身近な自然となかよくblog (旧「菊名エコクラブblog」)

自然環境と調和した持続可能な社会を!

by NACS-J認定 自然観察指導員 松田 照之

11月26日にどんぐりを使ったクリスマスリース作りの活動をしました

2017年11月27日 18時12分47秒 | 篠原園地
毎回、篠原台町自治会主催で行っている篠原園地の自然観察会。

室内に入ることのできる人数に限りがあるこため、町内以外のお知らせは控えさせていただいていましたが、今回は篠原台町自治会事務所にて、どんぐりを使ったクリスマスリース作りを行いました。

この企画は昨年初めて行なったのですが、こした機会でないと色々な種類のどんぐりにふれあう機会がないという気づき、またどんぐりでこんなに立派なリースができるとは思わなかったといった感想があり好評だったため、今年も行なうこととしたものです。
今年は14名の参加があり、どんぐりやその他の木の実を使って各自思い思いにクリスマスリースを作っていました。

詳しいお話は、また後日少しづつしていくつもりです。


工作をしつつ、どんぐりの帽子の部分を指に乗せ楽しむ。

今年参加の14人分のクリスマスリース。



コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

どんぐり樹種の種まきをしました

2017年11月22日 09時14分57秒 | その他
秋になりどんぐりがたくさん落ちています。

どんぐりは木の実。
木の実の中には種子が入っているものです。

どんぐりは実の部分がほとんどない木の実。
なので土に埋め、水やりをしていれば芽生えてきます。

緑を増やすために、お花屋さんで苗などを買う必要はありません。
どんぐりなど、森に落ちている木の実、種子を拾って蒔けば良いのです。

そうすれば、ただ緑を増やすというだけでなく元々あった緑、その土地に元々生育していた植物たちをたとえばご自宅のお庭などに回復させることもできます。

ただ、どんぐりのように拾いやすくて集めやすい種子もありますが、反対に集めにくい種子の植物もあります。
こうした植物たちをどうやって回復させていったら良いかということにも、気を配ることが大切だと思います。
また、どんぐりの樹種のような木や、こうした木々たちがつくる森だけでなく、野草たちや、それらがつくる草原(くさはら)といった緑もも大切です。
なぜなら緑は木ばかりでなく野草もあって、野草たちもどんどん姿を消しているから。
そして、そこには森とは違った昆虫たちや野鳥たちが生息していたり訪れたりするからです。

家や道路やその他いろいろな建物や施設ばかりが立ち並ぶ私たちの住む町も、昔は森や小川や田畑が広がっていたはずです。
人間も空気を吸って呼吸した地、日の光を浴びたり、雨の恵みを受けたり、また同じようにして育った農作物などを食べて生きています。
こうした環境こそが、私たちが生き、生活するために本当に必要な本来の基本の環境であり、それは時代が変わっても変わることがありません。
ですからこ、便利になっているのに、さらに便利にな世の中に向かっている現代でも、こうした環境も残していく必要があるということを念頭において、自然が共存した環境を少しでも維持したり、取り戻していくことができたら良いのになぁと思います。


一口にどんぐりと言っても、どんぐりのなる木はたくさんあります。
なのでこれらの木のことを僕は、どんぐりの木とか、どんぐりのなる木、どんぐり樹種と言っています。
今日は2種類のどんぐりを紹介したいと思います。


これはカシワのどんぐり。
芽のようなものが出ているのが一番わかりやすかったので、まずカシワを紹介します。
5月のこどもの日のころに食べる柏餅の柏も、どんぐりの木の仲間なのです。
写真をよく見るとどんぐりから芽のようなものが出ています。
これが、冒頭でどんぐりは芽生えるので育てられるとお話しした証拠写真です。


この芽のようなものが、本当に芽なのかどうか・・・。
ここでお話ししてしまうとネタバレしてしまいますので、どうぞどんぐりを拾っていただいて、実際に育ててみてください。


これは雑木林の代表的な木、コナラ。
公園にも植えられるようで、よく見かけます。


このコナラも芽のようなものが出かかっているのがわかります。











コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする