可愛い子には旅を

　「可愛い子には旅をさせろ」
　死んだお袋は口癖のようにそう云っていました、
　そして僕を１５歳で　都会へ住み込み小僧に
出しました。

　「辛くて泣いて帰っても家には入れないからね」
　別れ際にお袋がそう言って居た。

　今　私のセガレは　３５歳　不景気のあおりなのか
勤務が横浜から　栃木へ転勤。
子を手放す親の気持ち　今になって分かるような。
　寂しい気持ちが　胸をよぎります。

　私には　家に帰るな　などとは息子には　とても言えない、
　女は　強いのかな。

　コレも　息子に与えられた試練！！
　いよいよ　三月一日に　別れがやってくる。
　息子よ　がんばれー。

　写真は　カランコエ

巣立ちの時

　最近　やたらと小鳥がやってきて　餌をあさっている、

　すずめ　ムクドリ　セキレイ　その他に　写真のような
小鳥がピーピーと鳴きながら　やってくる。

　しかし　この鳥　一体何という名前なんだろ？
　分かる人は　居ますかな？

　息子が　４月に転勤が決まったという、
　宇都宮だそうな。
　決まれば　そこに永住する予定だとも 、

　しかし　このご時勢　近くに職を求めるにも　今は
簡単に見つからないだろう。

　私たちは宇都宮へ行くように進めたのだが　後々の
事を考えると　複雑な心境です。、

　大きな転機を迎えて　吉とでるか　凶と出るか、
　いよいよ　息子の巣立ちがやってきた。

夜も昼も

　いやー　花粉が飛び回っているようですね、

　マスクを布団の中でも欠かせなくなりました、
　
　やっと　確定申告の整理が終わって提出するだけに
なり　ホットしています。

　そしたら　妻の会社から　内職をやって欲しいと
頼まれて　妻はそれにかかりっきり。

　大きな段ボール箱が　部屋を占領しています。
　終戦後の裸電球の下で　お袋が内職していた。そんな
事を思い出させます。わびしい風景です。

　そして　私は　掃除や　茶碗を洗ったり。

今朝は内職も終わって　いつものように妻は会社へ。

　私も　仕事を始めます。

　窓の下には　雀　セキレイ　むくどり等がやってきて
餌をついばんでいます。子育ての時期でしょうかねー。
　
人間も巣立ちの時期ですね　不景気ですが　みんな
いい仕事に就いて欲しいです。

　さー　一週間　頑張りましょう。

息子に何が？？

　最近　息子がせっせと部屋の片付けをしている。
　加湿器付き空気清浄機も　買い換えた。

　コミック漫画　文庫本など　３００冊ほど処分した、
　全部で　１４００円の実入り　私のポケットに（笑）

　着なくなった衣類を　私の部屋に置いていった。
　「着られたら着れば？」
一応　肩を通したけど　何となく　肩幅が狭くて駄目！、

　妻が云うには　「お父さんには若すぎる」らしい。

　でも　こうやって　広げて見ると　昔昔　行商のおばさんが
大きな風呂敷を担いで　売りに来た事を思い出します。
　貧乏なお袋は　何も買わなかったナー。

　今は　ホントに贅沢をしてるんですよね。

　しかし　息子の心に何の変化が生まれたのか今も
分からず、
　可愛い娘でも　連れてきて欲しいと願っているのだが。