ヤフオクで入手した変わったキットというのはコレ。ドイツレベルのデューセンバーグSJです。
完璧に未開封品でしたが、嬉しくてビニール開けちゃいましたヨ。
これ、もともとはアメリカのレンウォールというメーカーが、ディスプレイ・ケース付きプラモデル「コレクターショーケース・シリーズ」という珍しいキット形態でリリースしていたもの。金型の設計年代はおそらく60年代中盤以前です。
というのも、かの有名なコレクター、中島登さんの著作「世界のミニカー」(保育社刊)に、これの完成品が出ていて、その本の初版が昭和42年(1967年)だからです。
その後、レンウォールの1/48シリーズはアメリカレベルに引き継がれ、ディスプレイケースを除いた形で再販が続きました。
私は中学生くらいの時に、レベル版のマーサーやジャガー、コルベットなどを作りましたが、一番欲しかったデューセンバーグは手に入れることが出来ず、以来幻のキットとして、ずっと心の隅に引っ掛かっていました。
今回、30数年ぶりに願いがかなって手元にやってきたのは、ドイツレベルから1977年に再版されたバージョンで、パッケージ・デザインもアメリカレベル版とは異なっている様ですが、中身はまさしく思い出のレンウォール・タッチ。
40年以上前の型じゃ、どーせアマアマなキットだろうって? トンでもございません。
素晴らしくシャープなモールドで、エレールの1/43シリーズがシッポを巻いて逃げ出すような出来の良さ。メッキパーツもどっさり入っているし、ライト類は全て透明パーツです。
ディティールアップなんかしなくても、ストレートに組むだけで、タミヤの48シトロエンと遜色無いくらいになるでしょう。
塗装せずにそのまま組むことを意図しているようで、ボディの表面がピカピカなのも素敵。
こういうキットを見ると、アメプラの奥深さというか、凄さを思い知らされますねえ。
ところで最近、「モデルカーズ」誌初代編集長の平野御大のブログに、レンウォール48シリーズに関する記述がありました。
このキットに入札した直後に、その記事がアップされたので、うわ、シンクロニシティ?なんて思っちゃいました(大袈裟か)。
http://www.hobidas.com/blog/modelcars/khirano/archives/2006/04/post_82.html
ヤフオク出品者の方によれば、納戸の奥の方でずーっと眠っていたキットを、お友達の方に勧められて、試しにオークションに出してみた、とのこと。なにかこう、不思議な縁みたいなものを感じちゃいますね。
勿体ないので、すぐには作らずにしばらくは眺めて楽しもうと思っています。
完璧に未開封品でしたが、嬉しくてビニール開けちゃいましたヨ。
これ、もともとはアメリカのレンウォールというメーカーが、ディスプレイ・ケース付きプラモデル「コレクターショーケース・シリーズ」という珍しいキット形態でリリースしていたもの。金型の設計年代はおそらく60年代中盤以前です。
というのも、かの有名なコレクター、中島登さんの著作「世界のミニカー」(保育社刊)に、これの完成品が出ていて、その本の初版が昭和42年(1967年)だからです。
その後、レンウォールの1/48シリーズはアメリカレベルに引き継がれ、ディスプレイケースを除いた形で再販が続きました。
私は中学生くらいの時に、レベル版のマーサーやジャガー、コルベットなどを作りましたが、一番欲しかったデューセンバーグは手に入れることが出来ず、以来幻のキットとして、ずっと心の隅に引っ掛かっていました。
今回、30数年ぶりに願いがかなって手元にやってきたのは、ドイツレベルから1977年に再版されたバージョンで、パッケージ・デザインもアメリカレベル版とは異なっている様ですが、中身はまさしく思い出のレンウォール・タッチ。
40年以上前の型じゃ、どーせアマアマなキットだろうって? トンでもございません。
素晴らしくシャープなモールドで、エレールの1/43シリーズがシッポを巻いて逃げ出すような出来の良さ。メッキパーツもどっさり入っているし、ライト類は全て透明パーツです。
ディティールアップなんかしなくても、ストレートに組むだけで、タミヤの48シトロエンと遜色無いくらいになるでしょう。
塗装せずにそのまま組むことを意図しているようで、ボディの表面がピカピカなのも素敵。
こういうキットを見ると、アメプラの奥深さというか、凄さを思い知らされますねえ。
ところで最近、「モデルカーズ」誌初代編集長の平野御大のブログに、レンウォール48シリーズに関する記述がありました。
このキットに入札した直後に、その記事がアップされたので、うわ、シンクロニシティ?なんて思っちゃいました(大袈裟か)。
http://www.hobidas.com/blog/modelcars/khirano/archives/2006/04/post_82.html
ヤフオク出品者の方によれば、納戸の奥の方でずーっと眠っていたキットを、お友達の方に勧められて、試しにオークションに出してみた、とのこと。なにかこう、不思議な縁みたいなものを感じちゃいますね。
勿体ないので、すぐには作らずにしばらくは眺めて楽しもうと思っています。
ですがいつかどこかで見たようなこのクルマは素敵ですね。なかなか選択しない形なのですが、いつかこういう形を作ってみたいです。北澤さんのクルマ知識ってどんな範囲なのか解からなさ過ぎます(笑)。
私は学生時代の友人とよくシンクロニシティがあります。同じ日に同じネタのメールを偶然お互いに送ってたり、普段は出かけないような場所で偶然出会ったり。
ところでこのデューセンバーグですが、画像で拝見しても、このキットの出来のよさを感じます。
タミヤの1/48シリーズもこの路線に走ってくれたらいいと思います。ブガッティやベントレー、フォードT型などを商品化して「1/48ミニ・ヒストリックカーシリーズ」なんてどうでしょう?
タミヤ製ブガッティなんて欲しいもんですねえ。
自分で言うのもなんですが、クラシックカーのミュージアムとかに行っても、「知らない車」というのには滅多に出くわしません。英単語や歴史の年号は覚えられなくても、クルマの名前は無尽蔵に覚えられる子供でした。きっと「クルマ脳」だな。
デューセンバーグってのは言ってみれば、戦前のアメリカのスーパーカー、です。超高価、超高性能。レースでも大活躍。ゲーリー・クーパーの愛車としても有名よ。