久しぶりに寄った図書館から5冊の本を借りてきてくれた。
5冊のどれからにするか並べた。
始めのページを読んで傾向を見た。
なかでも一番厚い本にした。
「暴風圏」 佐々木 譲
吹雪でペンションに閉じ込められた話。
暑さを忘れられるかな。
外は横殴りの吹雪
彼岸荒れと言われる吹雪
北海道東部、だんだん吹雪がひどくなっていく
国道は閉鎖が広がって行く
動きが取れない
ペンションに着いた客は8人
函館からの旅行途中の老夫婦
再婚した母の相手から逃れるために家出した高校を卒業したばかりの若い人
彼女をヒッチハイクで乗せたトラック運転手
出会い系で知り合った男女
会社員の男性
ペンションの経営者夫婦
途中から道路封鎖と吹雪で車が動かなくなった男性
窓を叩く雪
寒さの中でボイラーの故障も重なり薪ストーブのある食堂に
そこで強盗を働いた一人がピストルを見せ・・・
全員が携帯電話をストーブに放り込まれ連絡の方法を失った。
出会い系で知り合った男性が隠していた携帯がわかってしまいズドーン
相手の女性の裏切りで
逃げられない、寒い、怖いで一晩過ごすことになってしまった
つけたテレビで彼の正体がわかり怖さが募っていく
一晩の怖さを味わって連帯が少しずつ
警察の動きは
助けられるのか
ブルブル 寒い
一日で読みきった。
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