ぶろぐのおけいこ

ぶろぐ初心者は書き込んでみたり、消してみたり…と書いて19年目に入りました。今でも一番の読者は私です。

郷土食堂1

2009-10-10 10:41:12 | 食べもの
   富倉そばを食べさせることで有名な長野県中野市にある蕎麦屋です。 情報を整理してみましょう。
  • もともと、飯田市富倉の自宅でおばあさんが「知る人」だけに蕎麦を食べさせていた。看板もないので知らない人は訪れようがなかった。
  • ここの蕎麦はうまいというので口コミで「知る人」が増えていった。
  • もともとこの地区では蕎麦のつなぎに雄山火口(オヤマボクチ)というものを使っていて、これが人気のキーを握っている。
  • やがてこの民家は富倉から出て、中野市で営業を始めた。
  • 富倉そばは知られるところとなり、今では富倉地区でも数軒の食堂で食べられるし、富倉以外でも食べられるところが増えている。
  • 富倉そばが幻のそばと呼ばれるのは、もともと飲食店で提供されいてなかったということや、雄山火口をつなぎに使うには手間がかかり、蕎麦屋のメニューに載せにくいということが原因にあるらしい。
  私は20年ほど前に「知る人」に、看板もなにもないこの民家に2度、連れていってもらった記憶があります。野沢でのスキーの帰りのことです。仏壇も置いてあるふつうの座敷でした。戸隠蕎麦でいうところのぼっち盛りがしてあるその蕎麦はとってもおいしかった。蕎麦が出てくる前にお茶と一緒に出てきた野沢菜もピリッと辛くてとっても気に入りました。おばあさんにお願いをして買って帰りました。
  しばらくしてその民家は中野市へ引っ越して営業しているという話を聞きました。けれども看板すらなかったその店の屋号もわかりません。その「知る人」は「富倉のそば」と呼んでいたように記憶します。その地区で蕎麦を食べさせるのはこのお家ともう一軒あるんだと聞いたように思います。
  そして一気に20年の時間が流れて…。
(続く)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 穂高神社 | トップ | 郷土食堂2 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

食べもの」カテゴリの最新記事