「ごめん、愛してる」の最後は、泣いて泣いて、泣きまくりました。
エンドロールが終わって、画面が真っ黒になっても、涙が後から後から出てきて、声を出して泣きました。自分で自分に驚きながらも、涙が止まらない、という不思議な状態。
自然に出る涙とは違って、嗚咽でもあり、目の奥の奥から一滴残らず外に押し出す力でもありました。自分でも、なんで、そんな泣き方してるのかわからないのです。
単に悲しくて泣いてるわけじゃないことは、わかってます。
今までに数々の韓国ドラマを見て、何度も涙を流したけれど、あんな泣き方は初めてです。
私の中での基準は常に「バリでの出来事」です。
これはもう、不動の一位なのです。
「ミサ」を見終わって、正直、「バリ」を越えることは出来なかったけど、横に並んだと思ってます。
ミサの最終回、沢山泣いたけど、裏切られた気持ちはありませんでした。
それはやはり、ムヒョクが確実に死に向かって進んでたからかもしれません。
一話から通して見てる間に、奇跡を願いながらも、知らないうちに心の準備は着実に出来ていたのだと思うのです。
もちろん、ドイツでの手術が成功して、ムヒョクとウンチェの幸せそうな様子が見れれば最高でしたが、それじゃあ、話としてはあまりにも出来すぎてる。
それまでに、ムヒョクとウンチェの幸せなシーンは見ることができたから、全く救われない終わり方ではなかったはず。じゃあ、この、思い出すと出てくる涙はいったい何でしょう?
幸せを感じたいって言ってたウンチェ、最後の最後に、ムヒョクから「愛してる」って言われて、たくさん、幸せ感じたよね。
オーストラリアで思い出の場所をさ迷い歩いて、最後にアジョッシの隣に横たわる姿を思い出すと、もう、涙ぐむ、という状態ではなく、涙がこぼれてきます。
あの、かわいいウンチェが、最後に選んだ道、それは衝撃的だったし、残された者の気持ちを思うと悲しくてしょうがないんですが、「それで良かった」って思えてしまいます。そう思いながらもなぜか涙が溢れちゃう。あ~、なぜでしょう・・・。
ユンがオンマの本当の息子でないとわかった時も衝撃でした。「ユナ~、アドゥ~」という言い方が気に入らなくて、オンマのこと好きになれませんでした。でもユンと、「自分の心臓をあげる」とまで言ったオンマの血の繋がりがないとわかったとき、なぜか自分の心に後悔のような気持ちを感じてしまいました。
それは、ムヒョクがオンマを恨んでたことを後悔したのとは全然比べ物にならないけど、なんだかオンマに対してもユンに対しても後ろめたい気持ち・・。もう一度最初から見たら、絶対、オンマとユンの、どんな行動も(ユンの歌も)優しい気持ちで見ることができます。(ラストを知ってるから当然ですが^^;)
そして、結局、真実は暴かれることなく、ユン・オンマも知らないまま・・・ですよね。それがまた、このドラマの良いところだと思うのです。真実を知って自分を責めて、なんとか責任をとろうとする姿は、これまでの韓国ドラマでさんざん描かれてきたので、見飽きてた感もありました。だからというわけではないけど、オンマが知らないままで、それでもムヒョクとソギョンに、説明のつかない愛情を感じ始めたのが、嬉しくて、哀しくて、心にすごく触れました。
そして・・・最後に、オンマの手料理(ラーメンだったけど)を食べることができて、憎しみも何もかも消えて「生んでくれてありがとう」って思えたムヒョク・・・。自分の眠る場所を韓国ではなくオーストラリアに選んだことに、ムヒョクの穏やかな心を感じ、考えると涙が止まりません。
一人で逝ってしまったムヒョクだけど、ちゃんとウンチェがそばにいるよね。
なぜ、こんなにも泣かされたのか・・・
今まで見たドラマとは確実に涙の質が違ってました。
今はまだ、はっきりと言えませんが、たぶん、心の奥を揺さぶる何かが、このドラマには沢山あったのだと思います。
一度見ただけじゃわからないのかも・・・。
生きてる間も酷く寂しかった彼を
一人で置いていくことが出来ませんでした
私の生涯でたった一度だけ
自分のことを思って
自分のために行きます
罰を受けます
ソン・ウンチェ
エンドロールが終わって、画面が真っ黒になっても、涙が後から後から出てきて、声を出して泣きました。自分で自分に驚きながらも、涙が止まらない、という不思議な状態。
