『24時間テレビ 2004』・・・④・相葉君からの手紙＆ゴール

【24時間テレビ・2004/あなたの夢はみんなの夢】

君のために僕がいる

嵐が歌う中、大野君サポートの聴覚障害の学生達が
見事にダンスを成功させました。

事故から10カ月決意の車椅子トライアスロンで見事ゴールした
村上慶太さん（19）の両親への手紙を読んでいる映像を見て、
小窓に映った潤君は泣きながら感動していました。

中島「徳光さ～ん！実はですねこれがコーナー最後の方になります。」
松嶋「ハイ！ラストを飾ってくれるのは誰なんでしょうか！？」
徳光「どなたでしょう」
西尾「ハイ！最後は24時間テレビのパーソナリティーを務めて下さいました
“嵐”の皆さんで～す！」

＜キャ～～＞

松本「ハイ？・・・えっ！？」
4人は左から、櫻井、二宮、松本、相葉、大野君と横並びで立っています。
にはこの24時間テレビで活躍した嵐の姿が流れます。
最初に円陣を組んで気合を入れている嵐・・・

西尾「今年の24時間テレビのテーマは“あなたの夢はみんなの夢”
夢を持つことの意味って何だろう？夢を追いかけ続ける事の大切さって何だろう？
そして夢を追う仲間に自分はいったい何をしてあげられるんだろう？と、
嵐の皆さんはこんな思いを抱きながらここまで頑張ってこられたと思います。

昨日から今日にかけて様々な人との出会いもありました。そしてその出会いにより
色々な思いを1人1人感じた事と思います。（潤君が必死に涙をこらえています。）
夢にチャレンジする姿を見て勇気をもらい、励まし励まされ今嵐は昨日より
一回り大きくなった5人となりここ武道館にいます。

そして今日共に夢に向かって挑戦し続けて来た最高の仲間であるメンバーへ
相葉さんから伝えたい思いがあるそうです。それでは相葉さん宜しくお願いします！」

＜キャ～！＞

相葉君はすでにヤバそうです
潤君がビックリして相葉君を見ます。

松本「お前かよ！」

徳光「相葉君！ちょっとこちらへ来て下さい。」

松本「ちょっと待って下さいよ～聞いてないよぉ～！マジでぇ～・・・」

潤君がテーブルに両肘をついて叫んでいます。

徳光「メンバーに君の想いを・・」
相葉「ハイ！」
徳光「文章に託しました！メンバー受け止めて下さい！」
二宮「ハイ！」

松本「えっ！えっ！？これはマジメですか？」

徳光「マジメ！」
二宮「分かりましたぁ～！」

淋しげな“サライ”の曲が静かに流れる中、相葉君がゆっくり手紙を読みます。

相葉「嵐のみんなへ。嵐に対する僕の気持ち 書いてみました。
デビューして5年が経つね。本当に色んな事が沢山あったよね。
（声を詰まらせて・・）辛い時苦しい時・・いつも一緒にいたよね。
最近は1人1人でも仕事させてもらえるようになって来て、みんなの仕事を見てると
本当に刺激を受けるし・・最高に嬉しいんだよね。

潤君のアップ。涙を流さないよう必死に耐えている様子・・
体を動かしたり天井を見上げたりしています。

僕にとって嵐は良い仲間であり、本当に良い
ライバルです。

大野君のアップ。大野君が指で涙を拭きました。

ただ僕には今思い出しても、みんなに迷惑をかけて申し訳なかったと
思う事があります。僕が肺気胸で入院した時、あの数日間はメンバーの事が
頭から離れませんでした。僕が行かなくちゃいけなかった仕事も、他のメンバーに
行ってもらったり・・・（声が出ません。）」

松本「う～い！」

相葉「その時に出来た右胸の手術の痕・・・今では見る度頑張ろうって
力をもらいます。みんなには本当に感謝しています（涙声）

潤君が相葉君を見詰める横顔の大アップ！目をパチパチさせています。
唇が震えました。

普段は恥ずかしくって口に出して言えないけどこの場を借りて言います！

松潤・・・誰よりも嵐の事を考えてくれてありがとう。
潤君嬉し泣き。
にの・・・場の空気 嵐の空気を読んで皆を盛り上げてくれてありがとう。
にの君、にっこりして頭を深々と下げます。
翔君・・・こんなにバラバラな5人をうまくまとめてくれてありがとう（嗚咽）
優しく相葉君を見詰める翔君。
最後にリーダー・・・大野君、リーダーらしい事なんかあんましてもらった事無いけど

