遠くへ

星が自転車に乗れるようになったので海沿いをサイクリング。
夕日がとてもきれいだったので「写真撮りたいからそこに並んでよ」と言ってみるものの
言い終わる前に二人は視界から消えていた。

遠くへ。

今はまだ「かあちゃんいる？」と言って後ろを振り向くけれど、それもあとちょっとだね。
自転車に乗っている時の二人のいい顔が好きだ。風を感じて誇らしげな顔。赤ちゃんの時の顔を思い出す。

さあ、夕ご飯。
ご飯、じゃがいもと玉ねぎとわかめのみそ汁、かぼちゃと豚バラのオイスターソース炒め、みかん。
子どもが寝たら大人だけアローツリーのケーキ。（衝動買い）

冬の海遊び

水遊びができないと残念がるかと思いきや、思いっきり砂浴びをする３人。
貝を探して砂ごとポケットに突っ込んでる。

「好きなようにしぃや・・・」と後ろを振り向かない母。
貝を目と鼻にくっつけて「グワォー」と追いかけてくる星。
砂浜でつばさの専属馬になる福。すぐに落馬してはゴロゴロ転がりまわるつばさ。
私の胸でスヤスヤ眠る青。

海はいいなあ。やっぱりいいなあ。
泳げなくても、冷たくても、靴に砂が入って気持ち悪くても、それでもやっぱり海はいいなあ。

子どもたちが砂浜で転がりまわっている間に、自動販売機でコーヒーを買ってダンナ氏と並んで座る。
カフェでケーキを食べたいなぁ。美味しいコーヒーが飲みたいなぁ。ふかふかのソファに座りたいなぁ。
映画観たいなぁ。思わないことはないけれど、これはこれでいっか、と思える時間。

コーヒーを飲んでいるこの間だけは、この砂まみれのちびたちをどうするのか考えるのやめよっと。
「考えない、やめよう、忘れよう、考えない、リラックス、リラックス、リラックスするのだ！
するのだ！！！！」って全然してないやん（笑）