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世田谷一家4人殺害事件の各種報道記事ファイル

泰子さんへの恨み? 死亡後も執拗に切りつけ/世田谷の一家4人殺害

2007-01-24 | 世田谷-2001年報道
[2001年1月6日 産経新聞]

 東京都世田谷区の会社員、宮沢みきおさん(四四)一家四人が殺害された事件で、妻の泰子さん(四一)の首の後ろが執拗に切りつけられていたことが六日、警視庁成城署捜査本部の調べで分かった。泰子さんが事切れた後も、繰り返し刃物で切り付けたとみられ、捜査本部は、泰子さんに恨みを持つ者の犯行の可能性もあるとてみて、交友関係などを詳しく調べている。

 調べによると、みきおさんと泰子さん、長女のにいなちゃん(八つ)の三人は上半身を十数カ所にわたり切りつけられていた。にいなちゃんは二階の通路で助けを求めるように、ひざまずいてうつぶせに倒れていた。泰子さんは、近くに倒れていたが、腕や顔に多数の傷があったほか、首の後ろの部分が深く何度も刺されていた。三階のベッドには二人のものとみられる血痕が付着しており、三階で就寝しようとしたところを襲われ、二階へ逃げたとみられる。

 捜査本部では、刺殺された三人のうち、泰子さんの顔や首の刺し傷が最も多いことから、泰子さんに恨みを持つ者の犯行の疑いもあるとみて関係者から事情聴取を続ける一方、不審者の発見に全力を挙げている。

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