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Poperings Hommelbier Fresh Harvest 2017 Limited edition

ファンエーケのダニーさんから嬉しいいニュースが届きました。
新しいヴィンテージのホメル フレッシュハーヴェストが本日瓶詰めなのです!

ところで今年はまず表記に変化があります。2016年度のヴィンテージなのにボトル表記が2017となっています。なぜに?理由は消費されるメインの時期が来年であるということをふまえての変更だそうです。ボジョレーヌーヴォーみたいに解禁で一斉に消費されるのとは違いますからね。ということで今回から醸造年とヴィンテージ表記が一年ずれることになります、慣れるまで頭が少し混乱しそうです。

ボトル裏の注意書き?もふるってます。
WARNING
This is Not an IPA, Not a Saison,
Not a Triple, Not a Blond

Just 100% Belgian Poperinge
aromatic hop flavor
このビールのオリジナリティに対する強いプライドが感じられます。伝統と地域性を大事にする良い意味での保守性であり、安易に潮流には乗らないという姿勢です。



今年7月のベルギーは1839年以来の悪天候でした。そのため大麦やホップの収穫に影響が出、供給量が制限され価格も高騰したということです。フランスでもブドウの被害が半端ではなかったようです。そんな中でファンエーケのルロワ家は11世代続く長い醸造経験の賜物によりこの特別なビールを造り得たのでした。現在は次期オーナーと目されている若手のカレル・ルロワがブルーマスターとして活躍し出しています。

原材料は、
醸造所にある井戸水
3種の麦芽:サマーモルト、ウィンターモルト、アロマティックペールモルト
4種のポペリンゲ産生ホップ:サフィール、ブルワーズゴールド、チャレンジャー、マグナム
自家純粋培養の酵母

工程は、
9月19日(月)ポペリンゲでホップを収穫後、軽く乾燥させ、風味のもとであるルプリンが出やすくするため荒くカットします。
9月20日(火)麦汁が仕込まれ発酵へ。
9月30日(金)熟成中に再び生ホップを加えます(ドライホッピング)。
そして本日10月21日(金)瓶詰めされ、11月10日(木)まで瓶内二次発酵を促します。
11月15日(火)前後には出荷可能となるでしょう。

去年は華やかな印象でしたが今年の仕上がりはどうでしょうか。
日本には来年2月頃の入荷予定です。乞うご期待です!
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