アオチャンの虫写真

群馬県を中心に昆虫や自然の写真を撮影しています。

バッタの仲間-ショウリョウバッタ

2008-01-31 21:00:50 | 写真

ショウリョウバッタはご存知の方が多いと思います、「キチキチバッタ」の方が馴染み深いかもしれません。このバッタ  でかいんです50~80㎜もあるんです、日本で最大級のバツタだそうです。さて 写真の初めを見てください、どこに私がいるんでしょうか?。一目でわかる方は立派な虫目をお持ちの方、まったく解らない方はもう少し自然散策をお勧めします、きっと素晴らしい発見を毎日のようにされると思いますよ!!。ショウリョウバッタは住む環境によって色も模様も変わるようです、うまくカモフラージュしたのが生き残るんでしょう。色の変化を3種類載せてみました。そうそう前の写真は♀ばかりでしたので、♂も乗せてみました、けっこうスマートで男前でしょう??。 思い出しました♂はともかく♀は跳ねるの下手なんです、こんなに大きい足しているのに バッタンバッタンというような感じです。写真が小さくてわかりにくいので回答を追加しました。Img_88082 Img_88081 Img_56251 Img_56911 Img_88111 Img_64031


バッタの仲間-トノサマバッタ

2008-01-30 17:38:04 | 写真

トノサマバッタは40~50㎜もある大型のバッタです。荒地にいることが多く 草むらから急に飛び出してビックリさせられます、飛行距離は50メートルくらいでしょうか!。トノサマバツタはよく夫婦で道端にいます、このときはあまり動かないのでシャッターチャンスです。Img_68331 Img_88771 Img_70731 Img_84351 幼虫は親そっくりの顔ですが翅が短いのですぐわかりますよ。10月になると♀は砂地でお尻を差込産卵します、精一杯土に差込産卵するんですが長さは10cmくらいになるそうです。トノサマバツタの顔はイナゴなどに比べ威厳がありますね、それで名前がついたのでしょうか?。そうそう体の色なんですが、緑の多いところでは緑色、茶色の土が多いところでは茶色になるそうです、保護色ですね。


バッタの仲間-ツチイナゴ

2008-01-29 21:47:03 | 写真

ツチイナゴって土みたいな色しているので付いた名前とか?。この虫は長生きなんです、夏頃から姿を見せて成虫のまま冬を越すんです、春新芽が出てくると色々な葉を食べてから卵を産むようです。冬越しの成虫と幼虫が同時に見られることもあります。幼虫は良く見るとかわいいですよ立派ななみだ目してて短い翅でぴょんぴょん跳ね回ります。親の顔はヒゲは立派ですが..目がね....いまいちダサイいんです。長生きな虫といいましたが、長生きでいいことばかりではありません モズに捕まって「はやにえ」にされてるのを良く見かけます。Img_96081 Img_51131 Img_83731 Img_93541


冬の虫散策 キチョウ ヨモギハムシ ヒッツキムシ

2008-01-28 18:03:42 | 写真

昨日のことです少し暖かいので何かいないかなとその辺を散策しました、まだ寒いので陽だまり中心です。梅ノ木に少しあわてものの花が一輪咲いてます、この辺では早過ぎます霜が心配です。草の間に青光りする虫 ヨモギハムシのようです、成虫で越冬していたのかな?。砂利道を行くとなにか黄色いものが風でヒラヒラしてます、よく見るとキチョウが止まってます昨夜風があったので吹飛ばされたのかな?じっと止まって動かないんです 凍えているのかも?。いつものクヌギの木でクヌギカメムシの卵を覗くと幼虫が卵の周りにある母がくれたゼリーを食べてました、このゼリーを食べながらクヌギの芽吹きを待つのでしょう。帰ろうとして我がズボンを見ると大変な事が起こってます、コセンダングサの実がいっぱい付いているんです、なかなか取れなくて苦労しました。どうしてこんなによくひっつくのかなと思い写真に撮ると... 納得ですコセンダンクサの実ってこんな構造してたんですね、だから「ヒッツキムシ」と呼ばれるんだ!!。Img_34321 Img_335611 Img_345111 Img_34261 Img_342612


バッタの仲間-コバネイナゴ ハネナガイナゴ フキバッタの仲間

2008-01-27 21:47:11 | 写真

イナゴの佃煮って食べた事ありませんか??。私の田舎では秋になると木綿の袋を持ってイナゴ採りに行った思い出があります。醤油味で甘く煮付けたイナゴの佃煮、イナゴの顔さえ見なければ結構香ばしくておいしいですよ。普通イナゴと言えばコバネイナゴとの事です、顔を見るとちょっとおどけた情けなさそうな顔立ちですね、よく似た仲間にハネナガイナゴがいますこれは翅が喉に引っかかりそうですね。でも フキバッタは翅が無くて食べやすそうに見えますがコバネイナゴはイネ科の植物たべるのにフキバッタはフキ等を食べるそうです、きっとあくが強いかなと思います。旅先のお土産にイナゴの佃煮売ってますから試食してみては!Img_63461 Img_80621 Img_487211 Img_95501