自然に出る涙とは違って、嗚咽でもあり、目の奥の奥から一滴残らず外に押し出す力でもありました。自分でも、なんで、そんな泣き方してるのかわからないのです。
単に悲しくて泣いてるわけじゃないことは、わかってます。
今までに数々の韓国ドラマを見て、何度も涙を流したけれど、あんな泣き方は初めてです。
私の中での基準は常に「バリでの出来事」です。
これはもう、不動の一位なのです。
「ミサ」を見終わって、正直、「バリ」を越えることは出来なかったけど、横に並んだと思ってます。
ミサの最終回、沢山泣いたけど、裏切られた気持ちはありませんでした。
それはやはり、ムヒョクが確実に死に向かって進んでたからかもしれません。
一話から通して見てる間に、奇跡を願いながらも、知らないうちに心の準備は着実に出来ていたのだと思うのです。
もちろん、ドイツでの手術が成功して、ムヒョクとウンチェの幸せそうな様子が見れれば最高でしたが、それじゃあ、話としてはあまりにも出来すぎてる。
それまでに、ムヒョクとウンチェの幸せなシーンは見ることができたから、全く救われない終わり方ではなかったはず。じゃあ、この、思い出すと出てくる涙はいったい何でしょう?
幸せを感じたいって言ってたウンチェ、最後の最後に、ムヒョクから「愛してる」って言われて、たくさん、幸せ感じたよね。
オーストラリアで思い出の場所をさ迷い歩いて、最後にアジョッシの隣に横たわる姿を思い出すと、もう、涙ぐむ、という状態ではなく、涙がこぼれてきます。
あの、かわいいウンチェが、最後に選んだ道、それは衝撃的だったし、残された者の気持ちを思うと悲しくてしょうがないんですが、「それで良かった」って思えてしまいます。そう思いながらもなぜか涙が溢れちゃう。あ~、なぜでしょう・・・。
ユンがオンマの本当の息子でないとわかった時も衝撃でした。「ユナ~、アドゥ~」という言い方が気に入らなくて、オンマのこと好きになれませんでした。でもユンと、「自分の心臓をあげる」とまで言ったオンマの血の繋がりがないとわかったとき、なぜか自分の心に後悔のような気持ちを感じてしまいました。
それは、ムヒョクがオンマを恨んでたことを後悔したのとは全然比べ物にならないけど、なんだかオンマに対してもユンに対しても後ろめたい気持ち・・。もう一度最初から見たら、絶対、オンマとユンの、どんな行動も(ユンの歌も)優しい気持ちで見ることができます。(ラストを知ってるから当然ですが^^;)
そして、結局、真実は暴かれることなく、ユン・オンマも知らないまま・・・ですよね。それがまた、このドラマの良いところだと思うのです。真実を知って自分を責めて、なんとか責任をとろうとする姿は、これまでの韓国ドラマでさんざん描かれてきたので、見飽きてた感もありました。だからというわけではないけど、オンマが知らないままで、それでもムヒョクとソギョンに、説明のつかない愛情を感じ始めたのが、嬉しくて、哀しくて、心にすごく触れました。
そして・・・最後に、オンマの手料理(ラーメンだったけど)を食べることができて、憎しみも何もかも消えて「生んでくれてありがとう」って思えたムヒョク・・・。自分の眠る場所を韓国ではなくオーストラリアに選んだことに、ムヒョクの穏やかな心を感じ、考えると涙が止まりません。
一人で逝ってしまったムヒョクだけど、ちゃんとウンチェがそばにいるよね。
なぜ、こんなにも泣かされたのか・・・
今まで見たドラマとは確実に涙の質が違ってました。
今はまだ、はっきりと言えませんが、たぶん、心の奥を揺さぶる何かが、このドラマには沢山あったのだと思います。
一度見ただけじゃわからないのかも・・・。
一人で置いていくことが出来ませんでした
私の生涯でたった一度だけ
自分のことを思って
自分のために行きます
罰を受けます
ソン・ウンチェ
今はまだ頭の整理がつかないので、うまく書けません。
でも、dejicoさんの文章を読んで、
やっぱりdejicoさんはすごいなあと思って。
とりあえず、今思う事は、
ウンチェはきっと、ムヒョクの最期の時間と、その後も
永遠に彼の魂を癒し包み込む菩薩として寄り添い続けるのですね。
あちらでBarbieさんが書かれいた「男ムヒョクの生きざま」ですが、
そう。1人の男の生きざまをど~んと見せられて、
