勉強かあさん

仕事・育児・勉強について綴ります

「READING HACKS!」と書籍検索

2009-05-24 09:00:48 | 書籍


本を読むのが好きですが、「本の読み方」に関する本を読むのも好きです。


READING HACKS!読書ハック!―超アウトプット生産のための「読む」技術と習慣
原尻 淳一
東洋経済新報社
売り上げランキング: 13382


体系的な本の読み方やしおりの使い方、ブログでの読書カード整理など参考になること多々。


「本は自分で買え」と言うのではなく、お小遣いの少ないサラリーマン向けに図書館の利用法が書いてあるところも好ましい。


私としては、書籍検索のサイトが参考になりました。


ついGoogleかAmazonで書名をダイレクトに検索していましたが、連想検索で関連する書籍を調べられるのはなかなかのもの。


Webcat Plus


想-Image Book Search


関連する書籍のタイトルを見て、またその本を読むのも楽しみが広がりそうです。






Firefoxのはてなブックマークアドオンが落ちなくなった

2009-05-21 21:53:58 | IT


以前Firefoxのはてなブックマークアドオンが落ちて困るというを書きましたが、はてなブックマークのアドオンをアップデートしたらブックマークを追加しても落ちなくなりました。よかった~。


今度は、はてなアンテナに挑戦。が、gooのRSSリーダーの方が使い勝手がよい気がする。。。


ぼちぼち色々試してみようっと。






「裁判長!話が違うじゃないですか」

2009-05-20 21:27:29 | 書籍


明日から裁判員制度が始まります。


本当に裁判員制度は大丈夫なの?というのがこの本の感想。



本書の中で池内ひろみさんが



今の時代医療過誤が多いからと、「手術員制度」なるものができたとしたらどうだろう。通院・投薬で治癒する患者ではなく、生命の危険があり手術を必要とする重篤な患者だけを選んで、医師3人の執刀に加えて、「くじ」で選ばれた一般市民6人が参加し、医者と市民それぞれが1回ずつ患者の体にメスを入れる。専門性が必要で困難な部位は医者が行うが、1回だけ市民が、市民感覚をいかしてメスを入れる。そんな手術に、わが身、わが子を任せることが出来るだろうか。



と書いています。


私はこんな手術を受けたくないし、手術員にもなりたくない。


裁判だって同じこと。裁判員制度の本質をズバリ表していますね。


この本には、裁判員制度の様々な問題点が挙げられていますが、これらの問題をとてもクリアできるとは思えません。


いずれ裁判員制度は破綻するのでは?と思っています。






新刊ラジオPodcasting

2009-05-16 14:47:20 | お気に入り


書評のPodcastを聴くのが好きです。


勝間和代のBook Lovers


通勤立読み『ブックラリー2009』


これらに最近新しく加わりました。


新刊ラジオPodcasting


Febeの株式会社オトバンクにより提供されてます。


本の一部をドラマ仕立てにして紹介したりして、肩の凝らない本の紹介になっています。


バックナンバーをがんがんダウンロードして聴いています。


最近よかったのは「会社人生で必要な知恵はすべてマグロ船で学んだ」という本の紹介をした


まだ読んだことはないですが、漁師達の含蓄のある深い言葉が身に染みます。






公取委vsJASRAC

2009-05-13 20:14:01 | 知財


すっかり知財の世界はご無沙汰ですが、IT Proに公取委がJASRACに排除措置命令を行ったことに関する記事がありました。


「一体,我々のどこが悪い」,JASRACが公取委と全面対決へ


公取委が語るJASRACを問題視した理由


公取委のインタビュー中に



公取委全体としては,知的財産分野への独禁法適用も例外なく行っていくという方向性を示していることは事実。しかし,今回の排除措置命令がその一環として行われたわけではない。あくまで独立した案件となる。



