新しくなった。
現在公共公益施設が建設中で、阪急電車乗り場への通路はかなりの不便を強いられている。
工事進行中と2012年6月完成予想図
(仮称)南千里駅前公共公益施設イメージ図
千里ニュータウンの西方を流れる川として先回「高川」を紹介したが、
今回は東側を流れる「山田川」をみてみたい。
秋色に染まり始めた青山台付近を流れている水路である。
藤白台に入って藤白水路となり、モノレール山田駅付近で
晴れて「山田川」と名乗るようになる。
ニュータウンをはずれて南下し名神高速道路と交差する辺り、
山田東一丁目に山田橋がある。
大阪府には淀川水系と大和川水系の二つの水系がある。淀川水系は琵琶湖
から流れ出た桂川が大山崎市で宇治川、木津川と合流して淀川となる。
「山田川」は摂津市で安威川に流れ込み、さらに淀川から分岐した神崎川と合流し
大阪湾に注ぐ。
千里丘陵を水源とする川の一つ「高川」は吹田市江の木町あたりで神埼川
に合流する。
(この部分修正しました。10/25)
千里丘陵を水源とする川には、ほかに高野台佐竹台付近の丘陵を発して
山田川の西に流れる「正雀川」、千里山から豊津付近を流れる「糸田川」がある。
いずれも神崎川に流れ込み大阪湾に注ぐ。淀川は経由しないがもちろん淀川水系
に属する。
ちなみに一級河川とは・・・・・?
一級水系とは河川法第4条第1項の「国土保全上又は国民経済上特に
重要な水系で政令で指定したもの」をいう。その水系に属する河川はすべて
一級河川である。
管理は国が行う。
では二級河川は?
一級河川以外のもので 管理は都道府県が行う。
一級河川が大きくて二級河川が小さいというわけでは決してない。
山田川が属しているのは琵琶湖を水源としている淀川水系であるから
小さな川ではあるが国が管理する一級河川となる。
大阪府の二級河川は17水系、40河川あるが 吹田市.豊中市には無い。
吹田市民新聞(Vol.11) 9月号に“吹田の河川、源流を探る”
という記事があったのでそれを参考に朝の散歩で辿れる範囲をスナップ
して歩いてみた。
千里南公園 牛ヶ首池 午前6時36分
都会の川というのは単純に流れているわけではなく、暗渠になったり
また水路と名前を変えて地上に現れたりするから一筋縄ではいかない。
「高川」と呼ばれる川は、千里南公園の牛ヶ首池から流れ出ていったん
暗渠となり、南千里庁舎辺りで顔を出す。↓
午前6時54分
そして桃山水路と呼ばれ新御堂筋まで流れ、新御堂筋を暗渠で
横切り西側へ。そして南下して神崎川へと流れ込む。
この「高川」のルーツは津雲台小学校付近が一番高くなっているので
この付近に降った雨が牛が首池に流れ込み・・・・・、つまり高川の
源流となる。
本日の歩数は1万4000歩
近頃は日の出が遅くなってきて、まだ明けやらぬ頃、
白く浮かび上がってきたものは・・・・・
捨てられた冷蔵庫?
朝の散歩時にゴミを拾う人たちの姿をよく見かけて思わず
頭が下がるが、こういう風景も又よく見る。
最近は散歩のルートが豊中市にまで進出することが多くなった。
例の道路をきれいにする活動、豊中市ではアダプトと言うようだ。
(アドプトとか里親とか養子とかいろんな呼び名がある。)
今日見つけた看板には
この地域は 西丘男ボラの会 が美化清掃活動をしています
とあった。
どんな人たちなのか想像するのが楽しいような名称だ。
新千里東町に「高齢者交通安全モデル地区」という路上
標識がある。
千里さくら通りの千里中央公園口辺りを西へまがり、
豊中第八中学のほうへ向かうL字曲線の道路である。
どういう意味があるのか警視庁のHPを調べてみたら
高齢者交通安全モデル地区とは
高齢者の皆さんへの交通安全教育や交通事故実態を踏まえた交通指導取締り、
交通安全施設の整備等、交通事故防止に向けた講習会等の活動を集中的に行う
地区をいいます。
とあった。
まだ全国的には広まっていないのか吹田市には無いようで
あまり見かけないが、特に車を運転しない高齢者に対する交通
安全知識の普及が目的なのかなと思う。
運転する高齢者も自信過剰に陥らないように心がけなければ
と思う。