反転授業実践ブログ

反転授業の取り組みその他を周知させていただきます。

2017 オープンドアウィーク

2017-06-11 17:21:18 | 日記
 教育実習期間になりました。
今年は残念ながら、教育実習生の指導教官の担当ではないのですが、
若手の先生の発案で、この期間いいろんな先生の授業を公開しようという期間が
設けられました。(今年で2回目です)
 昨年は、見ていただくタイミングが合わずエントリーしなかったのですが、
今年は「級友の練磨」と教師主導の知識定着授業の2パターン見ていただけるようにしました。
 教師主導と言っても、数学では珍しく、ペアワークで座らせてお互いに答えの確認や、発問をさせています。
 見学に来た教育実習生からは、「数学の授業スタイルでペアワークは初めて見ました。できるものですね。」と言われたので、
できないと思っているところで思考停止ですよとだけ言いました。
 見学に来ていただいた校長からは、「ペアの作り方等を工夫すsれば、もっと学びが活性化するのでは」とアドバイスを受けました。

 一方で、誰とでも学びが深くなるために、どのような言葉かけや態度をとればいいか体感して経験値を増やして欲しいとも
考えています。

 放課後には、生徒たちが化学を教え合っているに風景に出会いました。これぞ、自律的で協働的な学びです。

        
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課題研究について

2017-06-07 22:06:25 | 日記
 総合学習としてこの学年には課題研究に取り組ませることにしました。
教科書や参考書に載っている、与えられたお題だけを理解定着させるのではなく
自ら課題発見・問題解決力をつけるための取り組みです。
 一般社団法人Glocal Academy代表の岡本先生の課題研究メソッドを利用しながら
1年間かけて進めていきます。なんとか来年3月には発表にこぎつけたいと思っています。

 ところで、この4月に近畿大学にはAcademic Theater(コンセプトは「文理の垣根を越えて社会の諸問題を導くための学術拠点」)という建物ができました。
急ではありましたが、いろいろなところに無理を言って高校生でも利用できるように働きかけ、特別に利用させていただけました。
課題研究の題材探しにぴったりの施設で、生徒には施設の充実と学びの空間に大満足で、もっと利用したという声ばかりでした。

 この探究を通じて高校生にいろんな力をつけて欲しいと考えています。
成功より経験と考えて、さらに大切なのはやらされているのではなく、自ら取り組んで
楽しんで欲しいと思っています。

       

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級友の練磨 の生徒の取り組みから

2017-05-17 12:45:26 | 日記
 中間試験の一週間前になりましたが、級友の練磨を行っています。
生徒たちが作成した問題が、ちょうどレベルの高い演習を行うには適していました。
また新しいクラス分けにも慣れ、友人どうしで話し合いができる雰囲気が整ってきました。

 ところで学びの中に創造性というキーワードがありますが、
教師が授業内容をコントロールしようと思っていると
なかなか創造性が引き出せないのかもしれません。
 
 級友の練磨の授業形態で、生徒たちに解説講義を委ねることで
解説ストーリを作る生徒が現れました。初めてのことです。
 (下の添付写真に参照)
どこで何を発問しようか、級友の反応を予測してどのように問い直そうかなど
答えようかなどを、解説台本を作成し創造性を身につけてくれています。
このように級友への解説に前向きに準備している生徒は、この仕掛けによって数学を楽しんでくれているようです。

 どの生徒も積極的に取り組んでいるとは言えませんが、ワンパターンの教師主導型の授業ではストーリーを創作するという
動きにはなかなかならないと思います。教師が導くところと引き出すところそして委ねるところのバランスが大切だと思っています。


   
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数理系の反転授業の実践報告をします

2017-05-08 13:34:56 | 日記
少し先ですが、今年の7月15日(土)午前中に創価大学において
第3回創価大学教育フォーラム「高大接続と大学教育ー高校の取り組みから大学は何を学ぶか」というところで
お話をさせていただくことになりました。
フォーラム自体は午後の開催で、午前中にワークショップの時間帯で話をさせていただきます。

反転授業に取り組んで4年余り、その中でインフラも含めて社会的な環境もずいぶん変化してきました。
実践例を踏まえながら話をさせていただきます。
授業デザインに興味関心があり、都合のつきそうな方は是非ご参加ください。


    

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級友の練磨って何?

2017-05-03 13:30:38 | 日記
級友の練磨について

 級友の練磨とは生徒が新しい問題を作成し、それをみんなが解き、生徒が採点し、解説するという取り組みです。
まさに生徒の、生徒による、生徒のための新たな演習の形です。
 
 これまでの演習問題は、問題集や先生から与えられるものと相場が決まっており、
生徒はそれを解くことのみを行ってきました。しかも答えがきちんと存在しており、
定型的ないわゆるどこかにその解法が示されている問題ばかりでした。
 もちろん受験数学をマスターするには有効であり、手取り早い学習方法であることは否定できません。
一般的に行われている授業では、情報や知識などの情報収集力はつきますが、
「分析する力」「活用する力」はあまりつかないと思っています。
なぜなら与えられた問題を解くだけでは答えに注目してしまい、表面的な理解に留まり、
分析するという段階の思考が省かれるからです。
ましてや個人の活動に終わっていたのでは、
「共感する力」や「協働する力」は全くつかないと言っても言い過ぎではないとないと思います。
 
 問題を作問することで次のような効果を期待しています。

(1) 問題の本質が見える
(2) 解答が出ない問題にも当たることもあり、それを分析することで理解が深まる
(3)自分の持っている知識をフル活用して、戦略を立てる思考力を養うことができる
(4) まだ誰も考えたことのない新しいアイデアを創造することができる
(5) 出題者の意図などが読めるようになる

1年生最初の作問は、教科書の数字を変えただけからスタートしましたが、
やがて生徒は優秀なS君には簡単に解かれたくないといった、競争心とも遊び心とも取れる気持ちが働き
京大などの過去問から取り上げて問題の難易度は上がりました。
しかし、作問のではなくどこかから入手したcopy and pasteの班ばかり目立つようになりました。
1からの策問は時間がかかりますが、入試問題を材料にもう一工夫求めていくために
改めて上記のことを生徒に伝えました。

          
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