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【追悼:「原発いらない!」と訴え続けた島田雅美さん】4231通の九州電力社長に宛てた抗議文

2023年07月17日 | 頼もしい市民の活動
2011年の東京電力福島第一原発事故のような大惨事が決して繰り返されないよう、
大分市の九州電力支店前で社長や取締役に脱原発を訴え続けてきた、
島田雅美さん(享年75歳)が2023年4月25日に逝去されました。
謹んでご冥福をお祈りいたします。

今年の3月11日に病の床で綴られたという以下の絶筆は、4231通目でした。





島田さんが旅立った翌日は、
4月26日のチェルノブイリ原発事故を忘れないために、
九州電力大分支店の前で通常よりも時間を延長して行う「一日中行動」の日でした。
島田さんが毎日立っていた通り沿いの、あるお店の方は、「この日も島田さんの笑い声が聞こえた」とおっしゃったそうです。


島田さんの活動については、以下の記事をご覧ください。


続きはこちら。


続きはこちら。


3192日目に関するブログ記事

チェルノブイリ原発事故を忘れないために(九州電力大分支店前で「原発いらない!」3192日目)



闘病生活前の抗議文

上記の絶筆と共に、最後に九電前に立った日までの抗議文も送っていただきました。
送ってくださった日髙さん、ブログ掲載をご了解くださった島田さんのお連れ合いの方に、心から感謝いたします。






2018年までの抗議文

私の手元には、大分に最後に里帰りした2018年までに、島田さんたちと一緒に九電前に立った際にコピーをいただいた抗議文もあるので掲載します。
一人でも多くの方に読んでいただけたらと思います。






*この日に署名した私以外の6名の名前の部分は隠してあります。
当時私がお会いした方々のほとんどは、すでにわりとご高齢だったので、今は活動されていないそうです。





島田さんは、「川内原発設置変更許可取消請求訴訟」における大分での世話人でした。