☆ いんくる~しぶ・は~つ ☆ 

  Inclusive・Hearts いま、ここから。

ピリオド.

2008-03-31 23:55:20 | なんとなく私
この1年は、ほんとうに激動の一年でした。

3年ぶりに現場に復帰し、職場も変わり
今までよりまして、緊張する日々。
やんちゃな子たちとやっていけるかとても心配でした。

授業が始まると、がばっと寝てしまう子。
説明し始めるとはじまるおしゃべりタイム。
教室に入らない子ども。
授業中は手紙を書くか、お絵かきするか、
プリクラ帳をあけて、楽しそうに眺めるか。
うろうろする。消しゴム投げる。ノートは出さない。
質問しても知らんぷり。。。

わぁ!こう書くと、子どもの悪口ばっかり。
ごめんよ。みんな。
「あんたの授業がおもしろくないだけよ。」
そうなんです。自分の力量のなさとを痛感した1学期。

でもね。
3学期のみんなは違っていた。
しっとり座って、一つ一つを楽しんでくれてる。
一番後ろの席の子が、
「一番前の席(欠席している子の席)に来てもいいか」って聞いて、
そして、せっせと黒板写したり、プリントをやったり。

ほんとに、1、2学期は何にもしなかった子が、学年末テストの前には
「先生、教えて~や~」って放課後にやってきて、
テスト直前対策特別勉強会と称して勉強したら、
なんと学年末テストは前回の3倍の点数がとれた。
「うちかてやったらできるやん」。。。って。

すごく幸せやった。ありがとう。みんな。

こんな1年を終えることができたことに感謝。
みんなに感謝。
とっても幸せな気持ちで、この1年を終えることができる。

やっぱり子どもたちはすごい!
その感性たっぷりの作品の数々。
また紹介したいと思う。


中学2年生担当だったので、あと1年、鍛えまわして、力をつけて
あ~でもない、こ~でもないと一緒に考えて、体験して、
そして、
自分の進路をつかんでほしかった。

鍛えがいのある子どもたちだった。
卒業式を迎えるまで、
それぞれの進路をつかむまで、
とことん付き合いたかった。

みんないろいろなしんどさを抱えていて、
それでも懸命に生きてる。
あるときは知らんぷりにみえたり、
あるときはいい加減にみえたり。

本当の付き合いはまだできていない。
これからというときに、申し訳ないなぁと思う。
もっともっと付き合いたいんだけど。。。

そうはできない状況があって、

32年間の教師生活にピリオドを打ちます。
今日が最後の日です。

そんなわけで、明日からは
フリーターです。
どうも主婦にはなれそうもない私です。

これからも
「インクルーシヴ・ライフ」の活動。
北摂「障がい」のある子どもの教育を考える会の活動。
サークル「ひこうきぐも」の活動。
研究会の活動。
アミーゴの活動。
は続けます。

今は、そのどれも参加はできないのですが、
また、参加できるようになったら、
今、できない分を思いっきりやっていきたいと思っています。

みなさま。
ほんとうに、ありがとうございました。
そして、
こんなわたしですが、
これからも、よろしくお願いいたします。