つい先ほどまでパンジーやノースポールが植わっていた場所です。
成長して込み合って伸びた先が倒れてしまったり、
株元が枯れこんできたり見苦しくなったりもします。
花はまだ付いているのですが、
この季節に思い切って入れ替えを行います。
一部のエリカや小花が可愛いアリッサムなどは残して全て抜きます。
抜いた部分に、堆肥や天然の石灰(効き目が穏やか)、
時には土の状態をみて、赤玉土やピートモスを加えて混合します。
できるだけ広い面積の土作りを行いたい事と、
梅雨前の気候の良いこの季節は、花苗も非常に多く出回る為、
思い切ってこの時期に植え替えする事が良いと思っています。
抜いた場所の土作りを済ませた後、
整地をしてから、苗をポットのまま仮置きします。
植えてしまってからでは移動もしにくいので、
この時に位置の確認や、数を増やしたり減らしたり、
バランスを見ながら考えます。
この場所は、黄色を主とした組み合わせにしました。
黄色の”マリーゴールド”、”けいとう”をベース(一番多く使用する)にして、
少し華やかにする為に、
黄色の”バラ咲きカランコエ”
と、黄色、オレンジ色の”ミニ ガーベラ”
を組み合わせました。
葉物には夏の定番の”コリウス”を入れます。
花の少ない真夏にも元気に花壇を飾ってくれる、小さいけれど頼もしいやつです。
見にくいですが、
後ろの方には、縦のラインを作ってくれる”サルビア コッキネア”の赤と白花を入れました。
涼しげな花の付き方が好きで、もっともっと使いたいと思っている花です。
初夏を彩る花たち、
水やりを頑張って!元気に咲かせて欲しいですね。