昨日は、彼岸の入りということであったが当札幌番外地の里山も春の予告編のような天気が午前中あった。
予告編?というと頭をかしげる人もおられると思うので解説をするとその日の午後からは、天気が崩れ小雪の舞う天候になり今日は、雪こそ降らないが冬空の一日であったのでこの地は春未だ遠くもうすぐ春が来ますよいという天候を短時間であるが味わらせてくれたことの意味である。
(←日曜日快晴の早朝に撮影。Tail Winds ♂)
今週になって滞在していた犬がそれぞれのオーナーに引き取られ当犬舎の犬だけになったのでほっとしていると同時に生後3か月たっても躾を入れられなかったリーベに当犬舎の「群れ」のルールと家庭犬としてのマナーの学習が始まった。
あと5日ほどで7か月を迎えるLieb(リーベ)であるが7か月たっても何の躾も入っていない犬は、リーベが当犬舎では、初めてである。
まず「群れ」すなわち集団生活の基本は、犬舎外にいるとき(散歩)単独行動を取らせないという事である。次に散歩兼運動が終わったら「Let's go home! 帰るぞ!」と号令をかけたらどこで 遊んでいようが私のところに戻ってきて一緒に犬舎に戻るということが私の犬舎の群れの基本ルールとして覚えこませる事が大事なこととしている。
(?リーベの写真追加した。)
リーベは、同胎のルーがいたため先輩犬との同一行動は、取らず悪がき同士で好き勝ってに遊んでいた。呼んでも戻らず、外門かr犬舎のある中門の前にまで来ても門をくぐらず土手で遊んだり庭で遊んだりして私の意向を聞くより気ままな放浪を好んでいるので困ったなと思っていた。
家庭犬としては、リード(引綱)に慣れさせハンドラーのリードのコントロールで犬に何のサインを出しているかを学習させることが大切な個人授業である。
そして、私は立姿でのマテ(ステイ)を同時に教えることにしている。このことは、一頭飼いの一般家庭で散歩に行くときなど犬を静止させる必要(信号待ち、他犬との出会いetc)、が必ずあるので覚えさせる事をおすすめする。
(? Lieb と後ろ Paul V Stone Jr)
更に、ショードッグを目指す人たちにとっては、ショーリングでの立姿は、重要なポイントになることもあるので立姿での犬の美しさを審査員に印象付けるというのはショー出陳犬の基本である。
次に当犬舎では、私は、すべてクレイト(ケイジ)での生活に慣れさせる事を覚えさせる。
必要な時クレイトに入れおとなしく過ごさせるということは一般家庭でも必要な時がある。
また、長距離輸送をするときにはクレイトに入れて輸送するというのは、常識であるのでリーベもこれからショードッグとしてあちこちの会場に出向くので必要なまなーの一つでもある。
(? 新雪の上ではしゃぎまわる”Matsuko ♀マツコ”と”Paul ♂パウル”この2頭のほかにじゃれ廻る仲間は
”I San-San♀愛燦々”Kakunosine♂格之進”Milan♂ミラン" そして先週の中ごろから一頭での自立を余儀なくされた”Lieb ♀リーベ”が加わるようになり私は喜んでいる。
肥満気味で体に締まりのないように見える体型を少し矯正して筋肉質の固い体質にしなくてはと思っていたので今後を期待している。)
お彼岸の入りといっても北海道や東北の雪深いところでは、春の彼岸は、墓参りに行くにしても墓前に供える花ややご供物よりもっと大事なものがある。
それは、雪かきに使うシャベルやスコップである。これを用意していかないとお墓が雪で埋設してしまっているお墓が多数あり墓周りの除雪をしてからお参りをするのが春彼岸の風物詩であるからである。
そこでこの時期に墓参に行かずに雪解けの終了したころの5月の連休に行く過程も多いと聞く。
このところ雪は、降っても積もるほどでないが兎に角今年の積雪のすごさには参ってしまった。
屋根からの落雪が気温の上昇とともに始まったが積雪の雪と屋根からの落雪と氷で雪が軒まで達して後から滑り落ちてくる雪塊が下まで落ちずに途中で突っかかっている状態である。
