本と映画とアイドルと ~数少ない趣味の記録~

本や映画、アイドルについてまとめた、作詞家「福田花音」推しによる、記録のためのブログです

映画07本目-2017|ザ・コンサルタント

2017-01-29 23:54:26 | -映画 2017



小さな町の片隅で会計コンサルタントとして働いているクリスチャン・ウルフ(ベン・アフレック)。

数字にとても強く、コンサルタントとして優秀な頭脳の持ち主。

その能力が見込まれて会計監査を引き受けた大会社で不正を見抜きます。

しかし責任者が自殺したことで不正はなかったことに。

それで事態は収束するかと思われたが、なぜかウルフが命を狙われます。

しかしそれでやられる男ではありませんでした。

なぜならウルフは一流の殺し屋としての裏の顔を持っていたから。

ふたたび会計不正について調べたウルフが気づいた真相は-



自分好みのとてもおもしろい映画でした。

会計コンサルタントとして見せる顔と、殺し屋として見せる顔のギャップがいろいろな意味で激しかったです。


天才的な頭脳の持ち主

数学の才能に長けているウルフ。

会計コンサルタントとしてその頭脳をいかんなく発揮します。

この能力はどこから来ているのか。

ウルフは高機能自閉症と診断されていて、その特性の1つとされています。

なので、これは映画だけの話ではありません。

以前に『ぼくには数字が風景に見える』という本を読んだことがあるのですが、サヴァン症候群である著者は数字に関して驚くべき能力を有しています。

人は誰でも、得意なことがあれば苦手なこともあります。

そのことは常に意識しておきたいです。


強すぎる殺し屋

殺し屋としてのウルフはとても強かったです。

こういう映画の主人公は得てして強すぎるものですが、ウルフの鮮やかさもまた恐ろしいほどでした。

ためらいなく、的確に。

すごかったです。



まとめ

映画の序盤はコンサルタントとしての場面が多く、どちらかというと静かな進み方。

後半に進むにつれ殺し屋としての場面が増え、動きが大きくなってきました。

そのコントラストが良かったですし、人間関係の要素に考えさせられるところもありました。

ただ単に乱暴な映画というわけではなかったです。

本04冊目-2017|あたりまえだけどなかなかできない仕事のルール

2017-01-28 10:49:40 | -読書 2017
仕事に携わる者として心がけておくことを101個のルールとしてまとめたこちらの本。

礼儀から自己啓発、時短テクニックまで、国内外問わずコンサルタントとして仕事をしてきた著者の経験がまとめられています。

気になったところを書き留めておきます。


他人と比較しない

ついつい周りと比べてしまいがちな自分。

目標として頑張る分にはまだいいとして、憧れを通り越して自分はダメだと落ち込んでしまっては意味がありません。

また周りに対する不満をグチってばかりでも何も生まれません。

選択理論によれば、結局変えられるのは自分だけ。

グチを言っている暇があるくらいなら自己研鑽に励みましょう。

それがなかなか難しいのですけれど。


すぐに行動に移す

とにかく行動力がありません。

何をするにも頭でっかちになって行動に移すまでに時間がかかります。

自分のようなタイプは、まずはやってみることも大事かなと思います。

失敗から学ぶことも多いでしょうし。


一人でできることには限りがある

1+1が3にも4にもなる、きっとそんな関係が大事です。

一人でできることには限界がありますしね。

そのためにはコミュニケーションが大切です。

あいさつは基本中の基本。

また見返りを求めず、ギブアンドギブアンドギブで相手に貢献することを考えることが、ひいては自分のためになるようです。



まとめ

こういう仕事系の本を読んでいると、共通している軸が見えてきます。

自分が苦手としているところも多いので、しっかり見つめ直していきたいです。

女優・田村芽実、始動!

