秋田のキムカズが贈る気まぐれブログ

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11/3 第6回石川理紀之助翁検定を受検しました!

2013-11-03 23:02:17 | Weblog
11月3日(日・文化の日)
第6回石川理紀之助翁検定が潟上市昭和公民館で開催されました。
キムカズ、受験者として満を持してのチャレンジです。
  

平成21年にこの検定が立ち上がるときから携わることができたこの事業。
これまでの5回はスタッフとして参加してきました。
受検者の席に座っていることすら新鮮で清々しい気分。
そして、こんなにも多くの子供たちと大人が一同に会して受検するという感じが、
とてもいいなあって立場を変えるとしっかり自覚できました。
 

潟上の地に生きた偉人「石川理紀之助翁」。
理紀之助翁の玄孫(やしゃご)の石川紀行様がごあいさつ。


21年の立ち上げのときから全面的側面的に支援してくださっている方々。
この方々にはとても良くしていただいき、おかげで検定事業を立ち上げることができたと、いま改めて痛感します。
そして、先輩伝習士(合格者)も支援スタッフとして参加してくれるという取り組みもしています。
 

オリエンテーションを終えて向かった「潟上市郷土文化保存伝習館」。
ここでは、館内の見学。石川翁に関して時系列で学ぶことができます。

ここで、石川翁についてご紹介しましょう。
石川理紀之助翁は、秋田の二宮翁とも称され、その生涯を農村の更正、
農家の救済、農業の振興に捧げ尽くした高名は、全国的に有名です。
弘化2年(1845年)、3月25日に秋田市金足小泉の農家奈良周喜治氏の次男として生まれ、
21歳の時に南秋田郡昭和町豊川山田の石川長十郎氏の養子となる。
  

明治になり、秋田県勧業課の官吏に出仕、33歳の時に種苗交換会を創設し、一大事業の礎を作った。
石川理紀之助翁の記念碑が秋田市八橋の日吉神社にひっそりとたたずんでいる。
篆額が東郷平八郎の筆という神社境内でも最大級の記念石碑である。
翁の金言「寝て居て人を起こすことなかれ」。

館内見学のあとは、外に出て、周辺に遺されている遺跡群の見学。
詳しい説明はここでは省略します。
  

 

   

   

 

この辺一帯が石川翁が生きた当時、村人みんなで協力して復興した土地です。
  

その後、バスで移動して「草木谷山居跡」へ。
このあたりの田んぼは日当たりも悪く、水も沢水で冷たい、稲作には向かない厳しい環境の土地。
石川翁はここに一人入り、稲作をはじめとした農業に取り組みました。
いま、地元の小学生などがここで田を作っています。
  

草木谷山居跡でガイドの話しを熱心に聞く子供たち。
   

現石川家当主、紀行さんも解説してくれました。


その後、再度昭和公民館に戻って昼食です。
美味しそうでしょ!
潟上産の佃煮、ご当地豊川産のあきたこまちで作ったおにぎり、
豊川米のだまこ入りの豚汁、みそ漬けガッコ。
商工会女性部が作ったお料理です。
プロの味。どれも大変美味しかった~。
  

先輩伝習士からも石川翁に関する造詣について説明がありました。
この方は、21年の第1回検定の合格者。
 

その後、座学講義。
大人たちは、石川翁顕彰会の加藤会長を講師に、
子供たちは、市教育委員会の工藤先生が講師。
そして、その後、いよいよ試験です。
 

試験も無事終え、一日の検定行程が終了。
試験の終了を記念して、現石川家当主の紀行さんとツーショット。



受験者として参加して思いましたが、やはりこの検定、相当楽しいです。
見学やガイドの話しを聞くことも、全然苦になることなく、むしろあっという間に過ごすことができました。
あとは合格発表を待つばかり。。。ワクワク。
皆さんも、今度の検定にチャレンジしてみてはいかがですか?!



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