終わらない演奏会

不惑の道を歩みながらも未だ惑いっぱなしの筋肉おばはん帯の、ヘヴィーでメタルでどうでしょうな日常です。

黄金の時間

2012-03-16 09:17:52 | 筋肉おばはん帯メモ

[仕事術]コストカットのために切り捨ててはいけないもの(財経新聞) - goo ニュース


今の支店に転勤してから、昼休みは必ず一人で外で食事をします。

前の支店の時には、家からお弁当を持って行き、たまの贅沢で昼休みに外食する・・・というパターンだったのですが・・・

今の支店になってから、いろいろ思うことがあって、昼休みは一人の時間を過ごすことができる貴重な時間になっています。



しかし、私が勤務する会社でも、労務管理は厳しくなり、超過勤務ができなくなったり、賞与が下がったりと、バブル時代を生きたことがある身には若干厳しい財政状態になっている事は否めません。

そこで、上記の記事の著者と同様に、手っ取り早く削れるムダから削ろうとしました。

お昼は自宅からお弁当を持ってきて、会社の休憩室で食べれば1日600円から800円の節約。

1カ月1万円以上の節約になります。

これはかなり大きいですよね。

一人の時間が欲しいと言ったところで、既に子供は大きくなり、部活動や塾なんかで、私よりも帰宅が遅くなる日が増え、仕事から帰ってから自宅でお茶を飲む時間も持てるようになってるし、昼休みのお楽しみはそろそろ卒業してもいいんじゃないかな・・・と。



それからしばらく、お昼はお弁当を持って行くように心がけました。



が。



2週間そこそこで挫折。



前の支店の休憩室と比べ、今の支店の休憩室には、なかなか特殊な空気が流れていました。

前の支店の時は、女性社員の年齢層も低く、独身率が高く、おのずと子持ち率も低かったのですが、今の支店は女性の年齢層が高く、子持ち率が高く、中には孫がいる人もいます。

そうなると、昼休みの休憩室の話題が、子供の話、孫の話メインになるのは自然な流れ。

私も一応は子持ちでありかますからして、全く興味のない話題ではないのですが・・・

昼休みの話題全てが子供の話、家族の話になってくると、それはちょっとキツい。

小学校受験はするのかどうか、中学は私学を受験させるのか、高校はどうするのか、大学は・・・仕送りの額は・・・就職先の会社は・・・

そうなると、おのずと、「そこにいない人のウワサ」にもなります。

なんか、そういうの、私にはちょっとキツかった。



私にとって、昼休みの一人ランチというのは、そういうのから逃れる手段でもあり、気がつかなかったけどかなり大切な時間だったようです。

結局、2週間そこそこで、また昼休みは一人で外食組に戻りました。

仕事を続けていく上で、必要な経費だと思うことにしました。

やっぱり私にはそのほうが合ってたみたいです。



他人にとってムダと思えるモノでも、自分にとっては実はかなり大切なもの。

いろいろあると思います。

たとえそれが家族であったとしても。

家庭を運営していく上で、みんながそれぞれ工夫して経費を削減していくのは大切なことだし、これからますます教育費がかかるようになることからも、経費削減は必要なことです。

しかし、自分にはわからない、相手にとってに「生活の質を向上させるムダ」であったり、「精神的な必要経費」の部分については、ちょっと考えないといけないよなあ・・・と改めて思った次第です。





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