焼岳登山
9月10日、焼岳に登ってきました。
焼岳を初めて見たのは、上高地へ行くときのバスの中からです。
山の名前は、その山と、名前がなかなか一致しない私ですが、
この焼岳は上高地へ向かうバスが釜トンネルを抜け大正池に向かう辺りで左手に煙の出ている山が焼岳だと教えてもらってから、知ることとなりました。
まさか、その焼岳に登るなんて、10年以上前の私には想像もできませんでした。
焼岳には3つ?の登山道があるそうなのですが、今回は
平湯から安房峠に入り、新中の湯の登山口から上り始めました。
まだ、秋の気配を感じない針葉樹林帯を登ります。
目指す焼岳が見えてきました。
空の青が素晴らしく綺麗で、来て良かった・・・・・と思わずにはいられません。
紅葉の時期は、また違う綺麗さが観られるのでしょうね・・・
左が焼岳南峰です。
噴煙が上がっている奥に目指す焼岳北峰があるそうです。
北峰、南峰の鞍部まで、直ぐに着くようにみえるのですが、それがなかなか着かないのです。
噴煙をバックにと・・・・ 恐々、傾いた岩の上に立ってばんざいをしたつもりですが・・・・・
手、ちゃんと挙がってませんね^^ 足、ちゃんと伸びてませんね・・・・
ようやく鞍部に到着
鞍部より、火口跡の池
あともう少し、北峰を目指します。
鞍部より北峰
足元の悪い岩場を行きます。
遠くに上高地が望めました。
多くの人の為、焼岳北峰山頂へは時間待ちです。
本当は焼岳は南峰の方が高い(2445メートル)のですが、有毒ガスが出ているため立ち入り禁止です。
しばらく待ち、いよいよ山頂目指します。
ゆっくり、休憩を入れながら、約3時間で北峰山頂に着きました。
焼岳山頂より
下山です。
登った道を下りると約2時間で下山できますが、今回は、せっかくなら裏側(どっちが表か裏かはしりませんが・・)から焼岳を見ながら下りたいという人がたくさんいたため、上高地の登山口に下りるコースを使うことになりました。
このコースだと、下山まで3時間かかってしまうのですが・・・・。(グスン・・・・長い・・・・)
大小の石がごろごろして、とっても歩きにくかったです。
裏側から見た焼岳
奥に穂高が見えます。
大正池も確認できました。
エッ!・・・・
まさか・・・・・
ここを下りるの?
でも、思ったよりも怖くありませんでした。^^
こんな風に見づらくなることを忘れて高低差をだそうとカメラを縦て写してしまいました。
ロープを持つ左手に力が入ったなぁ~~~・・・・
下山はうんざりしながら、やっと上高地の登山口にたどり着けました。
感想・・・・
私は、登るなら、噴煙を見ながらの新中の湯からの登りのほうが好きです。
週間天気予報でお天気もあまり期待できなかったのですが、良い方に予報も外れ、最高のコンディションの登山でした。
運よく、お猿さんに出会えました。
上高地からはタクシーで車が停めてある中の湯峠の登山口まで帰りました。