テントウムシへの擬態?-

2008-01-26 21:16:23 | 写真

テントウムシは小さくても目立つ虫です、どうして鳥に食べられないのかなと思いつつ色々聞いて見ました。ある人がテントウムシをいじった手でオニギリを食べたらとても渋くて参りましたとのこと、どうやらテントウムシの味は渋いらしいんです。だからテントウムシを食べた鳥は渋さに驚いて二度とテントウムシを食べないのではないでしょうか?。どなたか試してみてはいかがでしょうか!、きっと二度と試したくなくなるかも?。そこがテントウムシの狙いと思います、鳥が死んでしまったら宣伝が出来ないから!!。前置きが長くなりました、こんなテントウムシのマネをして鳥から身を守っていると思われる虫達がいるんです。私の勝手な選択でいくつか選んで見ました、さてどれが一番マネが上手でしょうか?。Img_04481 ジュウシホシクビナガハムシは7㎜ほどでアスパラを食べてました、ヨツボシナガツツハムシは10㎜ほどでヤナギの葉を食べてました、ヨツボシテントウダマシはキノコ類を食べるとか?、フジハムシ5㎜ほどでフジなどの葉を食べるそうです。Img_23891 Img_271911 Img_18621


テントウムシの仲間-トホシテントウ シロトホシテントウ シロジュウシホシテントウ

2008-01-25 16:53:25 | 写真

今日は斑紋が沢山あるテントウムシ達です。最初は10コの星があるトホシテントウ、林の縁でよく見かけます8㎜程度の大きさでカラスウリ類の葉を食べます。幼虫は身体にトゲがあって蛹に皮が残ってました。斑紋が10コで白い斑紋を持つシロジュウシホシテントウ、5Img_16871 Img_127911 Img_333111 Img_27041 ㎜くらいの大きさでウドンコ病などの菌類を食べるそうです。シロジュウシホシテントウはシロトホシテントウとよく似てますが、5㎜ほどの大きさでアブラムシ カイガラムシ 菌類も食べるそうです、農家の味方でしょうか。斑紋の色と数は名前に良く使われます。


テントウムシの仲間-キイロテントウ カメノコテントウ

2008-01-24 16:57:54 | 写真

今日はかわいいテントウムシの紹介です。先ずキイロテントウですが4㎜ほどの小さくて黄色でかわいいテントウムシです、ウドンコ病の菌なんかを食べてくれるありがたいテントウムシなんです。カビの生えている葉に良く見られますよ。ヒメカメノコテントウはカメノコテントウと同じく亀の甲羅状の斑紋を持ってます、大きさはかなり違っていてヒメカメノコテントウ約4㎜、カメノコテントウ約12㎜です。カメノコテントウは関東地方では最大のテントウムシだそうです。ヒメカメノコテントウはアブラムシを食べていますが、カメノコテントウはクルミハムシ等の幼虫を食べているそうです。カメノコテントウの幼虫は10㎜くらいの大きさでしたが、少し怖い感じです。Img_258611 Img_259011_2 Img_1542311 Img_34991 Img_16031


テントウムシの仲間-アカボシテントウ ニジュウヤホシテントウ

2008-01-23 18:31:19 | 写真

テントウムシの仲間にも良く似たそっくりさんいます。アカボシテントウとヒメアカボシテントウは良く似てますが大きさが約6mmと約4mmとアカボシテントウの方が大きいんです、ともにカイガラムシを食べるので樹木にとっては有り難い虫でしょうか。もう一組はニジュウヤホシテントウとオオニジュウヤホシテントウです、ジャガイモの葉を食べるので農家の方に嫌われます。大きさはともに6mmほど 同じ畑にいることもあるのでうっかりすると直ぐに間違えます。見分け方はお腹の前方にある斑紋の並び方が違うんです。詳細の説明は避けますが写真を良く見比べて下さい。Img_97431 Img_1317111 Img_03311 Img_35591


テントウムシの仲間-ナナホシテントウ

2008-01-22 21:07:29 | 写真

少し前にもナナホシテントウの冬越しをお話しましたが、あらためてこの虫を紹介します。なにしろ我家の庭にもいるので親しい間柄なんです。先ず最初はシャクヤクをアブラムシから守ってくれるナナホシテントウ、そしてその卵達です。幼虫は親と全く違う格好してますがやはりアブラムシを食べるそうです、幼虫が大きくなるとコンクリの壁などに逆さまでしがみ付いて蛹になるんです。羽化したばかりの成虫は最初は黄色一色、時間がたつと少しづつ七つの斑紋が浮かび上がります。写真の黄色いテントウムシは約1日ぐらい経っているでしょうか。いやな味と臭いで鳥に嫌われるテントウムシにも敵がいましたヤニサシガメの幼虫に襲われ体液を吸われてました、これも自然なんですね!!。Img_11001 Img_97091 Img_01061 Img_28771 Img_28951 Img_92511


