兼ねてからH氏に頼んでいた駒井雅三さんの歌集、『ふるさとの海』と『ふるさとの山』の
2冊とも購入することができました。それもこれもH氏のおかげです。ふるさとの山は昭和58年
出版のもので現物があることは聞いていましたが、ふるさとの海は初版のものはなく息子さんの
駒井剛機氏が平成17年に複販したものが数冊あるのみということで諦めていましたがやっとの
ことで手に入りました。海の方は前に借りて読んでいるので、今日はふるさとの山の方を詠み
ました。1411首を一気に読み終えました。
海も山もどちらも読みましたがすごいもんです。人生の最終章と言いましょうかまとめるの
は晩年ですね。駒井さんは76歳の時ふるさとの山を編集し、79歳で亡くなられています。
2冊購入し、読みまして歌詠み人の底知れぬ力を感じました。表現力がそうさせるのでしょう。
終わりまでどんどん読むわけです。過去にも他の方達の歌集も何冊か読ませて頂きましたがど
の方の歌集も素晴らしかったです。作者の人生というか生きざまといいましょうか力を感じます。
駒井さんは写真家でもありますから、場面の切り取りも達人なのでしょうね。ふるさとの山は
重い本で780gありました。腕がつかれました。