きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

タカの渡り観察①’24.9/9

2024年09月20日 | タカの渡り観察

秋のタカの渡りが始まっている。「タカの渡りネットワーク」を確認すると、少しずつ渡るタカの数が増えてきている。これは楽しみだ。という事で、この日、今シーズン1回目のタカの渡り観察に。観察場所は、今年も鳥海山。自宅から車で約3時間かかる。夜明け前の3時半に出発し、着いたのが6時半頃だった。天気はズバリ晴れ。日本海に浮かぶ飛島も綺麗に見える。これでタカがばんばん飛んでくれたら最高だ。観察結果は、以下の通り。

【観察記録】

観察時間 6:45~13:00  天候:晴れ 風:風速2,3m/s

<ハヤブサ成鳥1羽>

◇9時半頃、西側の日本海の方から飛んできた。旋回しながら山の方に飛び去った。渡りではないが、獲物を探しながらの移動かと思われる。

<サシバ幼鳥2羽>

◇10時10分頃、サシバが2羽飛んだ。双眼鏡で確認したが、サシバとは判別できなかったが、撮った画像からサシバの幼鳥と分かった。サシバの撮影に気を取られていて、その近くをイヌワシが飛んだことに気付くのが遅れ、気づいたときには、イヌワシの後ろ姿だった。悔しい―!。イヌワシの後ろ姿は最後に。

<ノスリ3羽>

◇10時過ぎ、ノスリ2羽が登場。にかほ高原の方から飛んできて、渓谷を通って山頂の方に飛んで行った。さらに、11時30分、ノスリ1羽が同じように渓谷を通り山頂の方に飛んでった。

<ハチクマ1羽>

◇10時50分頃、山の上空を飛ぶタカを発見。証拠画像を拡大してみると、ハチクマのよう。どこから飛んできたのか分からなかったが、おそらく、山の上の方を飛んできたのではないかと思われる。

最後に、気づくのが遅くなってしまった後姿のイヌワシです。

<イヌワシ後ろ姿>

<感想>

*ハヤブサを間近に見ることができラッキーだった。まあ、渡りではないけど・・・。

*渡りのタカは6羽と少なめだったが、サシバ、ノスリ、ハチクマと一応まんべんなく観察できたので良かった。

*撮影に使用したレンズは140-400mmのズームレンズだったが、飛ぶタカをファインダーに入れるのが難しかった。やはり照準器を使った方がスムーズだなぁと思った。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

霞城公園②’24.9/4

2024年09月18日 | 霞城公園

秋の霞城公園探鳥2回目。はたして、今日は渡りの夏鳥に出会えるのか。いつものようにお堀の土手の散策道を歩いて行った。まだまだ葉っぱが生い茂り、なかなか鳥影を見つけることができない。じいーっと樹上を見上げ、葉っぱの動きなどを見ていると、やっと葉っぱの隙間から鳥影を発見。双眼鏡で確認すると、コサメビタキだった。先日のコムクドリの次に出会った夏鳥はコサメビタキだった。虫を食べているようで、くちばしを大きく開く様子も観察することができた。

<コサメビタキ>

これは幸先良し。次は何が出てくれるかと期待しながら進んでいった。しかし、その後が続かなかった。シジュウカラの姿も、声すらも聞こえない。そんな中で、コゲラに出会うことができた。コゲラには夏の間街中の公園で出会う事はない。繁殖のため山の方に移動していたのだ。

コゲラが帰ってきてくれたので、そろそろアカゲラやアオゲラにも出会えるかもしれない。

<コゲラ>

今日は、コサメビタキとコゲラにしか出会えず、かなり寂しい結果となった。残暑厳しく、鳥たちの渡りが少し遅くなっているのかもしれない。次回に期待しよう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

霞城公園①’24.8/29

2024年09月12日 | 霞城公園

お盆も過ぎ、8月の下旬に入った。鳥の世界ではそろそろ秋の渡りの季節だ。シギチにタカの渡り、そして小鳥たちの渡りと、体が一つでは足りない。3つはほしいところだ。まあ、ない物ねだりをしても仕方がない。まずは様子見ということで、いつもの霞城公園へ。3か月ぶりくらいかな。日中はまだまだ暑いので、早朝6時頃から鳥見スタート。鳥の声がしない。セミもまだ寝ているようで、とっても静かだ。鳥がいそうな大きな樹木の所に来ると、上を見上げて、鳥影を探した。そんな感じで最初に見つけたのが、コムクドリだった。10数羽の群れでいたが、樹の上の方にいるので、なかなか姿を確認できなかった。何とか撮れた画像を確認すると、木の実を咥えているところだった。コムクドリもそろそろ南の国に帰らないといけない。ここでたっぷり食べて、体力をつけてほしい。

