朝の散歩道、何処からか金木犀の懐かしい香りが…。長野に越して来てからはあまり嗅いだことがなかったけれど、故郷ではこの季節あちこちから甘いこの香りが漂って来て大好きだった。小さい頃育ったおばあちゃん家の庭に、大きな金木犀の木があったからか。その木は毎年可愛い黄色の小さな花を咲かせ、それはそれは辺り一面にいい匂いをふりまいていた。おばあちゃんの笑った顔を思い出す金木犀の匂い…。
秘密の縁でつながるyumikoさんと楽しいお茶の時間を過ごした。小雨の降るカフェ「七ヶ月」のテラスで温々とブランケットに包まり、しっとりと森を濡らす雨を眺めながらのシアワセな時間が流れた。スコーンとお茶が運ばれて来たら、彼女のたのんだ紅茶のポットに…ワタシ作のポットマットとティーコゼ!「うわっ」ここで使ってもらっているのは知っていたけれど、目の前にさりげなく出てくるとすっごく感動!かわいいじゃないか。こんな所で活躍できて、よかった、ワタシの小物たち。
大町温泉郷に「バザール小町」という一風変わった店がある。
ネーミングも不思議だけれど中に入るともっと不思議。
雑貨、クラフト、アンティーク、食品、そしてカフェ?
朝8時からやっていて年中無休なんて!いったいオーナーさんはいつ休んでいるのだろう。
ここにはワタシの発掘意欲をそそるガラクタ(失礼)があちこちに潜んでいるので時々のぞきにくる。
来る度に宝の山が増えているような気がするけど、悲しいかなお小遣いが…。
雑貨好きには酷な店「バザール小町」、その営業姿勢に拍手!
設計士のIさんが新居に引っ越ししたのを祝って、酒宴に招 かれた。新居と言っても築90年の天蚕倉庫を改築しながらお暮らしである。年月を経て味わいの増した懐かしいものを愛するIさん夫婦は、それらを大切に生かしつつ不便のないように工夫して使っている。その心遣いがとても好きだ。使い勝手の良さそうな広い台所、低い天井が妙に落ちつく居間。心地いい音楽が流れ、美味しい料理とお酒にもてなされる。この宵は楽しいひと時をどうもありがとう。居心地のいいお住まいにまたふらりとお邪魔するかも…。
とある場所でバッタリ出くわした「二人組工作所」の所員二名。牛好きのHさんもさることながら、初めてお会いした朴訥な青年Mさんもかなりユニーク。彼の製作したハンコは、イキイキとしたキャラクターの豚が繊細な線で彫られていて思わず夢中になる。そうか、牛好きと豚好き、「二人組牧場」に将来なるかも…なんて勝手な想像であります。そしてワタシ、彼らのHPに登場する日記担当の牛のよし子さんとカフェ.ド.アッホウのお菓子にかなり心魅かれてます。会いたい…。