池井戸潤「花咲舞が黙ってない」

珍しくドラマのタイトルそのままの一冊。
ご存じ花咲舞が大暴れ・・・ではなく
大活躍する一冊です。

花咲舞は本当に真っ直ぐな人。
どんどん突っ走るけど、芯がしっかり
していてブレないのが気持ちいい。
相馬も振り回されながら、
要所要所でフォローして。
相変わらずいいコンビです。
短編はあまり読まないけれど、これは
好きだわ～。

ドラマも好きで見ていたので、
どうしても杏ちゃんと上川隆也の顔が
浮かんできちゃった。
それもまた良かったかな。

半沢直樹まで出てくると思わなかった
ので、ビックリしました。
あちらともつながってるのね。
二大銀行小説のコラボ。

しかしお金が絡むと、悪いことを
考える人がたくさんいるのね。
ただ、勧善懲悪の世界がまた心地良い
のは事実。
悪い奴らのおかげで楽しく読ませて
もらいました。

この話、続編が出る予定はないそうです。
さみしいねぇ。
そんなこと言わずに、って感じですね。
ドラマも見たーい！


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