Key_Kitaの独り映画日記

主に観た映画・ドラマの感想を書いてます。
最新映画だけでなく過去の作品や雑談も少々。

映画『つむじ風食堂の夜』(2009年)

2015年11月11日 | 映画(DVD)
この作品は、映像(Cinema)と音楽(Music)のコラボレーションを目指す『CineMusica(シネムジカ)』シリーズ第7弾。人気作家・吉田篤弘の小説を、『地下鉄(メトロ)に乗って』『真夏のオリオン』の篠原哲雄が映画化。主演に八嶋智人、月船さらら、下條アトム、田中要次、スネオヘアー、生瀬勝久ら個性派キャストが脇を固める。

雨降り先生の「私」、古本屋の「デニーロの親方」、イルクーツクに行きたい果物屋の青年、不思議な帽子屋・桜田さん、背の高い舞台女優・奈々津さんなど個性的な常連客が集う「つむじ風食堂」のさりげない日常を描く。


全体的に地味ですが個人的には好きな作品でした。
少し現実世界から浮いているような不思議な世界観でノスタルジックな感じで無理にストーリーを盛り上げることがないし、派手な仕掛けもありません。だからこそ、この世界観が出来ているんだと思います。
個性的な登場人物の一人ひとりの雰囲気、セットの雰囲気などそれらの醸し出す街のにおいや雰囲気、静けさを感じられる。
ストーリー、作風が地味なので好みはあると思いますが、個人的には好きでオススメの作品です。

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