ショウリョウバッタはご存知の方が多いと思います、「キチキチバッタ」の方が馴染み深いかもしれません。このバッタ でかいんです50~80㎜もあるんです、日本で最大級のバツタだそうです。さて 写真の初めを見てください、どこに私がいるんでしょうか?。一目でわかる方は立派な虫目をお持ちの方、まったく解らない方はもう少し自然散策をお勧めします、きっと素晴らしい発見を毎日のようにされると思いますよ!!。ショウリョウバッタは住む環境によって色も模様も変わるようです、うまくカモフラージュしたのが生き残るんでしょう。色の変化を3種類載せてみました。そうそう前の写真は♀ばかりでしたので、♂も乗せてみました、けっこうスマートで男前でしょう??。 思い出しました♂はともかく♀は跳ねるの下手なんです、こんなに大きい足しているのに バッタンバッタンというような感じです。写真が小さくてわかりにくいので回答を追加しました。
トノサマバッタは40~50㎜もある大型のバッタです。荒地にいることが多く 草むらから急に飛び出してビックリさせられます、飛行距離は50メートルくらいでしょうか!。トノサマバツタはよく夫婦で道端にいます、このときはあまり動かないのでシャッターチャンスです。 幼虫は親そっくりの顔ですが翅が短いのですぐわかりますよ。10月になると♀は砂地でお尻を差込産卵します、精一杯土に差込産卵するんですが長さは10cmくらいになるそうです。トノサマバツタの顔はイナゴなどに比べ威厳がありますね、それで名前がついたのでしょうか?。そうそう体の色なんですが、緑の多いところでは緑色、茶色の土が多いところでは茶色になるそうです、保護色ですね。
昨日のことです少し暖かいので何かいないかなとその辺を散策しました、まだ寒いので陽だまり中心です。梅ノ木に少しあわてものの花が一輪咲いてます、この辺では早過ぎます霜が心配です。草の間に青光りする虫 ヨモギハムシのようです、成虫で越冬していたのかな?。砂利道を行くとなにか黄色いものが風でヒラヒラしてます、よく見るとキチョウが止まってます昨夜風があったので吹飛ばされたのかな?じっと止まって動かないんです 凍えているのかも?。いつものクヌギの木でクヌギカメムシの卵を覗くと幼虫が卵の周りにある母がくれたゼリーを食べてました、このゼリーを食べながらクヌギの芽吹きを待つのでしょう。帰ろうとして我がズボンを見ると大変な事が起こってます、コセンダングサの実がいっぱい付いているんです、なかなか取れなくて苦労しました。どうしてこんなによくひっつくのかなと思い写真に撮ると... 納得ですコセンダンクサの実ってこんな構造してたんですね、だから「ヒッツキムシ」と呼ばれるんだ!!。
テントウムシは小さくても目立つ虫です、どうして鳥に食べられないのかなと思いつつ色々聞いて見ました。ある人がテントウムシをいじった手でオニギリを食べたらとても渋くて参りましたとのこと、どうやらテントウムシの味は渋いらしいんです。だからテントウムシを食べた鳥は渋さに驚いて二度とテントウムシを食べないのではないでしょうか?。どなたか試してみてはいかがでしょうか!、きっと二度と試したくなくなるかも?。そこがテントウムシの狙いと思います、鳥が死んでしまったら宣伝が出来ないから!!。前置きが長くなりました、こんなテントウムシのマネをして鳥から身を守っていると思われる虫達がいるんです。私の勝手な選択でいくつか選んで見ました、さてどれが一番マネが上手でしょうか?。 ジュウシホシクビナガハムシは7㎜ほどでアスパラを食べてました、ヨツボシナガツツハムシは10㎜ほどでヤナギの葉を食べてました、ヨツボシテントウダマシはキノコ類を食べるとか?、フジハムシ5㎜ほどでフジなどの葉を食べるそうです。
今日はかわいいテントウムシの紹介です。先ずキイロテントウですが4㎜ほどの小さくて黄色でかわいいテントウムシです、ウドンコ病の菌なんかを食べてくれるありがたいテントウムシなんです。カビの生えている葉に良く見られますよ。ヒメカメノコテントウはカメノコテントウと同じく亀の甲羅状の斑紋を持ってます、大きさはかなり違っていてヒメカメノコテントウ約4㎜、カメノコテントウ約12㎜です。カメノコテントウは関東地方では最大のテントウムシだそうです。ヒメカメノコテントウはアブラムシを食べていますが、カメノコテントウはクルミハムシ等の幼虫を食べているそうです。カメノコテントウの幼虫は10㎜くらいの大きさでしたが、少し怖い感じです。
少し前にもナナホシテントウの冬越しをお話しましたが、あらためてこの虫を紹介します。なにしろ我家の庭にもいるので親しい間柄なんです。先ず最初はシャクヤクをアブラムシから守ってくれるナナホシテントウ、そしてその卵達です。幼虫は親と全く違う格好してますがやはりアブラムシを食べるそうです、幼虫が大きくなるとコンクリの壁などに逆さまでしがみ付いて蛹になるんです。羽化したばかりの成虫は最初は黄色一色、時間がたつと少しづつ七つの斑紋が浮かび上がります。写真の黄色いテントウムシは約1日ぐらい経っているでしょうか。いやな味と臭いで鳥に嫌われるテントウムシにも敵がいましたヤニサシガメの幼虫に襲われ体液を吸われてました、これも自然なんですね!!。
ルリシジミ(瑠璃小灰蝶)は何処にでもいるシジミチョウの一つです、ヤマトシジミなどと少し違うところは比較的に高いところを飛ぶんです。林のかなり上の方まで飛んでいって止まる事も多いです、道路端で吸水していることも..。ヤマトシジミ ツバメシジミより少し大きく 前翅長で17ミリ前後でしょうか。とにかく翅を広げないので困ります、写真屋さん泣かせのシジミチョウなんです。これとよく似たシジミチョウにスギタニルリシジミがいます、ルリシジミと違いあまり見栄えのしない蝶ですが春先だけ発生します(4-5月) ルリシジミは 5-6回/年発生するらしいので 探せばすぐ見つかるかもしれません。ルリシジミが棲息するのは人里近くが多く 時には市街地にもいるそうです。スギタニルリシジミは山地に棲息します、春先に野山歩きをしないと会えません。