お餅が好き

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池井戸潤「アキラとあきら」

2017年07月09日 17時12分13秒 | reading
久しぶりの池井戸さん。
700ページの大作、読み応えあったわ~。

まったく違う境遇の子供のアキラとあきらが、
大きくなって同じ銀行に入り、切磋琢磨する。
入社研修時の対決がまず見物。

二人は運命に抗い、彬は身内にも悩まされながら、
それでもブレない思いを抱き続けることで、
懐かしい顔ぶれにも出会う。

ヤスさんとのつながり、ガシャポンとの再会、
感動的だったわ。

池井戸さん得意の銀行を舞台とした物語。
最後は・・・良かった。
金は人のために貸せ、金のために金を貸したとき
バンカーはただの金貸しになる。
この言葉を大事にきちんと実践した結果ですね。
人に苦しめられ、人に助けられた二人でした。

このお話、ドラマになるんですってね。
向井理と斎藤工がアキラとあきら。
どんな感じになるのかな?


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