テコンドーを中心とした筋トレ、アンチエイジング

年齢に関係なく、筋肉、脳は鍛えるほどその重量、能力は増加します
テコンドーはインナーマッスルもバランスよく鍛えられます

エクササイズ イズ メディシン

2016年12月20日 20時16分48秒 | 京都第一赤十字病院

エクササイズ イズ メディシン(Excercise is medicene.)

母校大手前高校の、12月16日の金蘭会セミナーは大阪総合医療センター糖尿病内分泌センター部長、糖尿病内科部長の細井雅之先生の「週刊誌に負けない糖尿病と認知症の最新情報」というタイトルでの、講演でした。昭和54年大手前高校ご卒業で、大阪市立大学医学部に進まれました。
週刊現代が、飲んではいけない生活習慣病薬とか、受けてはいけない内視鏡手術とか衝撃的な謳い文句で、販売数を上げているのを逆手にとって地域住民にアッピールするような講演会を開いて、(その名前も、ためしたカッテン)、啓蒙活動されているようです。
軽妙なテンポの良い語り口に、みんなはどんどん引きずりこまれていきました。
1番大事なのは、血糖値スパイクは、血管内皮を傷つけてしまって、小血管損傷、大血管損傷を引き起こしてしまいやすいということでした。
つまり、高血糖、低血糖を繰り返さないことが、最も大事であると。
血管損傷には、高血圧、喫煙が大きく関係していることはエビデンスのあることだとも。
みなさん、禁煙しましょう。

炭水化物を含むバランスの良い食事そして、最後に運動が大事だと強調されていました。
スキマ時間を利用して、スクワット、チューブトレーニングなどの筋トレが大事だと力説されてました。
それが、冒頭のフレーズです。

エクササイズ イズ メディシン(excercise is medicene.)
つまり、運動は薬である。
我が、京都第一赤十字病院の健診部部長の島孝友先生も、同様のことを熱く語ってらしたです。
筋トレが、いろんなガン予防、糖尿病、腰部脊柱間狭窄症の予防できるのは、エビデンスがあることです。

みなさん、薬だと思って筋トレしましょう。


参考

http://www.jds.or.jp/modules/education/index.php?content_id=11

空腹時血糖値126mg/dj以上 または、
随時血糖値200mg.dj以上でかつ、
HbA1c 6.5%以上
これを満たしてたら初回検査で糖尿病と診断されます。

 

 

 

 

 


第17回京都第一日赤がん診療連携ワークショップ

2016年12月12日 22時45分53秒 | 京都第一赤十字病院

が、京都グランビアホテルで行われました。

タイトルは、親しみやすく、第一赤十字病院というところを通称名の第一日赤と、しているようです。
がん予防への取り組みというテーマで、僕自身も実践している、大変興味のある内容でした。
初めは、池田栄人副院長の挨拶。
最初は、ストレスは免疫力を低下させて、がん発症につながる話。やはり、明るく前向きに気持ちを持ちましょう。
2番目は、糖尿病患者さんは、がん発症が1.2倍に跳ね上がる話。とくに、膵癌、肝癌は1.8倍になるそうです。
3番目は、消化器内科副部長の木村浩之先生で、ウイルス肝炎はここ2年で発売された経口薬で、根絶できる話で、2020年東京オリンピックまでに消滅する予測が立てられているとのことです。これは、すごい事です。
B型肝炎には、ヘプセラやバラクルード、c型肝炎には、ソバルディとハーボニーとかの新薬が使われます。

後半は、ピロリ菌が胃がんの原因のお話。2年前から保険適応となり、今や簡単に呼吸、採血でピロリ菌の有無がわかり、10日間の抗生物質投与が受けられ、9割以上除菌できるようです。

最後は、健診部 部長 島孝友先生のお話。京都第一赤十字病院は、日本でも人間ドックの草分け的存在だそうで、年間8000人を超す人間ドックをされています。一年に75名の癌患者を見つけられたそうです。これは、全国平均の3倍の癌発見率だとか、すごい。さらに一歩進んで、癌予防が癌を早期に見つけるより効果的と断言されてます。僕もまさしく同感です。癌予防には、筋トレを含む運動をして、バランスよく食事して、タバコをやめて、お酒は控えめに、ピロリ菌の検査、除菌をして、肝炎ウイルスは、薬で治していくこと、を熱く説かれていました。
筋トレは、診察室で、ドック受診者と一緒にスクワットされて教えてられるとか。