共働きのドタバタした生活をしてたころ、老後の健康と穏やかな暮らしのために徐々に丁寧な暮らしを身につけて行きたい、と書いたことがありました。
そんな忙しかった頃はもちろん、専業主婦になったとしても
ハードルが高いだろうなと思っていた目標のひとつに
・自分のためのお茶も丁寧に淹れる
がありました。
私にとって食事作りを頑張れるのは食べてくれる人がいればこそでした。
自分1人の時の作る気のなさったらないです。まず作りません。
昔、とある休みの日に、子どもたちが部活の試合、自分が休日出勤だった時、子どもたちの分のおにぎりは作って、自分はコンビニのおにぎりを買ったってことがありました。
もうおにぎり一個の追加すら自分のためにはする気持ちが起きなかったのです。
そんな私ですから、自分のためだけにお茶を丁寧に淹れるだなんて、どんなにヒマになってもできないだろーと思っていました。
ですがまあ自分のためどころか、お客様に対してだってきちんと淹れられているかどうか怪しいので、まずはそこから、そして、まずはモノから♪
デパートに行って、ちゃんとした急須とついでに湯呑みと茶托も二組購入。
店員さんに、急須の作りのひとつひとつがそれぞれお茶のおいしさにどう影響するのかといったことから、お茶の入れ方まで、じっくり教えていただきました。
↑たち吉です
同じ日にデパ地下で100g 1000円程度のお茶の葉も買って帰りました。
そして教えてもらった通りにキチンキチンとやりましたら……
美味しいです💕
自分が淹れたお茶をこんなに美味しいって思ったの初めてです。さらに後味にとても深みがあるとでも言いますか、味わいの変化が楽しめます。
そしてその後も時々、自分1人でもちゃんと基本の手順でお茶を淹れて味わって飲んでます。
でもやっぱり難しいですけどね〜(~_~;)
茶葉の量、お湯の温度、抽出時間と複数のパラメータがある上に、何人分淹れるかでまた変わってくるので…。
この田舎でも最近はコロナがちょっと勢いが出てきてカフェへ行くのも心配になってきたので、しばらくは日本茶でゆっくりかな〜。
自分の性格上、専業主婦になってもこんなことはできないだろうと思っていましたが…なってみないと分からないものです。
歳をとって、洋食より和食、ケーキより和菓子、というふうに好みが変化してきたってのもありますね、きっと 。