テントウムシの仲間-ナミテントウ(テントウムシ)

2008-01-21 16:27:33 | インポート

「テントウムシ」と子供に聞くとナナホシテントウをイメージするらしいですが、図鑑によればナミテントウを別名テントウムシと呼ぶとのことです。ところでナミテントウなんですが、これがまた色々な模様(斑紋)があって面白いですよ!。斑紋の定義が良くわからないので図鑑の模様に近いのを掲載しました そこImg_184211 Img_18501 Img_18611 Img_19541 Img_270111 で?マーク付です。実際に観察すると二紋型、四紋型の数が多く紅紋型は少ないです 斑紋型はさらに少ないように思います。晩秋になると山際のコンクリート製電信柱によく集まるので斑紋比べには絶好です。ちなみに私の観察ポイントは松井田町の鉄道文化村からメガネ橋にかけての遊歩道(鉄道線路のあと)なんです。


冬の虫観察-アゲハチョウの蛹

2008-01-20 21:41:28 | 写真

アゲハチョウ(ナミアゲハ)の蛹を見て歩きました、体長20ミリ程の蛹なんですが良く見ると個性が有るんです。人の目から見たら上手に周りに溶け込んで目立たない蛹、とてもではないけど こんな事で鳥に見つからずにすむのかなーー??、と大変心配な蛹....。春になって蝶になれるのはどれなんでしようか??。多分変身が上手なものだけが生き残るのかなーーー??。鳥は鳥目なんて言われるけど、きっとよく見ているに違いないと思うんですが!!。Img_97311 Img_93341 Img_30521 虫は敵に見つからないように身を守るように進化したと言われてますが下手なのもいるんですね。Img_30351 Img_93251


七色の蛹-ツマムラサキマダラ

2008-01-19 20:56:26 | 写真

南国の蝶はすごいのがいるんですねーー!!。昆虫の森の温室で見かけたツマムラサキマダラは私に強い衝撃を与えてくれました、それほど目立つ蝶ではないんですが翅を開くとブルーメタリックの光が渋く 少しまぶしいです。♀に求愛してホバリングしているときは日に輝いて何ともいえない輝きを放つんですよ。もっと驚いたのが蛹なんです、なんと七色の宝石みたいなんです、こんなに派手な色して鳥に食べられないのかなーー?と思っていたら 体に鳥が嫌がる成分を溜め込んでいるらしいと聞きましたImg_24331 Img_87971 Img_32871 Img_89151 、彼等もしたたかに生きているんですね。


昆虫の森の温室にて-コノハチョウ

2008-01-18 17:24:33 | 写真

冬は虫が少なくてさみしいので、昆虫の森の温室て゛撮影しました。ここは暖かいので天気さえ良ければ蝶が沢山飛んでいるんです。先ず出迎えてくれたのがコノハチョウ 羽化したばかりらしくとても綺麗です。翅を閉じた姿は枯れ葉そっくり 葉脈まで葉の真似をしています、この姿で林の中にいたらまず見つからないでしょう。最近はナガサキアゲハの数も増えたようで♂同士が追いかけっこしてます、オオゴマダラも何故か追いかけっこに参加してます。傍の小枝ではシロオビアゲハが集団見合いしてます、後翅に赤模様のあるのが♀です。何となく楽しくなって帰宅しました。Img_32991 Img_60241 Img_31651 Img_32291_2


シジミチョウ-5 ルリシジミ スギタニルリシジミ

2008-01-17 20:56:46 | 写真

ルリシジミ(瑠璃小灰蝶)は何処にでもいるシジミチョウの一つです、ヤマトシジミなどと少し違うところは比較的に高いところを飛ぶんです。林のかなり上の方まで飛んでいって止まる事も多いです、道路端で吸水していることも..。ヤマトシジミ ツバメシジミより少し大きく 前翅長で17ミリ前後でしょうか。とにかく翅を広げないので困ります、写真屋さん泣かせのシジミチョウなんです。これとよく似たシジミチョウにスギタニルリシジミがいます、ルリシジミと違いあまり見栄えのしない蝶ですが春先だけ発生します(4-5月)  ルリシジミはImg_348511Img_390611 Img_17091 Img_114411 5-6回/年発生するらしいので 探せばすぐ見つかるかもしれません。ルリシジミが棲息するのは人里近くが多く  時には市街地にもいるそうです。スギタニルリシジミは山地に棲息します、春先に野山歩きをしないと会えません。