映画『夜は短し歩けよ乙女』

この作品は、第20回山本周五郎賞、第4回本屋大賞第2位に輝いた森見登美彦の小説をアニメ映画化。
京都の移りゆく四季を背景に、パッとしない大学生と彼が片思いする後輩の恋の行方を、個性的な仲間たちが起こす珍事件と共に描く。
主人公の声を、テレビドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』などの星野源が担当。
監督の湯浅政明をはじめ、脚本の上田誠、キャラクター原案の中村佑介ら、森見原作によるテレビアニメ『四畳半神話大系』のスタッフが再集結する。


クラブの後輩である“黒髪の乙女”に恋心を抱く“先輩”は、「なるべく彼女の目に留まる」略してナカメ作戦を実行する。春の先斗町に夏の古本市、秋の学園祭と彼女の姿を追い求めるが、季節はどんどん過ぎていくのに外堀を埋めるばかりで進展させられない。さらに彼は、仲間たちによる珍事件に巻き込まれ…。


正直、ものすごくつまらない。
原作の小説がどのように描かれているか分かりませんが、最初から最後まで何を言いたいのか、何をしたいのか理解できないし、面白味が少しも感じられない。
これまでのアニメ作品にはあまり見掛けない画風と声を担当した星野源くらいしか惹かれる部分がないように感じます。