北海道函館市の建築設計事務所 小山設計所

建築の設計のことやあれこれ

Fuggerei (フッゲライ)  その4

2016-10-16 08:59:09 | 日記


アウグスブルクの街の郊外には、ドイツ空軍の主力戦闘機メッサーシュミットの工場が

ありました。









  





左は設計者の“ウィリー”ヴィルヘルム・エミール・メッサーシュミット(Wilhelm

Emil "Willy" Messerschmitt博士。






戦争になると、銃砲などの兵器製造工場や、戦闘機などの航空機製造工場、艦船のドッグ

のある都市は、敵に狙われてしまいます。アウグスブルクの街も、第二次世界大戦の末期

、イギリス本土から飛来してきた、連合国側のフランス空軍やアメリカ軍などの爆撃機に

爆撃され、400年以上も経たFuggerei(フッゲライ)も被災してしまいます。










Allied bombings of Augsburg inWorld War Ⅱ-Bunker Movie in Germny と

いう当時の映像です。PartⅠ よりも PartⅡ の方が Fuggerei(フッゲライ) 

映っています。













(映像の中に出てくる眼鏡の老人の方は、デューラー作のヤーコプ・フッガーの肖像画に

似ているような気もするので、敗戦時のフッガー家当主の方か?とも思うのですが、残念

ながらドイツ語が解りませんので、確信はありません、、、。)







戦後、壁だけ残っていたのを、屋根から作り直している写真です。








ドイツの人、ほかの都市でもそうですけど、よく元通りに直しました、、、。偉いです。








                   Fuggerei (フッゲライ) その5 につづく










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