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日本国憲法は押し付けられたか?」-8

2007年01月03日 14時59分14秒 | 憲法9条を守ろう
植木枝盛に憲法のルーツを見る
それでは、ここから幕末から明治維新期そして自由民権運動に至る憲法制定に関わる国民の運動をみてゆきましょう。
話を興味深く展開するため、時系列的ではなく、任意に並べてお話します。

1880年の婦人参政権!(1880年9月)
明治憲法(1889年)公布に先立つ、明治13年(1880年)6月、区町村会法に基づき土佐・上町・町会(町議会)では20歳以上の男女に選挙権・被選挙権がある町会規則を設定し、3ヶ月に亘る県令との闘争の結果、9月20日とうとう県令はこれを認める裁定をおこなった。その後、隣の小高坂村でも同様の内容を実現したのである。
 自由民権の理論家 植木枝盛はこれを称して
「男女同権ハ南海ノ某一隅ヨリ始ル」
と高知新聞に書いたという。

「自由党」の結成(1881年)
おりしもこの年、立志社の同志によって自由民権運動の象徴的存在であった「愛国社」再興の第4会(大会)が開催され、「国会期成同盟」が愛国社とは別の団体として(いわゆる統一戦線のようなものか?)結成された。そしてこれを足掛かりに翌・明治14年(1881年)の「自由党」の結成に繋がって行く。

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