とあります。


特許法の勉強をしていた頃は、独禁法は頭のほんの片隅にあった程度。


でも、現実的にはこうして適用される場面もあるのだなと実感した次第。






「迷ったら進む」か

2009-05-11 22:17:36 | 日常


偶然はてなの最新人気記事からたどり着いたブログを読んでジーンときてしまった。


以下引用。



厳しい状況のときは、小さくてもいいが目先の目標を立ててそこまで何も考えずにやり抜くのがいいと思っている。見通しの立たない頭でなまじに考えると迷う。




迷ったら進む。どこかにたどり着くまで貫いて進むこと。


それをいつも思う。挫折なんて人生にいらない。



先日書いたの子供の受験は悩みの中のごく一部。


はっきりとしたものから漠然としたものまで色々悩みはありますが、このブログの筆者とは悩んでいたことは違うけれど、どうすべきか教えられた気がします。


精神的な疲労がたまっていたと思うんですが、前向きな気分で寝られそうです。






中学受験はつらいよ

2009-05-10 07:36:08 | 子育て


子供が小4の時、学童がなくなるので学童代わりにと友人の行く塾に一緒に行かせたのがそもそもの間違いでした。


子供には一を聞いて十を知る子もいれば、一歩進んで二歩下がる子もいる。


どうやらうちの子は二歩下がる方。やってもやっても、ちっとも成績が上がらず。


受験どころか学校レベルの基礎も危ない感じなので、しょっちゅうやめさせようかと思うけれど子供は続けたいらしい。塾の授業自体が面白いとのこと。


続けたい意欲が勉強に結びついてくれればよいものの、15分、20分勉強すると本人はもうやった気になっていて、あとは怒られて机に向かう始末。


高嶺の花でも行きたい学校があって、塾の授業が楽しくて通っているならよしとすべきですかね。


本人がやりたいなら、親として協力したいのはやまやまですが、いつまで経っても出来るようにならないのを見てると神経いらだってこちらが参りそう。


引き際が肝心とも思うのですが、成功するにろ失敗するにもどうせ6年生で終わるわけだし、まあ本人の納得がいくまでやらせればいいかなとも思ったり。


勉強法の本や心理学の本を比較的読んでいるにもかかわらず、「それを言っちゃお仕舞いよ」的な言葉を子供にガンガン言ってしまうし、典型的なダメ親になっている自分。そんな自分に嫌気がさしているのもやめたくなる理由だったりします。


このまま6年生まで葛藤するのか、どこかで見切るのか、どうしたものか。


色々悩みはつきないものです。






「流れる星は生きている」

2009-05-09 14:54:30 | 書籍


作家・新田次郎の妻の藤原ていさんが、終戦直後、夫と引き離され、乳飲み子を含む3人の子供を抱えながらも、1年かけて満州から朝鮮半島を抜けて日本に引き揚げてきた体験を綴った本。


流れる星は生きている (中公文庫)
藤原 てい
中央公論社
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途中の行程のあまりの凄惨さに、よくぞ3人の子供を一人も死なせずに連れて帰って来られたものだと、母の偉大さに頭が下がる思いです。


持ち出したお金も尽きかけて、母子だけで極貧の避難所生活を送っている時も、仲間の日本人は冷たく、その困窮ぶりをあざ笑い、逆に、一部の朝鮮人は母子の哀れな姿に同情し、食べ物を分けてくれている。こういう描写を読むと、極限の状況で自分はどちらの人間になるのかといつも考えてしまう。どう考えても自己保身に走りそう。だからこそ、憎むべき相手にも同情を寄せられる人は神に見えます。


ところで、ていさんの3人の子供の一人である正彦さんはなんと国家の品格 (新潮新書)の藤原正彦さんだったんですね。驚き。今まで国家の品格は積ん読でずっと放置しておいたけれど読まねばと思いました。






「ハッピーバースデー」

2009-05-07 22:39:43 | 書籍


上の子が教材に出ていた内容が面白かったからと図書館でリクエストした本を、連休中に私も読んでみました。


ハッピーバースデー
ハッピーバースデー
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青木 和雄 吉富 多美
金の星社
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母親の心理的虐待により声を失った小学5年生の主人公あすかが、慈愛に満ちた母方の祖父母の元で心の傷を癒して声を取り戻し、やがて周囲の人に力を与える存在に成長していく姿を描いているのですが、全編通して泣けました。


母親の心理的虐待は、母親自身の弱さ、偏狭さに寄るものですが、それはあすかを預かった祖父母(自分の両親)との葛藤から来ているという点に、どんな親でも完璧にはなれないのだということ思い知らされます。一方、問題にきちんと向き合えばいずれ解決できるのだいう期待も抱かせてくれます。


私自身、叱っているつもりがいつの間にか感情的になっている場合、自分のコンプレックスから来ていることがあります。今まで母親べったりだった小5の娘も、だんだんそういうことに気付くようになったようで、指摘されてドッキリなんてこともあります。


親子だけの狭い環境では、親が絶対的存在になって子供を支配してしまうことがありがちです。私の場合、外で働いていて自分の能力を客観視する機会が与えられているおかげで、自分も出来ないのだから子供にばかり要求しても仕方ないよねという気にもなりますが、そうでなかったら完全に強圧的な母親になってしまったでしょう。実際はそう思っているのは私だけで、子供の方はうるさい母親と思っていそうです。


これから子供は反抗期真っ盛りになっていくでしょうが、親だけでなく色々な大人との関わりの中で、親を乗り越えていってほしいと思います。