LITTLEWHEEL Modeler's Diary

モデルフィニッシャー北澤志朗が、カーモデル作りに明け暮れる日々の暮らしを赤裸々に綴ります。

シェルビーGT350R(18)

2009年03月27日 10時05分43秒 | モデルカー製作記
ボディ加工、最後はヘッドライトです。

ここはこのキットで一番ダサイ所なんですね。ライトレンズはクリアーパーツなのに、リフレクターの表現が全く無いのです。穴が開いてりゃまだ良いんですが、真っ平らに埋まっちゃってる。
むかーし作った時は、レンズの裏からシルバーを吹いて誤摩化したんですが、当時は今みたいにキラキラと光輝感のあるシルバー塗料は無かったので、死んだ魚の目みたいになっちゃって(それも相当鮮度が落ちてる奴ね)全然ダメダメでした。

今だったら、スターブライトシルバーかメッキシルバーを裏から吹けば、キラキラにはなります。でも、1/24だとリフレクター表現が無いのはちと辛いかな。1/43だと、ただキラキラしてりゃ充分ヘッドライトとしての記号性は表現出来るんですがね。

ってことで、リューターで穴を開けました。フチを0.5mmほど残して、ライトレンズが乗っかるようにしてあります。レンズは割とシャキッとしたモールドのが入ってるので、そのまま使おうかと。
リフレクターはアルミでキランキランのを作ろうと思ってます。

あと、ノーズ側面のフロントパンとボディの継ぎ目の後ろ(ボディ側)に、リベットを埋める下穴を2個ずつ開けました。
それから、忘れちゃいけないのがスジ彫りです。パネルラインはすべて0.2mmのBMCタガネで彫り込み、スカットルのルーバーは0.15mmで彫り込みました。
昔作ったときはもっとスジ彫りがシャープだった記憶があるけど、さすがに甘くなってます。ずいぶん沢山打ったんでしょうねぇ。なんたって「アメリカのハコスカ」ですから。

というわけで、これにてボディの加工は終了。表面を1200番のペーパーで荒らしてアシをつけて、塗装の準備も完了です。
夕べは、ビールを飲みながらすっかり下地が出来上がったボディを眺めてうっとりしちゃいました。イイ模型があるとツマミも要らないわ。
初代マスタング・ファストバック、ホントにカッコ良い車ですよね。しみじみそう思います。特に、リアフェンダーとスロープド・ルーフ、そして短いリアデッキのバランスが絶妙。
4シーターのハードトップ(実質2ドアセダン)がベースなので、クーペにしてはホイールベースが長く、リアタイヤが後ろ寄りにあるんですが、サイドビューの視覚的なバランスの中心がちょうどクルマの真ん中にある感じで、なんていうか「釣り合いが取れてる」感じがします。

次回からはいよいよ塗装に取りかかります。ここから先は多分速いよ。


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2 コメント

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作業速度に!! (こぶら酒)
2009-03-29 21:47:52
この1週間強は、身内の不幸でドタバタしてまして、
コメントを書き込ませて頂く心の余裕が無くて…

しかし、物凄いスピードですね!!
生業がお忙しいはずなのに、
趣味の分野のモデルまでがここまで早いとは。

私、全然進んでません。でも浮気もしてません。
今週からは、徐々にですが試行錯誤で進めます。

分かっているのに、やはり米プラは手強いです。
その分、工作力や発想が豊かになる副産物が
出てくる気がしています。

また、毎日熟読させて頂きます。
大変でしたね (kitazawa)
2009-03-30 00:35:34
私はここ1週間ほど、仕事の方でドタバタしてました。
でも仕事ばかりだとキモチが煮詰まっちゃうので、1日1時間くらいはなるべく趣味の模型も触るようにしてます。
毎日ちょっとずつでも、塵も積もれば山となる、という感じです。

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