旅つづり日々つづり2

旅のような日常と、日常のような旅の記録と記憶。

沖縄 高江で起きていること

2016年07月26日 23時57分01秒 | 社会と政治のこと
辺野古の工事が中断している間にやってしまうのだね。
ここまでするか?するのだね。

選挙で民意を確かめたのではなかったのかね?
確かめたからこその強行なのだね。

どの情報をとるかは、自分で決めればいい。
どんな出来事もひとつの見方だけでは事実は分からないものだから。

でも言いたい。これだけは言いたい。
夏のバカンスで沖縄に向かう人たちへ、ちゅらうみで子ども連れてはしゃぐ親たちへ、
那覇空港でおみやげを両手に抱えて全国各地へ帰ってゆく人たちへ、

知らなかったとは言わせない。
高江で何が起きているのか、辺野古で何が起きているのか、
知ろうとしないまま、沖縄を癒しの島だなんて言うな。
「あー、やっぱ沖縄はのんびりできていいわ」なんて言うな。

映画「標的の村」「戦ばぬ止どゅみ」を見て欲しい。

アメリカでもヨーロッパでも中東でも日本でも、そして沖縄でも
誰かと誰かを争わせて、増悪を深めて、誰かがどこか高いところで笑っているような
気がしてならない。ほくそ笑みながらパソコンを操っている人間がどこかに
いるような気がしてならない。

これを陰謀説、これこそ増悪の連鎖というのなら、私の感覚もおかしくなっているのか。


これが結果

2016年07月11日 22時39分26秒 | 社会と政治のこと
日曜の夜から憂鬱な気持ちで過ごしている。
ふて寝してた。

結果は結果。これが今のこの国のカタチ。
若者の多数が自民、公明を支持しているということがショックだった。
そっか、それでいいんや。

おばちゃんはもうどうしていいのか、わからんよ。

若者と話してみたいな。
自分と異なる考えの人と、静かに話してみたい。できれば飲みに行きたい。

やりきれなさを料理にぶつける。
野菜を切る。肉を炒める。保存できるものをどんどん作る。
ジャムを作る。シソのはっぱを延々とむしる。
作ったものをこどもたちに「ほれ食え、やれ食え」とどんどん食べさせる。

「暮らし」のなかで私は抵抗していく。
ていねいに、平和に暮らしていく。ぐるぐるまわるその歯車には絶対に乗らない。

日曜日は選挙

2016年07月09日 00時38分20秒 | 社会と政治のこと
私はすごく感情的に物事を判断してしまうし、「あっいいな」と思ったら
ぐわーーって熱中してしまうし、とてもじゃないが思慮深い性格とはほど遠い。

安保法案が採決される時、今までに感じたことのないような危機感を覚え
友人知人に自分の思いを一方的に伝えたことを後悔はしていないが、
やり方としては稚拙すぎたな、と思っている。

日曜日は選挙だ。
今回は安保法案が採決された時と違って、自分の意見を「投票」という形で
社会に示すことができる。

だから選挙に行く人が一人でも多いことを私は願っている。
本当は「選挙に行こうよ」というメールを一人ひとりに送りたい気持ちだけれど
押しつけになる気がして、偉そうに言ってる気がして、できなかった。

自分の意見と似た意見を持つ人と話すのは簡単だ。話も弾むし、共感も得られる。
でも、それじゃダメなんだ。違う意見を持つ人とも“対話”を繰り返さないと
そこからしか生まれないものをみんなで大事にしていくしか前へ進む方法はないんだ。

私はこれからもおいしいものと次の旅先を考えながら朗らかに過ごしていきたいし
縁あって私のところにやってきた子どもたちが自分の道をみつけ、歩み始めるまで
手助けしてやりたいし、酔っぱらって自由にものを言いたいし、自由に書かれた本を読み、
音楽を聴きたい。時々は映画をみたり、ライブにいったり、舞台をみて感動したいし
私を育てくれた社会に“仕事”で還元したいとも思っている。
会いたい人には会いたいし、行きたいところには行きたいのだ。

私が笑っていたいから、できれば隣の人にも笑っていて欲しい。
私がおいしいものを食べたいから、できればその美味しさをみんなで分かち合いたい。
結局自分のことばっかりなんだ。自分とその生活を守りたいだけなんだ。

でも、少しだけまだ期待してしまう。
もしもみんながこんなシンプルな幸せを望んだら社会は変わるのではないか・・と。

日曜日が楽しみで怖い。
どんな戦争にも反対。どんな政策であれ、憲法改正であれ、それが世界の平和と逆行
するものであるのならば、私は反対。

その意思を「投票」で示してこようと思う。悩んで悩んで、投票先はまだ決められないけれど。






自分の言葉で語ること。三宅洋平のすごさ。

2016年07月06日 14時59分35秒 | 社会と政治のこと
私は今三宅洋平に夢中なので、また彼のことを書こうと思う。
彼は毎日ほぼ1時間弱、自分の言葉で私たちに語りかけている。
何も見ずに、言葉にも詰まらずに、いいリズムで、はりのある声で。

ユーチューブで見ていると当たり前に見えるが、これって普通の人に
できることではない。自分の政策を自分の言葉でまっすぐストレート
直球どまんなかで1時間話せる人が一体どれだけいるか。私は彼と
山本太郎の他に知らない。(知ってたら是非教えて欲しい)

するっと50分間、自分の言葉を聞かせてしまう男。モテるやろうな・・

選挙は顔で選んでもいいと思う。声で選んでもいいと思う。
ある程度の年齢を重ねていくと、人柄は絶対に顔や声にでるから。
私はホテルのフロントで働いている時に「あっ、この人クレーム言うやろな」
「あっ、この二人は本当に仲良しなんだな」「この人はちゃんと目を見てありがとう
って言ってくれるだろうな」パッと顔をみたらおもしろいほどよくわかるようになった。
(これ、フロントのスタッフみんなが同じこと言ってた)
美人とかハンサムとか背が高いとか低いとか太ってるとか、そういうんじゃない。
どんな生き方をしてきたのか、それがおもしろいほど顔にでてくる、ということ。

三宅洋平はいい顔してる。
勢いのある顔がたくさん並ぶ選挙だったら選ぶのももっと楽しいのにな。

次の日曜日にはいろんなことがわかるだろう。
前は「私はこう思う」「私はこうしたい」「私は、私は」ばっかりを周りに訴えて
しまったけど、今回は静かにこう言いたい。「とにかく選挙に行って投票率を上げて欲しい。
できるだけ多くの人の判断が生かされる社会になって欲しい。」
静かに思ってるだけじゃダメなのかな。もう結果は決まっているのかな。私は気持ち悪い人なのかな。
私が選挙に関心のない人の気持ちが理解できないように、熱くなっている私は滑稽でうるさい人
なのかな。・・・そう思われていたらやっぱり悲しいし、多少心も痛むけれど、その痛みはグッと
腹の奥に押しやって、日曜日は堂々と投票に行こうと思う。

今読んでいる本、“矢部宏治 著/ 「日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか”

いろいろと驚愕することがたくさん。はあ、戦争に負けるってこういうことなんだね。読み進める
につれて「そうだったのか・・・納得」ということが本当にたくさんあってびっくりする。