(?Kakunosine♂格之進、当犬舎一のやんちゃ坊主、仔犬のころは、カメラ嫌いでカメラを向けると吠えていたが今でもその傾向gがあり中々じっとしているところの写真は撮れていない。生後15か月くらいになると犬がもって生まれた遺伝的な体形体質の定着がはっきりしてくるのが普通である。格もその例にもれず肩から前胸にかけてのつくりは父親によく似てきた。格は、仔犬の時から容貌がセントバーナードの仔犬らしくなく田舎のとっつあんのようであったがそれは一つには鼻鏡が大きいことからの理由もある。スタンダードによると>(AKC Very substantial, broad, with wide open nostrils, and, like the lips, always black.FCI/JKC
幅広でスクエアーである。 >と記述され大きな鼻鏡を要求されている。これは小さな鼻鏡はマズルが細く先細りするのを避けるためである。)
当犬舎では、今年の異常な積雪で2m20cmあるフェンスも役立たず何頭かの犬がそこを跨いで外へ出這入りするようになってしまった。その常習犯がマツコである。雪がない時でもちょっとした隙間から上手に体をくねらせて隣の犬舎や外に逃亡し土手の上から高みの見物と決め込むことが得意のようだ。
マツコは、ハーフマスクの典型であるが犬の良し悪しとか価値には全く関係ない。生まれてから1か月くらいは、そのマーキングのため可愛さをあまり感じられないがマーキングについては、あまりこだわる必要はないと思う。現にアメリカにはハーフマスクのチャンピオンが相当数いる。
マツコの美しさは、四肢の伸びである。母親ピクシーは小ぶりであるが非常にバランスの良い母犬であった。そのメスにストンジュニアが父親として交配されているので体高も当犬舎系列のメスの中では大きい方であると同時にバランスが良いメス犬だと思う。
同じ組み合わせの前胎に金沢に巣立ったエリーがいるがエリーは恐らく大きさではキングスウッヅ系列では、一番大きいであろう。顔貌は、ストンジュニアの叔父であるアグリーダックやワリアースピリットの面影を引いて大変ノーブルで惚れ惚れする。
マツコもどちらかというとエリー姉と同じ趣を出してくると思う。
エリーのブログは、オーナーのボスママが写真ブログを持っておられるのでご紹介する。http://sodasan.exblog.jp/20155322/
マツコの同胎にオスの(?の写真)Milan (ミラン)がいる。
こちらは願っているほど体高のサイズが出ない。
オスのほうが成長の進度が遅い傾向にあるのでこれからだと思いながら眺めているがはたして????
仔犬時にその頭部の大きさと形に見るものがあったので残してみたがそれはまずまず予想されたとおりにできつつある。
今後の成長ぶりを注目しているが顔貌が私の好みと少し違う。父親ストンジュニアの悪いところが見られもう少し甘いまろやかな味わいが欲しいところだが・・・
最後にStone Junior (ストンジュニア)の孫であるPaul(パウル)の仔犬P2胎について記述し今日は、御終いにする。
先週から玄関フードを陣取っていたルーやエリーが居なくなりP2胎の5頭の仔犬を母親と一緒に玄関フードのほうに移した。移動した翌日早朝の気温が零下10度近くまで下がったので心配したが3頭がフードの外でちょろちょろしていたのを見て結構強いものだと感心した。まあ母親も一緒にいたのでくついて寝ていれば心配ないと思って外に出しっぱなしにしたのだが少々心配したのも事実である。
(?父親パウルとリンカーン/ピーター)
当犬舎でロングとショートヘアーの仔犬を1頭づつ残す予定だがあと2頭が飼い主さんを待っている。
無償でお譲りするのでご希望の方は、ご連絡いただきたい。
ただし飼育環境が
①公的補助(生活保護等)を受けていない方。
②自己所有の戸建ての家に現に居住していること。
③セントバーナードを飼育をするに十分な経済力がある方。
であればご相談にのります。
(?まだまだ暇があれば出もしないチチにしゃぶりつきたがる仔犬)
Disco Queen の仔犬も2回目の交配の予定日通りに生まれている。
オス1頭メス2頭ですべて決まってしまっている。
?P2胎の母親Zalma
妊娠・出産・子育て
ご苦労様