対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
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4/3の「将棋の時間」「囲碁の時間」【囲碁講座編】

2011-04-07 21:55:55 | 雑談
またまた話を戻して今度は「囲碁の時間」。
12時15分からスタートした講座は前にも書いたように、
中野寛也プロの「戦いの『碁力』」です。

感想は…「安定していて癒されるぅ」。
カメラ目線バッチリで無理なく番組を進行させるアシスタントのカナボー
中野プロもああ見えて不惑を過ぎてますから、
タイトル戦中継の時と変わらず、堂々とした落ち着いた口調で安心。

将棋講座のコンビが悪いわけではないですが、
やはりこの鉄板コンビと比較すると分が悪いでしょう。

ただコンビの安定度の割には、肝心の講座の内容がちょっとバランスが悪いかなと。

講座の最初に「シチョウとは」「シチョウアタリとは」という解説から始まった時は、
そっからかよ!
と内心思わずツッコンでしまいましたが、
次のコーナーでは下のような「定石(はずれ)に生じるシチョウ」が登場。



右上の形は間違っているかもしれません(要確認)が、
【4/10追記】間違っていました(汗)ので差し替えました。
高目に小目にカカって、ケイマにかけられた時の変化形。
ここで黒Aと切ると、どちらかの白が見合いでシチョウに取られるという話。

左上は近年の方で星にケイマにかかって一間バサミの形。
Bのところをカバーしないと黒からデギ切られて困る。

左下は小目に高ガカリして一間にハサまれた時の定石。
Cのシチョウを確かめないで打つとこれまた黒が潰れとなります。

右下の白石は無視してください…。

これらは確かにシチョウではあるのですが
この形は「初段前の実戦に出ねぇよぉ!」というのが実感。
どの形もここに至るまで紆余曲折があって
なかなかこの形にはたどり着かず馴染みが薄いのではないでしょうか?

そして最後は「ヒロ、カナの戦いのエピソード」ということで、
両プロの実戦から今回のテーマに即したものを紹介したのですが、
いくらわかりやすいものを題材にしたからといって、そこはプロの碁。
最初の「シチョウとは」を丁度良く聞いていた人には難しすぎます。

ちなみに題材にあがったのは1996年の本因坊リーグvs結城プロとのこと。

最初は初級者、真ん中が初段前後、最後は有段者向けの話で、
どのレベルの講座なのかがハッキリしません。
これは最初の回だからなのかもしれませんが、
もっとターゲットや題材を整理する必要があるように感じました。

ちなみに将棋と同じく、詰碁のコーナーは廃止されました。


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