韓国ドラマ「トマト」 ＃１６（最終話）

「僕達、再会するまで長い時間がかかりました」
命の恩人がハニということがスンジュンにはハッキリわかりました。だからといって、ひしっと抱き合う二人じゃないのよねぇ。最後の最後までまどろっこしいことです。

新ブランドの制作を再会することになり、発表会に向けて頑張るハニ。
一方、ギジュンはセラに会い、正式にプロポーズ。セラにとって今やすがれる人はギジュンだけとなり、プロポーズを受けます。
ところが、ハニが新ブランドのプロジェクトに戻ってきたことを知るやいなや、ギジュンへの態度がコロッと変わるセラ。人はそう簡単に変わることはないと実感した一場面でした(^_^;)
セラはギジュンに問い詰めましたが、「セラに言う勇気がなかったんだ」と、セラが言った言葉をそっくりそのまま返され、絶句。さすがのセラもギジュンにはかなわないわね～。

なんとしてもハニに負けられないセラは、工場の生産ラインを独り占めしてしまいます。このエネルギー、すごいったらありません。絶対、一度死のうと思った人じゃないわ。この時点でセラの自殺未遂は狂言だったと、私は勝手に確信しました(ーー;)

本筋にはあまり関係なかったホテとユナのカップルは、最後に大仕事をしてくれました。二人のおかげでハニは暗礁に乗り上げてた靴の飾りのことで良い考えを思いついたのでした。
さらに、ギジュンは奥の手を使っていました。テラの製品はヘソンが意匠登録してたものと認められ、販売停止処分が下ったのです。これにより、テラはショーを開くことが出来ず、完全に敗北。大成功を収めたハニはフラッシュの中にいました。

感心したのは、ギジュン本部長の手腕です。取り乱すことなく、常に冷静で自分のことも、会社のこともしっかり考えながら、見事、セラを自分のものにしました。二人でイタリアでやり直すことに。ギジュンがセラに言った「負けることを学べばいい」という言葉、セラにはかなり効いたようですね。いつも目が笑ってないような気がして、何考えてるのかな～と思ってましたが、セラへの愛情は本物だったんですね。いや～～、ギジュンに拍手です。

いつまでもハッキリしないスンジュンとハニでしたが、最後は思いを確認しあってハッピーエンド。
果たして、これを"シンデレラストーリー"と呼べるのかどうかには、ちょっと疑問ですが、ハニとスンジュンのカップルらしいエンディングでした。
それにしても、最後までラブシーンと呼べる場面は一つもありませんでしたね～。
（別に、見たいワケじゃないけど・・・^^;）

全１６話見終わって、これでもう、「♪オーレ～～オ　ラスコムビ　ロバッダ　ラッバヤ」が聴けないのかと思うと寂しいですが、白黒ハッキリしたラストに満足です。
つたないレビューにお付き合い頂き、ありがとうございました(^_^)