ぶろぐのおけいこ

ぶろぐ初心者は書き込んでみたり、消してみたり…と書いて19年目に入りました。今でも一番の読者は私です。

逢坂山 かねよ

2016-01-21 20:01:14 | PiTaPaより遠くへ

 大津市にある結構有名らしい鰻屋さん。もっとも、私はまったく知りませんでした。ご主人様に、大津に鰻を食べに行くとだけ言われて連れてこられました。だから、事前の情報はまったくありません。おまけにナビというもののお陰で、電話番号を入力するだけで目的地まで案内してくれるわけで、運転するほうは何も考えなくても、そこがどこにあるのかの感覚がなくてもたどりつけてしまう。頭の中に地図がまったくなくてもクルマでどこへでも行けてしまうわけです。

 それでナビに連れてこられたところはというと…大津から国道1号線を京都方面に登って行くと、サミットを過ぎたところで旧道らしき道路が右に分かれていて、そちらへ入っていくと、「日本一のうなぎ」と書かれたお店が見えます。あたりは旧道(もと東海道でしょう)と新しい国道1号線と、京阪電鉄京津線がぐっと集まった場所。つまり狭い谷です。だから関所ができる。すぐ近くに逢坂山関跡がありました。

 その旧道の左右に、「逢坂山かねよ」の本店とレストランが分かれてあります。本店に入りました。優雅な庭園の中に、座敷や離れ風の建物があって、私たちはとある一室に案内されました。暖房がすでに入れられていて、暖かいのがありがたい。ここの客はこういう静かな風景の中で、大切な人と食事をするわけですね。窓の外は、今は冬で地味な景色ですが、若葉の頃や、モミジの頃はきっときれいな風景を見せてくれることでしょう。池には売るほどの?鯉。メニューには鯉こくや鯉さしみというのがありましたが!?

 上きんし丼をいただきました。丼の蓋をあけたら、だし巻きの大きいのにびっくり。だし巻きの向こうに、鰻が3切れ。甘くてしつこいタレが私にはきつくて、鰻丼は苦手と思ってしまうのですが、ここのタレはあっさりしています。物足りないというひとのために、追加のタレもあります。吸い物も上品な味でした。
 おいしくいただきました。ご馳走様でした。

 帰りがけに庭にサネカズラがあるのに気づきました。わざわざ案内板がつけてあります。なるほど、逢坂山ですものね。

 カメラを持たずに出かけたのでケータイで撮った写真です。

逢坂山 かねよのサイトはこちら。inドメインって初めて知りました。「kaneyo in」って縁起をかついでつけたんでしょうね。


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