きいこのビーチコーミング日記

南房総の海でのビーチコーミング日記。写真と収穫物の紹介。 
初心者の同定用にコレクションも紹介していきます。

誰もいない海~

2024年04月16日 | 今日のビーチコーミング

今日は、天気が良いので岩井に行ってきました。 春は日中かなり潮が引くので、大潮でなくても結構潮は引いています。 漂着物ラインも続いているのでちょっと期待をしながらあるいていると、岩井の主のMさんと会いました。 今日はハズレっぽいよと言われ、ガックシ。 Mさんは貝専門ではなくいろいろな漂着物を拾っていらっしゃるので、石膏のようなものでできたサイコロを拾って満足されておりました。 ハズレでも、岩井の場合は当たりエリアとかがあれば、そこそこ楽しめるので、そこに期待を込めて歩いてみましたが、確かに今日はハズレっぽい。

天気は良いけど風が思ったよりも強い。 薄い貝は拾おうと思った瞬間飛ばされてしまう~ ケースに入れたはずのタカノハガイがいつの間にか消えていた。 たぶん、きちんと蓋を閉めないで持ち歩いていたから飛ばされちゃったのだと思う。 今日の風は手ごわい・・・ 

ピンク系の貝を拾いながらモチベーションを保っていたけど、風との闘いでそれもストレスになってしまうので、今日は音楽を楽しみながら歩くことにしました。 旦那から買ったけど使わないからと言って、ワイヤレスイヤホンをもらったのです。 かなり前、ワイヤレスイヤホンを使って音楽を聴きながらビーチコーミングをしていたけれど、昔は性能が悪くて音楽がすぐに途切れちゃってなんか聞いていてイライラしてしまったので、それ以降は使っていませんでした。 今のは性能が良いので、そういうストレスもなく、逆に音楽を聴きながら歌いたくなってしまって・・・

見回すと、誰もいない海~

広い海に私だけ。 周りを気にすることもなく、楽しく歌いながらのビーチコーミング。 他の海だと、誰もいないと思っても、気を殺してひっそり釣りをしている釣り人がいたりするのよね。 だから、そういうことはできません。 ぶつぶつ独り言言いながら歩いていたら、急に釣り人が目に入って焦ったことありますからねぇ~ まして歌など歌えません(笑)

ストレス解消にはなったけど、歌いながらビーチコーミングをしていると、貝が拾えません。やはり2つの事をいっぺんにはできませんね。 まあ、貝が落ちてなかったのかもしれないけど、歌っている間はまったく何も拾えませんでした。 なので、歌は終了 これから、集中して貝をひろいます。

今日もありましたね、中身の入ったトクサバイ。 残念ながら、もう干からびてました。前回(4/2)に来た時も、結構打ちあがっていましたね。 

あと、これはクダマキガイ科の貝なのかな? 完品だったらうれしかったのにと思われる貝 持ち帰るつもりはなかったのですが、持ち帰ってきちゃいました。

追記:ふなくいむし様から、この貝がこのような形になったのは、カラッパという強力なペンチのような爪をもった蟹によるものだそうです。カラッパは、巻貝を襲って、殻の巻きに沿って、砕きながら中身を引き出して食べるそうです。右爪にある瘤状の突起で貝殻を挟んで砕き割るのだそうです。 クダマキガイも、カラッパにかかれば、このような状態になってしまうのですね。 でも、これはこれで、駄菓子屋で売っている飴みたいで面白いのですけど、貝にとっては災難ですね。

 

風が強いので、海での撮影はちょっと厳しい。 と言っても、これ以上写真を撮りたいと思った貝は拾えなかったんだけどね。 

 

今日は、海がキラキラしてきれいでした。 やはり日差しがだんだん夏にちかづいてきているのかもしれませんね。

潮が引いていたので、普段撮れない位置から岩井海岸を撮影してみました。

大した収穫はなかったけど、そこそこ楽しめました。 

 

この浜での収穫物 その1

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トクサバイ、ミガキモミジボラ、チャイロクチキレ、コニクタケ、ヒメトクサ、オオコゲチャタケ、キリオレ、ヒメゴウナ、トウキョウコウシツブ、チャイロタマキビ、シラサギアラボリクチキレツブ、シチクガイ、ホソコゲチャタケ、オオシイノミ、ムギガイ、キヌボラ、チョウジガイ、オダマキガイ、クダマキガイ

 

この浜での収穫物 その2

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ナツメガイ、ミスガイ、ナツモモ、フロガイ、トミガイ、イソチドリ、ネコガイ、不明貝(タマガイ科)ベッコウタマガイ、イシマキガイ、スカシガイ、クズヤガイ、シボリガイモドキ

 

この浜での収穫物 その3

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ベニガイ、ヒバリガイモドキ、マルヒナガイ、ナデシコガイ、フジノハナガイ、トゲウネガイ、ニシムラザクラ、エゾマテガイ、サクラガイ他

 



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