個人主義

個人主義っていうのは
独我論を拡張したものです

どんな人間にとっても
自分の存在だけは絶対である
しかし、自分の存在が絶対なのは
自分の価値観の中だけであって
他人の価値観の中では
その他人の存在だけが絶対である。
だから、我々が他人の価値観を否定するのは
無意味なことであるし、その逆もまた同様である
他人の価値観を否定せず、自分の価値観も否定されない
一人一人の権利と自由に対して最大の価値を置く価値観
それが個人主義だ

私の過去の記事を見て
どれだけの人間がマインドコントロールされただろう？
独我論は出発点にすぎない
これは絶対的に正しい【演繹法】とやらで
拡張されて初めて価値を持つ

他人に自我があるかどうかなんて絶対に分からない
でもそれは
他我の存在を絶対に否定できないことをも意味する
君はゾンビである可能性がゼロじゃないというだけで
人を殺したりするのか？
人を食らうゾンビの場合でも
ゾンビ化するまでは(ゾンビだと確信するまでは)
殺さないのが普通でしょう？
ましてや、哲学的ゾンビなんて
なんの脅威でもないですからねｗ
他人を殺すなんて馬鹿のすることですｗ

こうして、各個人の自由と権利を保障するための
法律や社会規範が意味をもってくるわけだ
利己主義(エゴイズム)？何の話だ？
それは個人主義に反する愚かな
出発点から一歩も動けなかった人間の思想だよ
これを独我論に陥るというね

いろいろな記事が矛盾しまくってるね
でも大丈夫！
矛盾しても大丈夫なように
矛盾を肯定する記事を書いておいたからね
そのおかげで僕は自由に記事を書くことができる！

追伸：自我＝純粋意識＝クオリア　でおｋ
あくまで理想的な個人主義についての話であり
現実の個人主義は利己主義と混同する輩のため
うまく機能しておりませんので
それについていつか記事にするかもしれません
関連独我論についてのたぶん最後の記事