<コムクドリ>

鳥の声が聞こえてきたのは、シジュウカラだ。この時期のシジュウカラは有難い存在だ。夏鳥たちはもう鳴かなくなっており、姿を探すのが難しい。その点、シジュウカラはこの時期でも鳴いてくれるので、見つけやすい。そして、シジュウカラのいる近くには、何か違う鳥さんが混じっていることが多い。コサメビタキはキビタキ、ムシクイ類が入っていることもある。という訳で、シジュウカラを見つけると、その周辺をくまなく探すようにしている。ただ、今回は、シジュウカラのみだった。観察していると、青虫を捕まえたのか、夢中で食べているところを観察することができた。

<シジュウカラ>

本日は、あまり期待しないで来たのだが、やはり期待通りの鳥影の少なさだった。そんな中、唯一うれしかったのは、カワセミとの出会い。なかなか条件的には厳しく、あまりいい写真は撮れなかったが、出会えただけでうれしくなるのがカワセミだ。飛び込むところも何回か観察できたが、設定が悪いのか思うように撮れなかった。残念。いつかきれいに撮ってあげたいなぁ。

<カワセミ幼鳥>

こんな感じで、鳥影は少なかったが、それなりに楽しく鳥見することができた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

蒲生干潟’24.8/21

2024年09月06日 | シギチ日記

そろそろ秋のシギチ観察の時期だ。本日は、妻を連れての遠征鳥見。家事を済ませてからの出発という事で、家を出たのは8時頃。蒲生に着いたのは11時近くだった。国道48号線の関山峠から作並を通ってきたが、途中途中工事をしていて、片側通行なのでだいぶ時間がかかってしまった。本日の潮は大潮で、12時頃が干潮のようだ。まずは、堤防沿いを歩きながらシギチを探すと、アオアシシギとキアシシギを1羽ずつ見つけた。2羽仲良くエサ取りをしている。並ぶと大きさの違いがはっきり分かる。アオアシシギの上面を見ると、換羽の途中のようだ。夏羽から冬羽に換わる途中。

<アオアシシギ>

アオアシシギを撮っていると、キアシシギがどこかに消えていた。「こっちも撮ってよぉ。」と

へそを曲げたのかも・・・。シギにへそがあるかどうかは知らんけど・・・。

<キアシシギ>

2羽のシギと一緒にいたのが、このササゴイだった。たまたまだろうけど。ササゴイは、身を低くして、魚が現れるのをじーっと待って動かず。結局、魚を獲るところは見られなかった。下面の色や模様を観ると、たぶん幼鳥だと思う。未だあんまり魚を獲るのがうまくないようだ。

がんばれ!ササゴイくん。

<ササゴイ>

車の中でランチタイムをとり、大沼・赤沼に行ってみた。水がたっぷりあって、シギチは見られなかった。なので、これで遠征鳥見終了ということで、帰路に就いた。帰りは、山形自動車道を通って帰った。時間短縮ということで・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新潟県瓢湖②’24.8/1

2024年09月01日 | 県外の鳥見

ヨシゴイは、魚獲りの名鳥だ。たまに、魚以外の沼エビや飛んでるトンボを獲ったりもするようだが・・・。という事で、今回はヨシゴイの魚獲りに焦点を当ててまとめてみた。瓢湖のヨシゴイは、人馴れしているかのように警戒心が薄いので、超近くで観察撮影することができる。

今回は、探し始めてすぐにヨシゴイを見つけることができ、じっくり撮ることができた。まずは、ハスの茎にとまって、水面をジーっと見つめて、一気に飛び込むシーンを・・・。水面をじっと見つめ、獲物を見つけると、首を少しずつ伸ばしながら水面との距離を縮め、そして、くちばしから頭と一気に突入だ。

<魚獲り①>

続いては、ハスの葉の上からの魚獲りシーン。ここでも、魚を見つけると、首を伸ばして距離を詰め、そして、一気に飛び込む。一瞬にして魚をくわえ、ハスの葉の上に戻る。くちばしを左右に振りながら魚を少しずつ口元へ持ってくる。そして、最後はパクっと一気飲みだ。

<魚獲り②>

最後も、ハスの上からの魚獲り。ただ、この時は、一気に飛び込んで、魚をくわえたのは良かったが、一緒に小さな葉っぱもくわえて出てきてしまった。なので、魚を左右に振りながら口元に持って行くときに、何と、大切なごちそうを落としてしまったのでした。魚は、ハスの葉の上に落ち、ヨシゴイは「しまったぁ。落としてしまったぉ。」と落ちた魚を見つめたのでした。最後は、くわえ直して飲み込みましたけどね。

<魚獲り③>

最後は、魚を次々とゲットした魚獲り名鳥の得意げなシーンを一気にお見せします。

<魚ゲット数々>

こんな感じで、お昼ごろまで、ヨシゴイ三昧だった。お昼頃には暑くなったが、とっても楽しい遠征鳥見となった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする