………かどうか怪しいが全部中継とはいかず、棋聖戦挑戦者決定戦の中継はなかったようだ。

これでは序列第1位の挑戦者を決める、対局の意義が問われるのではなかろうか?
わざわざ2組のリーグを開催し、その勝者によるプレーオフにする意味がないではないか?

また王座戦と天元戦の日程が被っているのも不思議。
被れば被るほど手合いの調整が難しいように感じるのだけれど、何故このような進行になるのだろう?
将棋とならともかく、同じ囲碁のタイトル戦の時期が被るのは理解できない。
挑戦者決定戦からエライ間が空くので、忘れがちだし…。

やはりこれも「手合いは月、木曜日が原則」というシバリが、利いているからだろうか?
囲碁棋士は将棋と比べて、「お稽古の予定」など、スケジュールを一定にしなければ困る事情があるのかもしれない。
それは詳しくは知らないけれど。

しかしそれにしても今週は打って変わって、まるでタイトル戦がない。
この落差はどうだ!?
そして今週末の囲碁・将棋ジャーナルの解説は(相撲で短縮とはいえ)、本因坊戦より前にあった女流本因坊戦最終局。
うーん。

この点将棋は比較的コンスタントに、(有料も含めれば)観戦出来る対局を提供しているように思う。
囲碁界は現状の日程が適切だと感じているのだろうか?
もう慣れた日程なので、一々考察していないのかしらん?

どうも私の感覚では、囲碁界はその対局を世間に魅力的にアピール、提供するという姿勢に乏しいように思うのだけれど、どうだろう?

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2 コメント

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Unknown (padovapam24)
2006-11-10 02:58:12
晩秋から年末及び春先の日程がとりわけひどいような気がします。
昔は、「ああしたらいい、こうしなければいけない」と真面目に考えていた時期もあったけど、
今は、「勝手にしたら?」という気分です。
私に言わせれば
「昭和の頭で今の囲碁界を運営している」
ということですね。
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ヒカルの碁 (GO!)
2006-11-11 22:26:08
私は21世紀から囲碁を始めた人間なので、20世紀からどう囲碁界が推移しているかはほとんど伝説(笑)でしか知らないのですが、昔から同じように問題点が指摘され、そして放置されていたのですね。

私もあと数年すればpadovapamさんのように
「もう勝手にしたら?」
という気分になりそうな気がします。
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