さあ、私はそれになんと答えてよいのか、言葉が見つからない。
そんな感じでいます。
本日1日、なんとか、がんばって生きよう(笑)
ロミオとジュリエットとか、添い寝する二人の姿とか、いくつも伏線ははられていたんですね。あのベタベタ親子も理由があった。
ムヒョクの墓が何故オーストラリアなのか、私はわかっていませんでした。脚本家のインタビューを読み、ムヒョクがジヨンにそうするよう頼むシーンが編集されていたことを知りました。ウンチェから離れオンマにも知られないために。
私は見終わった直後、ウンチェにはムヒョクの分も生きてほしかったと思ったんですけど、しばらく考えるうちに、「自分のため」という一言にすべてが表われてるのだなあと理解しました。
ムヒョクとウンチェの思いに、心を揺さぶられました。
視聴完了、お疲れ様でした。ケンチャナ?
一日経つと、じわじわと、考えもまとまってきますよ~。視聴直後は、何に泣いてるのか自分でもよくわからなくて、ぼ~っとネット上をただ彷徨ってましたから(^_^;)
>>永遠に彼の魂を癒し包み込む菩薩として
寄り添い続ける
その通りですね~;;ヘータさんの、このコメントにウンチェの姿を思い出してまた涙ぐんでしまいました。
今日一日、お仕事になったかしら?私は・・しばらくは、この廃人状態に浸るのもいいなあって思ってます。
■すーやんさん
確かに・・今思うと、初回から寄り添って寝るシーンがあったわけで、あああ、今気づきました~~。このドラマ・・脚本がすばらしい!無駄がないですねえ。ほんと、やられました。
>>ムヒョクがジヨンにそうするよう頼むシーンが
>>編集されていたことを知りました。
>>ウンチェから離れオンマにも知られないために。
なるほど!なんとなく、そうじゃないかなぁって思ったんです。ムヒョクが遺書を残したのかな、って。
あ・・・ダメです、も~、また最後のバイクに乗ってるシーンを思い出して泣けてきそうです~~。
ウンチェを見てると、このまま思い出を背負って生きていくのはつらいな、って見てて切なかったです。だから、私はウンチェの選択を受け入れることができたんですが、それなのに、涙が止まらなくて、やっぱりまだまだ説明がつきません~~(/_;)
へータさんも、視聴完了されたのですね。直後だと相当キツいものがある事でしょう。私はツラくてしょうがなかったです。数日たった今でも引きずってますから。
dijicoさんの、>涙の質が違う これ、本当その通りでした。今まで多くのドラマや映画で泣いてきましたが、今回の涙は出てくるところが違うというか、刺激された所が違うというか・・。とりあえず尋常ではなかったです。『自分、壊れた』って思いました。
最後、真実が暴かれなかった、というのも斬新でしたよね。しかし、それなのに‥ムヒョクは愛を与え、与えられて幸せに逝けたんだ。と思わせられたところにこのドラマの素晴らしさがあると思います。正直ツライですけど。
私もウンチェの選択は、遺書を読み、妙に納得できたんです。「追った」という印象ではなく、それが彼女の自分の為に選んだ道。絶望を持ってではなく、一種の希望。自分の幸せな人生を歩むための選択だったんだな、と。 彼女の中では、「彼の元へ逝く」のではなく「行く」であり、あくまで、彼と寄り添う人生を見ていた。と感じています。
って、かっこいいこと言っといて、やっぱり切なくて仕方ありません。押し潰されそうです。もう1度見たいけど、まだ見る勇気が出ません。自信ないです・・。
私もまだまだ引きずってます;;
見終わって今日で2日・・・はぁ~切ないです~~(T_T)
なんだか、自分ではないような泣き方でした。「尋常じゃない」って、ほんと、そんな感じです。
ウンチェの死に衝撃を受けながらも、その選択に納得できたのは、やっぱり遺書があったからでしょうか。
私、ここらへんはもう、泣き過ぎて、普通の状態で見られなかったので、やっぱり見直しが必要っぽいです。
>>「彼の元へ逝く」のではなく「行く」であり、
>>あくまで、彼と寄り添う人生を見ていた。
ああ、なんだか、ちょっと理解できてきました・・自分が。ウンチェの選択を受け入れることができたのは、ウンチェが死んだとは思ってないのかもしれないです、私。
あ~~ん、考えると、ほんとに切ない!