2017-01-25 18:18:16 | -アンジュルム
昨年5月にアンジュルムを卒業した田村芽実ちゃん。

舞台女優になるという夢を叶えるために一から勉強しなおすとのことで、しばらくは表舞台で見られないかなと思っていました。

しかし昨年の誕生日にTwitter(@Tamura_Meimi)を開始。

ツイートはそんなに多くありませんが、卒業後の様子を知ることができるメディアができて嬉しかったです(Twitterはしないと言っていたのでなおさら…)。

とはいえ表舞台に立つのはまだまだ先だろうと思っていましたが、ついに舞台女優への一歩を踏み出すようです。


本田美奈子.さん役

田村芽実ちゃんが主役に決まったのは舞台『minako-太陽になった歌姫-』。

骨髄性急性白血病で亡くなった本田美奈子.さんの生涯を描くストーリー、とのこと。

以前から本田美奈子.さんの大ファンと公言していた田村芽実ちゃん。

日本の歌姫と呼ばれ、カリスマ的存在であろう方の役はプレッシャーもかなりのものと思いますが、彼女ならやってくれるだろうと期待しています。


一般の人からどう見えるのか

自分含め、スマイレージ・アンジュルム時代からのファンはその実力をよく知るところです。

多くなかったとはいえ、ハロプロでの舞台のときはひと際目立っていました。

しかし、田村芽実ちゃんを知らない人からするとどういう風に見えるのでしょうね。

聞いたこともない新人が本田美奈子.さん役でいきなり主役を任せられている。

お手並み拝見といったところでしょうか。

少なくとも自分はひいき目があるので、知らない人から見たときの田村芽実ちゃんの評価は興味があります。

がっちり心をつかんでくれるといいなぁ、、、と思っています。



まとめ

卒業から1年が経つとはいえ、思ったよりも早かった舞台デビュー。

何はともあれ、夢に向かっての第一歩がスタートしたことは嬉しいです。

映画06本目-2017|マイ・インターン

2017-01-22 17:46:01 | -映画 2017



自ら立ち上げたファッションサイトでバリバリ働いているジュールズ(アン・ハサウェイ)。

そんな彼女の会社で、社会への奉仕活動の一環としてシニア世代のインターンを採用することに。

そこで採用されたのは、現役時代は電話帳を作る会社一筋で働いてきて、ファッション業界とは無縁のベン(ロバート・デ・ニーロ)。

ベンはジュールズの直属の部下になったけれども、彼のことをあまり快く思っていない彼女からはなかなか仕事をもらえません。

しかし人生の先輩として周りの若者にアドバイスを続けていくことで、徐々に自分の居場所を作っていきます。

その様子を見ていたジュールズも少しずつ心を開き、ともに仕事を進めていくようになります。

そんな中で、順風満帆に見えたジュールズに、仕事と家庭の危機が訪れます。

見かねたベンは何とかジュールズを支えようと奮闘します-



とても良い映画でした。

高齢化を迎えている日本において、参考にすべき点があったように思います。


シニア世代に向けて…

ベンは仕事をリタイア後、趣味にふけりますが何か物足りません。

妻にも先立たれ、何か満たされないまま一人で過ごす毎日。

そんな彼がインターン募集の広告を目にして、未知なる分野へ足を踏み出すことを決意します。

最新技術を使って仕事をする若者ばかりの会社の中で、とまどいながらも自分の居場所を見出していきます。

少しずつなじんでいくとともに、人生にハリが出てきている様子が良かったです。


若者世代に向けて…

ともすれば親よりも年上の人が、インターンとして突然やってきた会社の若者たち。

最初はとまどいながらも、豊富な人生経験をもとにしたアドバイスに触れ、心を許していきます。

年齢は関係なく、相手を尊重する姿勢はとても素敵な関係だと思いました。


アメリカならでは?

映画の中では、親子ほど年の離れた人たちがとてもフランクに会話をしていました。

これが日本だとまだ違和感があるかもしれないので、アメリカっぽいともいえますね。

ただ日本も、これからそういう社会に向けて変わっていくことが必要になるのかもしれません。



まとめ

映画なのでとても理想的なストーリーではありますが、特に高齢化社会を迎えている日本にあって、リタイアしたシニア世代が働きやすい環境になればいいのかなと感じました。

自分がシニアになったとき、そうなっていると嬉しいですね。

本03冊目-2017|頭の回転が速い人の話し方

2017-01-21 17:52:56 | -読書 2017
自分は口下手で会話が苦手。

人と話すときは聞く側にまわることが多いです。

そうすると普段から口数が少なくなって、ますます話すことが苦手になる悪循環。

というわけで読んでみたのが岡田斗司夫さんの『頭の回転が速い人の話し方』です。

1章 なぜ、あなたの話は伝わらないのか?-誰にでも通じる「ユニバーサル・トーク」の考え方
2章 なぜ、あなたの意見は共感されないのか?-「ユニバーサル・トーク」の共感と再構築
3章 「話し方」を武器にする-「戦闘思考力」のギアの概念
4章 確実に最適解を生み出す話し方-「ユニバーサル・トーク」×「戦闘思考力」
5章 あなたの頭の回転を倍速化するレッスン-思考の武道「戦闘思考力」の免許皆伝



ユニバーサル・トークという考え方

様々なものにルールがあるように、話し方にもルールがあります。

そのルールに基づいた、誰にでも通じるような話し方がユニバーサル・トークです。

これまでは全てを話さなくても話が通じる身近な人とのコミュニケーションを考えればよかったのに、SNSの発展により誰もが不特定多数の人に伝えることが必要になってきました。

そんな世界では従来の話し方は通用せず、そこにユニバーサル・トークという概念が生まれました。


戦闘思考力

話し方の技術を磨いたとしても、そこに話の中身がともなっていないと意味がありません。

頭の回転の速さはやはり必要です。

ただそれを、自分の言いたいことをまとめるのに使うだけではなく、話をする相手を考えなければいけません。

相手をふまえて話し方を変える、それを本書ではギアと表現しています。

そこでは「共感」というキーワードが大切になってきます。



まとめ

正直なところ、ちょっと難しかったこちらの本。

まだ自分の行動にストンと落とすには理解が浅いです。

ただ1つ、相手ファーストで「共感」を意識することは大事かなと感じました。