＜爆笑＞

その存在と人柄にいつも助けられます・・ありがとう。
大粒の涙を流す大野君。隣の潤君が大野君の肩に手を回しました。

頼りにしてるよ リーダー。

潤君がにの君と大野君の肩に手を回します。

これからも5人で力を合わせて頑張って行こうね。
最後に俺らがいつも口を揃えて言ってる“トップになりたい！”って夢
絶対叶えようね。嵐で良かった！相葉雅紀。」

＜＞

徳光「リーダー、どう言う風に受け止めてくれた？」
相葉君が1番右の大野君の隣に戻ると、潤君がポン！と背中を叩きました。

大野「もうゲホ・・あ～！ビックリしてる（照れ笑いしながら指で目を・・）」
松本「ビックリするよなぁ～」
徳光「松潤はどう？」

松本「いやぁ～最高ですね。う～ん！」
潤君の目がキラキラ光っています。
徳光「二宮君は？」
二宮「やっぱりそのぉ～うちのね、相葉ちゃんて言うのは良く病気に
なり易かったから、自分もそれでさ、なんか心配する面もあったから自分が人一倍
迷惑かけてると思ってるけど、そんな事無くってね。それが嵐だから。」

相葉君号泣堪えきれず手で涙を拭っています。

徳光「それが嵐だから！」
二宮「そうそうそう・・」
徳光「櫻井君！」
櫻井「彼が僕達に迷惑をかけたって言ってた、その期間の時が1番実は
彼が辛かった時だったりしたから、そう言った時の事を今言ってくれて・・」
二宮「本当に嵐にとって最高な夏になりました！ありがとうございます。」

徳光「じゃぁ～ね、その最高の仲間で最高の歌をこの最高な夏に歌って下さいよ！」

松本「さぁ～行こうぜぇ～イエイエイエー！！」

5人で円陣を組みました。

Hero

相葉君と櫻井君が抱き合い手をつないでいます。
潤君が相葉君の肩に手を回しました。相葉君は涙で歌えません。


杉田さんの映像が流れます。苦しそうに少し歩いています。サポートの
女性が杉田さんの首を冷やしながら？歩いています。

松本「杉田さんガンバレ～！」
杉田さんが又スピードをあげて走り出しました。

松本「ラストー！杉田さん！あとは武道館に来るだけですよぉ～！」
相葉「頑張ってぇ～！」

＜ゴール迄後2㎞を切っています。＞

眩しい明かりが見えます

ついに日本武道館の中に入りました。

＜杉田！杉田！杉田！＞

凄い大歓声の中、杉田さんがステージめがけて走って来ました。
会場の階段を駆け降りました。
階段には杉田さんファイト、ガンバレの文字が・・・

潤君が何かを叫んでいます。もう目はウルウル・・
杉田さんが階段を上がってゴールのテープを切り・・・

両手を広げてピョンピョン飛びながら待っていた潤君の首に、
思いっきり手を回してその胸に飛び込みました。

徳光「しっかり受け止めましたぁ～！松本潤！！」

松本「お疲れ様です！杉田さんこれプレゼントです。
ささやかですけど・・」
と言って月桂樹のを頭に乗せてあげました。

松本「おめでとうございます！」

握手

杉田「夢の様です。夢の中にいるみたい。どうもありがとうございました。」

松本「ベッキー！」

ベッキーが杉田さんと抱き合っています。
潤君がマイクを差し出すと・・・
杉田「あなたも待っててくれて」
潤君のマイクを持つ手しか映っていませんでした・・・
表情が見たかったです・・
嵐「おめでとう」

今迄元気だった杉田さんがベッキーが泣いているのを見てか・・号泣。
みんなから一通り祝福の後

松本「だって絶対辛かったじゃないですかぁ～ねぇ～」
杉田「ハイ・・」

“サライ”を全員で大合唱！

今現在の募金金額・・・247,907,328
こうして初めての24時間テレビのパーソナリティーが無事終わりました。




『24時間テレビ 2004』…①・製作発表、心構え他

『24時間テレビ 2004』…②・松本潤×麻木＆杉田

『24時間テレビ 2004』…③・オープニング＆マラソン＆地獄太鼓


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