兄嫁は19歳

（ネタバレあり）

「兄嫁は19歳」というタイトルから、てっきり姑と19歳の若い嫁が織り成すホームドラマかと思ってたのですが、中身はとっても入り組んだ人間関係に、見入ってしまう展開でした。ホームドラマでもなければ、単なるラブコメでもなく、どちらかというとサスペンスドラマっぽいノリでしたね～。

オープニングで踊ってるジェウォンくんやダビンちゃん達の、すごく明るいイメージに反して、深刻なシーンになると流れる仰々しい音楽に、少しギャップを感じながらも、（そろそろあの音楽が流れるかな？）と、段々期待するようになってきました。予想通り、その音楽が流れると、「キタ～～～！」と叫びたかったし（笑）

それにしても、19歳というタイトル自体、ちょっと違うかな？
ユミン（チョン・ダビン）が19歳だったのは、全編のうち3分の1くらいで、残りは24歳だったもん。
19歳のユミンは、やたら目をひんむくシーンが多くて、ちょっと恐かった(^_^;)
でも24歳になったユミンは、屋根ネコのジョンウンとは別人のように女らしくて、綺麗でした。それに、最終話が近づくにつれて、なんとなく、ダビンちゃんの頬がほっそりしてきたような感じ。やはり、ドラマの収録スケジュールがきつかったのかなぁ。

1話から、なんだか「登場人物の多いドラマだな～」と少々心配になったのですが、次第に、点だった登場人物達が、一つの線で繋がるようになり、話に入り込めるようになりました。元々、登場人物の多いドラマは苦手なんですが、このドラマは、わかりやすく出来てましたね～。

途中まで、ユミンはミンジュとくっついてほしいな～って思って見てたのですが、次第に、「兄嫁は19歳」というタイトルから、このドラマは弟スンジェの目線で描かれてるような気がして、ユミンとミンジュの線はないな、と予想できました。
最後はその通りになったわけで、実はジェウォンくんは脇役だった？と終わってみて思ったり。

秘密が暴かれていく過程は、見ててホンットに楽しかったです。
後半はもう、間髪入れずに続けて見てしまいました。
特に14話以降は涙ボロボロだったし(T_T)
親の過ちが子に降りかかるという、韓国ドラマにありがちなパターンではあったけど、そんなことはどうでもいい！って思えるくらい、面白かったです。
私の勝手な評価は★４つです。