見直しが必要、って言いながら、本当に見直せるのかな(T_T)
オーストリアで眠るのはムヒョクの母への至上の愛だと思いました。不幸ばかりの人生に、復讐しているつもりが、自分を思って自分の身代わりを慈しんできたきたことを知った時の悲しみと喜びは、裏切られた女を庇った時以上の苦悩があったと思いました。
どこにも触れてませんが、ウンチェは、全ての罪を引き受けて彼に寄り添って逝ったような気がします。
ユンはこのまま黙って、母と姉の姿を優しくムヒョクの代わりに、見守るのでしょうか?コンサートの始まりに、少し希望が持てました。ぐっすん!
これから、またKNTVでじっくり時間をかけて見ます。丁寧にみなきゃ。
どれが最初の罪なのか、って考えると、ウンチェの父親なのかもしれないし、家庭ある男性を好きになってしまったユン・オンマなのかもしれないし、それらを一身に受けたのがウンチェ自身なのでしょうね・・・・。
私も、ウンチェの父親は「娘を失う」ことで罰を受けたのだと思いました。
ムヒョクがオーストラリアを選んだことは、ムヒョクの強い意志を感じました・・・
おっしゃる通り、ものすごい苦悩の上での決断でしょうね。
だまったままで側にいるユンもまた、つらい思いを一生背負っていくことになりましたね。
その分、強く生きていくことでしょう・・・。
KNTVでじっくり見直して、何か発見してください。
きっと、もっともっと奥が深いと思うので・・・。
少しづつ覚悟は出来ていたのに、いろんな事が予想外でした。みなさんのコメントを読んでまったく同意見です。前半から見せた添い寝に、こんな伏線があったとは、すーやんさんの話を読むまで気づきませんでした。ムヒョクのラーメンを食べた時にみせた嗚咽を忘れる事が出来ません。肯定も否定もしないムヒョク。こわいと感じた時もあった。ユンが最後に打ち明けてくれた事実でムヒョクはどんなに救われたかしれません。ユンの笑顔も今は美しく思えます。
最後にこのドラマ、ジソプの演技だから感銘したのかもしれない。
”天国でトルティガといっぱーい遊んで下さい”祈!
ようこそミサ廃人の世界へ!
早かったね~。最後、止められなくなっちゃったでしょ。わかるわかる。
そうなの、ウンチェの選択は予想外だったけど、ムヒョクの死は覚悟はしてたのです。・・・でもやっぱり思い出すと悲しくて切なくて、いまだに涙ぐむ時があります(/_;) 最後、手術の話が出たから、ちょびっと期待しちゃったし。
何もかも理由があった、そのことを最後で知らされて、私もうちのめされました。単純明快なストーリーではなく、いろんな思いが複雑に絡みあって心にずし~んと重く、でも、なんていうのかな~、バリで感じた脱力感ではないの。
ジソプの静と動の演技が光ってたと思います。
しばらく思い出すと涙出て仕事に支障がでるかもしれません。お気をつけください~。
でもこれで、カショランさんとミサで盛り上がれるわ♪
本当にいろんなことを考えたこのドラマ。すごくいいドラマでしたね。
監督版DVDを手に入れたり、いろんな本を読んでこのドラマの裏側に触れていくにつれていろんなことを考えましたが、やっぱりすごくいいドラマだということには変わりありません。
ウンチェがムヒョクに言った「次の世で一緒になりましょう。そのときはおじさんのこと離したくありません。」というセリフ。この結末を迎えて、ウンチェは本当にムヒョクを離さなかったんだなと思いました。
本当に素晴らしいドラマでした。