2004-09-26 01:46:07 | 
文字に色を付けられるのは
人間だけだ

人格や性格の垣間見れる創作の中で
把握できるわけでないのに

共感する感情
反発する意識
足掻く個々の理想

紙に想いを載せる
思想の伝達を試みる
自分の色

紙に垂らす色水
視界に入る汚い色

色水に溺れる人間

その中で
微かに見える
確かな色彩

白い紙のただの言の葉の羅列は
虹色になる日は遠い

純白の世界を汚しながら
偽装の白色で修正し

目に映るオブジェを
無視しながら私は机に向かう

キャンパスは無限に等しい

有限な私は
ここに何を残そうか

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9 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
しなたまさん休止らしいんで。 (朱里)
2004-09-26 01:50:18
遅いんですがエールなんだか、なんなんだか

わからん記事を発作的に載せました。

と言っても過去作品なんですけどね(汗)



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嬉です (しなたま)
2004-09-26 02:21:11
ありがとー。

元気でやってますので、また見に来てくださいね。



最後の2行、グッときました。

そうですね、人生、そういうことかもしれません。

自分の小ささに気がついて、スタートラインかも。

そしてあとは、

走るだけだあ!(笑
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あらら。 (朱里)
2004-09-26 10:04:43
喜んで下さって嬉しいです。

私も元気ですよー!



また見にいきます。

適当に私も更新していきますんで(オイ)

こんなんでも見に来てくださるのなら

嬉しい限りですよ。

これ過去作品なんで自分がどのような時に書いたか

よく覚えてないんですが(爆)

とりあえず行き詰ってるときだった気がします。

なんか感じて頂ければ幸いデッス。

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朱里さん、こんばんは! (テド)
2004-09-28 05:18:00
はあ~っ

きれいな詩ですね。



明日に向かって生き抜く意思みたいな

ものを感じました。



>キャンパスは無限に等しい

つまづく度に何度でも塗り直すテドです(笑)
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お久しぶりです! (朱里)
2004-09-28 17:06:42
ありがとうございます。

嬉しい限りです。



テドさんの絵、

私ははにゃさんの挿絵の砂時計がとても好きです。

淡い感じの絵がすごく好きなもので。

お互い頑張りましょうね!

#2の方の絵も楽しみにしています。
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野良猫は己の言葉を見つけるのか (砂蜥蜴)
2004-09-28 17:34:28
こんだけ綺麗な世界を自分の色で汚すのはどうかと思う今日この頃。

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野良猫に読解力はあまりない(汗) (朱里)
2004-09-28 18:28:55
これを作り上げたのも

これを汚しながらなんか作るも

全て自分ゆえ。

綺麗なんだか自分じゃわかりませんが

納得いくものしか載せてないけど

満足いけるものは非常に少ない。

精進しますわ。
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文字や言葉 (むるあ)
2004-09-29 18:27:32
確かに色をつけるのは書く人であり発する人であり、読み取る人であり聞く人なんですよね。

そしてそれができるのは人間だけですもんね~。



なんか深い詩でちょっと色々考えさせてもらいました。

励ましの詩として送られたようですが、同時に自分の心の励みになる詩にしてください(^^)

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この詩はなんだか反響が。 (朱里)
2004-09-29 22:46:19
いろんな方からコメントいただきまして

正直びっくりしてます。

違うとこで生の声を聞いてしまいました(恥)

自分に気合い入れろや!!

っていう詩にもなってますよ。

もともと誰かに宛てた詩ではなかったのですが

しなたまさん休止でこの詩あげられるなって思って。



考えてもらえて嬉しいです。

色々な詩を書いていけたらいいなぁと思います。
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